毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

冬の北陸旅行大作戦(1)

2020年02月04日 22時43分28秒 | 観光
冬の北陸美術館旅行。飛行機で小松空港へ行き、金沢の石川県立歴史博物館を見物、その後富山に移動して富山県美術館。一泊して翌日は富山市ガラス美術館、入善町下山芸術の森発電所美術館、そして糸魚川から新幹線で帰ります。なんだか団体観光旅行のような行程で石川、富山、新潟、3県を股にかける慌ただしい旅。貧乏性の人間が企画するとこういう旅行になりがちです。


 羽田から小松に飛ぶと、窓から目を離せない山の景色が続きます。南アルプスの白根三山。日本で2番めに高い北岳、間ノ岳、それから西農鳥、農鳥岳が続きます。以前、あれを歩き通したんだと感慨再びです。小松空港に着いてバスで金沢へ。


金沢の語源とされる「金城霊沢」。伝説では芋掘り藤五郎が芋についた砂金をここで洗ったことからここが「金洗沢」と名付けられ、それが金沢になった、と。真偽は知りません。


 石川県立歴史博物館。ぼくにとっては最後の2室がたいへん興味深かった。石川県の民間信仰や祭りをヴィジュアルで見せてくれます。最後の部屋は祭りを3面の映像、迫力ある音で再現してくれて、これはぜひとも現地でみたいとそんな気にさせてくれます。今年は珠洲で奥能登国際芸術祭が開かれるので、それに合わせて須須神社のキリコ祭りを見に行こうかと早くも秋の計画です。気が早いというより、航空券は早く買った方が安い、という貧乏根性であったりします。

金沢からIRいしかわ鉄道で約1時間、富山へ。地方の第3セクター鉄道って、ヤンキーキラキラネームっぽいのが多い中(あと地方空港も)、そんな中でIRいしかわ鉄道、わりとすんなりすっきりした名前です。さすが石高ミリオン。


富山県美術館は、前身があれだろ? あの図録焼いちゃったとこだろ? 的なことはおいといて、瀧口修造の部屋が大変好みでありました。美しい小宇宙。シュルレアリストのレアルの美しさ。


ここで一泊。浦島太郎気分で海のおいしいもの食べて、酒飲んで富山で陽気に過ごします。
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