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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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地域工務店の最大の経営資源は経営者そのものです…栃木県小山市~東京

2007年04月26日 20時35分34秒 | Weblog
家づくりは、目に見えないある種の神通力や念力のようなものが作用するのだと思います。
このように思うのは私だけでしょうか…
家づくりは何百種類、何十万個の部材の組み合わせによって構成しております。
特にこの部材は施工現場で多くの人々の手によって組み込まれます。
ひとつの部材に不具合が生じますと家全体に影響する場合があります。

理屈や道理だけでこの大事業を成就させるにはとても難しい事なのです。
まして営業マン、設計者、施工管理者、そして約30社の協力業者さんが存在しており、その其々に多種多様な意見や考えがあります。
この多くの力を結束しなければ、建主さんが住んでから満足する家など出来ません。

このような事業にこそ、家づくりを行う工務店経営者の念力が活きてきます。
つまり、工務店経営者の優れたパーソナリティーこそが念力になります。
「うちの社長を買ってください」「うちの社長に任せてください」「うちの社長に騙されてください、必ず、騙されて良かった言わせて見せます」工務店スタッフのトークです。

パーソナリティーとは、素朴さ、優しさ、純粋さ、厳しさ、強さを持ち、人の話を聴ける包容力、人の過ちを許せる寛容性などの人格そのものとも言えるでしょう。
地域密着の工務店経営者はこのような人格こそが「売り物」なのです。
人格の確立した工務店経営者は30年で寿命の尽きる家などつくりません。
そのためには多くの情報、技術、ノウハウなどを収集していなけばなりません。

創業して急激に企業が発展し、その企業が一転して業績低迷するのは、創業する時の情熱が消えて初心を忘れるからでしょう。
企業発展のプロセスで自分自身が自信過剰となり、自分なりの理屈が言えるようになるのです。
どんな理屈を言うよりも工務店経営者は常に謙虚であって勉強をする姿勢こそが、建主さん、協力業者さん、社員さんに信頼されそして尊敬さるのです。それこそが大きな経営者資源となるのでしょう。

写真は今日始めて栃木県小山市のファース工務店、㈱ワークスさんを訪問して撮りました。
向かって左がワークス社長の河又精一さん、真ん中がお客様担当の竹田知子さんです。
ワークスさんの河又社長もまた、売り物になるパーソナリティーを備えています。竹田さんが、お客様からの電話で「うちの河又社長に任せて下さい」のトークが印象的、今日のブログテーマとなりました。
暖かい関東でしたが、明日は北斗市の本社に帰社します。
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