2014年4月10日、この日は春の青春18きっぷ最終日。あと1つ残った18きっぷを使いきってしまいたい、否、使わねばなるまいと固い決意をしたものの、さてどこに行こうか、と。あれこれ思いを巡らせ、そうだ、行ったことのない身延山久遠寺へ行ってみよう、ついでにこの際乗ったことのない身延線童貞を棄ててこよう、と。
身延山久遠寺と言えば日蓮宗の本山という認識くらいしかなくて、身延線もこれまた乗る機会がまずない路線。そんな我が人生の片隅に光を当てよう、一隅の花を咲かせよう、まさしく晴れた春の一日にふさわしいではないか、ああ、そうしようそうしよう、と出かけて参りました。
池袋から埼京線で新宿までひと駅。聞いてはおりましたが、通称痴漢電車埼京線のラッシュを味わい、新宿で涙目。なるほどこれだけ人と身体を密着させるのはなんだかグレコローマンスタイル。新宿で中央線快速に乗り換えたところ、なんと次の駅中野からは各駅に停まります、などと私を突き放すアナウンス。延々各停で高尾へ、そこから大月行きに乗り換え、さらに大月から甲府行き。甲府で本日の第一目標である「初めての身延線」に乗り、うんうん、なかなかおれもできるな、と自己満足。こうした小さな自己満足を積み重ねることで人生は楽しいものになります。褒めて育てます。
身延駅で降りてバスで身延山へ。
この辺はしだれ桜が有名らしく山門にたどり着くと見事な花がようこそ、いらっしゃい、とお出迎え。いい気分です。
山門をしばらく進むと本殿へと登る階段が。
階段を前にうろたえている人々を横目に、ほほほ、ふだん自転車に乗り、山に登り、身体鍛えてますから、こちとら、伊藤英明ですから(うそ)、などと半笑いで登り始めたところ、途中でバテバテになってしまうというオチがついた、階段がこちらでございます。結構たいへん。暑いし。ハアハア言いながらも呼吸が乱れているのをさとられたくないので上から写真を撮ったりして、連れもいないのに平静をアピール。誰が見ているかわかりません。
そんなわけで参詣を済ませて桜を見物して同じバスに乗ってふたたび身延駅へ。ただ私、基本的に同じ道を往復するのは好きではありません。日帰りだったらなおさら。そこで帰りは身延から甲府に帰らず、反対側の富士に出て、そこから東海道線で帰ります(本当は普通車グリーン車がない中央線ではなく、東海道線のグリーン車で一杯やりたいからなんだけれども)。
さて、そんな身延山で撮った桜の写真で本日はお別れです。またお会い致しましょう。
身延山久遠寺と言えば日蓮宗の本山という認識くらいしかなくて、身延線もこれまた乗る機会がまずない路線。そんな我が人生の片隅に光を当てよう、一隅の花を咲かせよう、まさしく晴れた春の一日にふさわしいではないか、ああ、そうしようそうしよう、と出かけて参りました。
池袋から埼京線で新宿までひと駅。聞いてはおりましたが、通称痴漢電車埼京線のラッシュを味わい、新宿で涙目。なるほどこれだけ人と身体を密着させるのはなんだかグレコローマンスタイル。新宿で中央線快速に乗り換えたところ、なんと次の駅中野からは各駅に停まります、などと私を突き放すアナウンス。延々各停で高尾へ、そこから大月行きに乗り換え、さらに大月から甲府行き。甲府で本日の第一目標である「初めての身延線」に乗り、うんうん、なかなかおれもできるな、と自己満足。こうした小さな自己満足を積み重ねることで人生は楽しいものになります。褒めて育てます。
身延駅で降りてバスで身延山へ。
この辺はしだれ桜が有名らしく山門にたどり着くと見事な花がようこそ、いらっしゃい、とお出迎え。いい気分です。
山門をしばらく進むと本殿へと登る階段が。
階段を前にうろたえている人々を横目に、ほほほ、ふだん自転車に乗り、山に登り、身体鍛えてますから、こちとら、伊藤英明ですから(うそ)、などと半笑いで登り始めたところ、途中でバテバテになってしまうというオチがついた、階段がこちらでございます。結構たいへん。暑いし。ハアハア言いながらも呼吸が乱れているのをさとられたくないので上から写真を撮ったりして、連れもいないのに平静をアピール。誰が見ているかわかりません。
そんなわけで参詣を済ませて桜を見物して同じバスに乗ってふたたび身延駅へ。ただ私、基本的に同じ道を往復するのは好きではありません。日帰りだったらなおさら。そこで帰りは身延から甲府に帰らず、反対側の富士に出て、そこから東海道線で帰ります(本当は普通車グリーン車がない中央線ではなく、東海道線のグリーン車で一杯やりたいからなんだけれども)。
さて、そんな身延山で撮った桜の写真で本日はお別れです。またお会い致しましょう。