ママのファンタジーな世界

2009-08-07 23:32:55 | 夏休み日記

今日は久しぶりにいいお天気で洗濯がはかどりましたが・・・
夕方から大雨が降ってきて外から帰ったピカくんはびちょびちょでした。

この頃の我が家ですが・・・

パパは休日出社や残業も多くて大変だったようです。
それでも、子供達の夏のイベントは盛りだくさんでした。

まあ、まるちゃんは相変わらず塾で勉強を頑張っています。
学校のプールが唯一憩いの場だったようですが・・・
去年はクロール、今年は平泳ぎ50mも合格できたので満足そうでした
そうそうまるちゃんと観た、珍しい二本の虹は綺麗だったね~!

そんなママはまるちゃんの部屋に引き続き、今度は納戸とクローゼットの大掃除をしました。
大人になると体型は変わっても成長しないから・・・
何年も着ない服がタンスやクローゼットに眠っていて・・・
しかも家族の物は増え、納戸も収納しきれないくらいの物で溢れかえっていました。
納戸から物を出してみると、出るわ出るわ使わない物・物・物・衣・衣・衣です。
あまりにも物が多すぎて・・・整理するために納戸の物をリビングや他の部屋に仮置きしたのですが、すぐに物と衣類でいっぱいになりました。
そんな部屋の様子を見ていたら・・・なんだか・・・
この納戸が「千と千尋の神隠し」に出てくる「顔なし」のように思えてきたのです。
何でもしまってくれる便利な納戸でしたが・・・過剰収納はいけませんね~。
まるちゃんの部屋同様、必要な物、必要でない物に分けて・・・
納戸もクローゼットも綺麗に整理整頓されました。
すると気持ちまでスッキリ!
どこに何があるか分かると、物を大切にしたくなりますね~。
タンスの隅に隠れていた洋服を久しぶりに着てみたりして・・・
ちょっとHAPPYな気分になりました。

それでも・・・まだまだ我が家には「顔なし」が潜んでいるのです。
リビングの収納棚や、キャビネットの引き出しの中、それにキッチンの食品棚と・・・
まだまだ・・・整理整頓されていなくて・・・
部屋の片付けの戦いは終らないようです。(笑)

そしてそんな中、ピカくんが自然を満喫してまいりました。
サッカー教室の合宿に参加したピカくんは、元気いっぱい山遊び川遊びをしてきたようです。
川遊びでは魚の掴み獲りで魚を11匹も捕まえたそうです。
その魚を塩焼きにして食べたそうですが・・・とても美味しかったとの事。
そんな合宿で一番楽しかったのが、アスレチックだったそうす。
その様子を宿題の絵日記に、自由にのびのびと綴っていました。
それでもママは・・・その絵日記をみて・・・口出ししたくなったのでした。
鉛筆の鉛色の絵に、殴り書きしながら塗られた、青と茶色の隙間だらけの色彩。
早く宿題なんか終らせて遊びたい!という気持ちがバレバレのピカくんに・・・
ママは不満でいっぱいでした。
色鮮やかに塗られていないし、ちっとも丁寧でないピカくんの絵。
しかも・・・
文章を書くのが苦手なピカくんは、何を書けばいいのか分からずにいたので・・・
ついに助言して、サポートしてしまいました。
今までに綴ったブログを振り返ると恥ずかしいのですが・・・
私の怠慢です。
この夏は遊びもいいけど・・・もう少しママと頑張ろう!
まぁなんとか・・・学校の宿題は順調にこなせているから・・・
そこだけは褒めてあげよう!後は宿題の読書も頑張れ~!
本読みが嫌いなピカくんに・・・
今の秘策は、まず私が音読してから、続けてピカくんに音読させています。
マンガ本ならおとなしく見ているから、ちゃんと文字も読んで笑っているのかと思えば・・・
どうやら絵を見て笑っていたようでした。
困った困ったピカくんです。やはり二子目に手抜きをしているママの責任かしら?
話は逸れましたが・・・
それでもね・・・
ピカくんが合宿先の畑で、沢山ジャガイモを掘って来てくれたから・・・
昨日は美味しい肉じゃができました。ありがとうね!

そして今週のピカくんは、甥っ子と海へ旅行に出かけました。
今年はまるちゃんの受験勉強でいっぱいいっぱいな我が家です。
あまりお出かけができないピカくんを気遣って、弟家族がピカくんを旅行に誘ってくれたのです。
ピカくんは旅行先のプールや海で、甥っ子と思いっきり楽しんだようでした。
弟家族にも感謝です。

今年の夏休みに家族旅行はないけど・・・
サッカー教室の監督や先生にお友達、弟家族に支えられながら・・・
ピカくんは・・・この夏、山・川・海で・・・いい思い出が出来たのでした。
よかったね~!ピカくん!

