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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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ゼロには何をかけてもゼロになる…兵庫県丹波市

2008年08月07日 20時47分31秒 | Weblog
「無から生み出す有は無い」とでも言うのでしょうか。
何かを作り出し、その作り出した何かに様々な要素を加えながら、有効有益なものに仕上げて参ります。その最初に作り出すのが初産の苦しみを味わう事になるのでしょうか。
その苦しみを味わう事も無くして企業も国家も成立しないと言う事でしょう。

最初、何も持たなかった北の国が、核実験やミサイルを発射して周辺諸国や経済大国の危機感を煽り、その代替として経済援助を迫る手法が外交手腕と言えるのでしょうか。
ある新聞コラムに「無を有にするための交渉は結局、無に帰するもの」と言うのがありましたが、ゼロに何をかけてもゼロにしかなりません。

偽装、粉飾、改ざんなどが発覚して市場から退場する企業が後を絶ちません。
一頃、企業買収や企業転がしで急成長した企業が、虚業だと言われ話題になりました。
中身がないため様々な演出で繕う訳ですが、その仕掛けが露呈すれば、一気に気泡と化してしまうのでしょう。中身の無い器はその器が壊れれば存在そのものが無くなります。

我々の住宅業界も中身の少ない「家」と言う器を、中身が豊富に入っているような売り方をしている企業が多く在ります。家における中身とは、住んだ建主さんの幸福度合いそのものだと思います。住んだ建主さんが、いつまでもニコニコと笑顔で過せる居住空間を作るには、壁の中、床下、天井裏にも、そのための中身が詰まっていなければなりません。

どんなに売り上手な手法を用い、企業収益を伸ばしたとしても、売り物に中身が無ければ、売れば売るほど事後処理が大変になりますが、やがて虚業と言うレッテルを貼られる事にもなり兼ねません。住宅産業では特に自分や家族の生身を委ねる家を、大金を支払って住む建主さんの立場になったら、中身の無い家は売れないはずなのです。

今日は丹波市のファース工務店の㈱タニミズ住建さんを午前に、午後は春日工務店さん(明日紹介)を訪問しました。
写真は午前に訪問したタニミズ住建さんの方々と撮りました。向って左から、アテンドしてくれた販売代理店の中道社長、タニミズ社長の谷水章浩さん、私の右隣が谷水社長の妹さんで古川はる代さん、ホームページ製作のソアシテム代表の田村浩さんです。

タニミズ住建さんは、ケヤキや檜などの無垢材をふんだんに使用した気骨ある家づくりを実践しており、中身の充実に懸命な取り組みをしておりました。
その谷水社長の心意気を、妹さんがサポートし、仲の好い田村さんがホームページを担当しておりました。

気温33℃、湿度85%と怖しいほどの蒸し風呂状態から、明日はすっきり爽やかな北斗市の本社に帰社を…
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