今回の暗渠散歩は目黒。いい暗渠あるんすよ、旦那。
と、誰を誘うでもなく、行人坂へ。
この坂、結構、急。登りはまだしも、下りは平行を保っているのが難しいくらい。
そんな坂の途中に祠。
祠の右左でさえ、段差があれだけある。
坂とか橋ってえのは、異界とこちらがわを結ぶ境だから、魔除けみたいなものが必要。それが道祖神であったり、ここでは坂守天人。要は境の神。割と猿田彦に同一視されたりもする、クナド神として。能も橋掛かりから異界のもんがやって来て、やれ念仏唱えてくれとか、助けてたべや御僧とかおっしゃるわけで、坂とか、橋とか、あと辻ね、こういうとこは要注意。
五百羅漢像。
この坂の下に、まさに五百羅漢寺という名称の寺もある。そっちはかなり近代的なビル。
とだけ。
それぞれの羅漢さんたちの表情がよい。
別段、拝観料やら何やらなく、このお寺は開放されていて、自由にお参りできる。
とろけ地蔵さん。
江戸時代に漁師さんが、海から引き上げたもの。海中に沈んでいたせいか、ずいぶん洗われてる。こういう造形をお地蔵さんとして手を合わせることって、実は、なんだか素敵なことなのではないかと思う。五百羅漢に、このお地蔵さん。暗渠散歩で通り過ぎてしまうにはもったいないお寺。
お地蔵さんに何気なく置かれた道祖神。やはり、ここが坂のお寺として機能しているんだな、と思う。
後生車ってわけじゃないだろうけれど、お経の書いてある車輪。これを回すことによってお経を読んだ功徳を積むことができる、と。
このお寺があまりにも興味深かったので道草くってしまいましたが、さて、次回こそ目黒を出発して暗渠散歩へ、と。
と、誰を誘うでもなく、行人坂へ。
この坂、結構、急。登りはまだしも、下りは平行を保っているのが難しいくらい。
そんな坂の途中に祠。
祠の右左でさえ、段差があれだけある。
坂とか橋ってえのは、異界とこちらがわを結ぶ境だから、魔除けみたいなものが必要。それが道祖神であったり、ここでは坂守天人。要は境の神。割と猿田彦に同一視されたりもする、クナド神として。能も橋掛かりから異界のもんがやって来て、やれ念仏唱えてくれとか、助けてたべや御僧とかおっしゃるわけで、坂とか、橋とか、あと辻ね、こういうとこは要注意。
五百羅漢像。
この坂の下に、まさに五百羅漢寺という名称の寺もある。そっちはかなり近代的なビル。
とだけ。
それぞれの羅漢さんたちの表情がよい。
別段、拝観料やら何やらなく、このお寺は開放されていて、自由にお参りできる。
とろけ地蔵さん。
江戸時代に漁師さんが、海から引き上げたもの。海中に沈んでいたせいか、ずいぶん洗われてる。こういう造形をお地蔵さんとして手を合わせることって、実は、なんだか素敵なことなのではないかと思う。五百羅漢に、このお地蔵さん。暗渠散歩で通り過ぎてしまうにはもったいないお寺。
お地蔵さんに何気なく置かれた道祖神。やはり、ここが坂のお寺として機能しているんだな、と思う。
後生車ってわけじゃないだろうけれど、お経の書いてある車輪。これを回すことによってお経を読んだ功徳を積むことができる、と。
このお寺があまりにも興味深かったので道草くってしまいましたが、さて、次回こそ目黒を出発して暗渠散歩へ、と。
あと、私事ではありますが、歩いてたり自転車で、廃屋とか朽ちかけた木とかを目にすると強烈に惹きつけられて、思わずさわってしまうんです。
あたし、変かしら?(団地妻昼下がりの妄想)
触感が大事なのよね。おびんづる様じゃなくても、ふと見かけた祈りの造形なんか触れちゃうわよね。
変じゃないわよ、あなたも。