今回、私が鑑賞した映画は・・・
パパと「剣岳 点の記」を鑑賞し、
ピカくんのママ友さんとは「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を鑑賞しました。
それからWOWOWで録画しておいた「ラスベガスをぶっつぶせ」を鑑賞して、
ピカくんとは金曜プレステージで「ゲゲゲの鬼太郎」を観ました。

「剣岳 点の記」の映画では、あまりにも映像が素晴らしくて、自然に目頭が熱くなったのですが・・・
それは初めての感覚でした。
日本に四季があるから・・・心豊かでいられるのだな~と改めて感じます。
それでも・・・あの風景は・・・
あの山に登った人でないと堪能出来ないはずなのに・・・
現代では映像のお陰で山登りが苦手な私にでも・・・
こんな素敵な四季の移り変わりや、御来光を拝見させていただける・・・
なんだか楽しているようで・・・申し訳ないような気にもなりました。
そうそう・・・
私が子供の頃、父に「御来光を見に行こう!」
と誘われ、家族で山登りをしたのですが・・・当時の私は根性なし。
「なぜ?登山なんかするの~?」とブーブー言っていたような気がします。
そして・・・夜明け前に到着した山の麓で・・・
わざわざ疲れる思いをして、山に登るなんて嫌だな~と思いつつ・・・
家族と山を登り始めたのを思い出します。
すると・・・そんな思いで気合も入ってない私は・・・
車酔いした事もあり、母に付き添ってもらいながら、途中で下山したのでした。
もちろん、父も家族のためにハイキング程度の山を選んでくれていた訳なのですが・・・
私は途中で山登りを投げ出してしまったのでした。
あの時、ちゃ~んと山を登りきって、山の頂で御来光を眺められていたのなら・・・
あの時の私の心の弱さも克服できていたのかもしれません。
そんな父の価値観を理解できなかった当時の私でしたが・・・
若い頃の父は、本格的に登山を楽しんでいたようです。
祖母は父が山へ出かけると・・・
心配で心配で仕方なかったと・・・私に話を聞かせてくれた事を思い出します。
山の頂から眺める、御来光にキレイな風景から・・・
自然の美しさに惹かれて、登山にのめり込んでいった父でしたが・・・
美しいものには棘があるように・・・
山の恐ろしさも知っていた父、そんな父を心配しながら待っていた祖母の気持ちを想像すると・・・
人間なんて自然の前では、ちっぽけな存在なのだと感じさせられます。
そう考えると・・・
明治時代の満足な登山道具が無い時代に、測量隊の方々が趣味でも名誉のためでもなく・・・
ただ地図を作るために登った険しい山の剣岳。
やはり・・・自然を相手にする場合には、それないりの信念と熱い魂の様なものが無いと敵わないのかもしれませんね~。
そして・・・そんな難しい山でCG無しで撮影されたこの映画の出演者やスタッフの方々にも・・・
この映画のストーリー同様、熱い魂を感じました。
そして・・・映画を鑑賞し終えた私は・・・またまた子供の頃の自分を恥じるのでした。
そして・・・父が惹かれいった登山の魅力をこの映画でほんの少し垣間見ることが出来たのでした。
そうそう・・・久しぶりに図書館で借りてきた宮沢賢治の「雪渡り」の本をピカくんと読んでいたら・・・
ん~なるほど~と・・・「剣岳」を思い出し・・・
昔の人は雪と上手く付き合って知恵を絞って生活していたのだな~と改めて感じました。

それにしても自然にはファンタジーなお話がつきものなのですね。
現実主義の私も子供が出来たからでしょうか?
この頃、ファンタジーものの映画も鑑賞するようになりました。
そんな訳で・・・ピカくんのママ友さんと今回が初めてですが「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
を鑑賞してきました。
ハリー・ポッター初心者の私なので・・・今回の映画鑑賞だけでは謎だらけ・・・
私の頭の中は「ハリー・ポッターの謎の前全作品」なのです。
これを機に少しずつ前作品も鑑賞していきたいと思います。
それでも・・・ハリー・ポッターの映像の世界も素敵ですね。
英国のクラシカルなセットや小物にうっと~り!
そんな中、魔法使いの先生と生徒達が円卓を囲みながら楽しそうにデザートのようなものを食しているシーンに注目!
脚が長くて幅の広いガラスの器に盛ってある、美味しそうなスイーツ。
小粒のシュークリームに、チョコレートソースや生クリームの様なものが添えてあり・・・
そのスイーツを生徒達が・・・美味しそうに頬張ってるシーンを見ていたら・・・
食いしん坊の私は、「私も食べた~い!」な~んて思って・・・
映画を鑑賞し終えると、早速、ママ友さんとカフェでお茶しながら甘いものも注文したのでした。
ハリー・ポッターのこんなシーンに影響されているのは私だけでしょうか?
ハリポタファンの皆様には勉強不足な私をお許しくださいという感じですが・・・
私もハリー・ポッターの前作品からの謎が解ければ・・・
もっともっとハリポタを語りたくなるかも知れません。

そう言えば、和製ファンタジーと言ったら「ゲゲゲの鬼太郎」ですが・・・
ピカくんが横になりながら「ゲゲゲの鬼太郎」を見ていたので・・・
私も一緒に観てしまいました。
ピカくんは実写版の妖怪たちに興味津々でしたが・・・
やはり・・・途中で眠ってしまったのでした。
今度、また一緒に観ようね!

それにしても・・・世界各国で色々なファンタジー物語は生れているのに・・・
どこのファンタジーの物語でも共通して感じるのが・・・
人間の心の弱さや欲望が絡んだ時に、人間の知らない世界でも・・・
災いや争いに戦いが起きていたりすのには驚きです。
そう考えると・・・
ファンタジーものは子供が楽しみながらも、いろいろな事を交えて間接的に・・・
道徳や教訓に美学なども教えてくれるから、子供達に人気があるのですね~。

そうそう・・・
大人の世界と言えば・・・夢と欲望の世界、ギャンブルの世界なのでしょうか?
天才数学青年が直感とかではなく、数学的に統計的に数を読みながら・・・
教授率いるチームで大儲けをしていくのですが・・・
若さゆえに自分に過信してしまう青年と・・・
そんな青年の心理を公式のように知っていたのか?
それでも青年をラスベガスの世界に巻き込んだ教授。
例え数の世界でも、欲が絡むとやはり、冷静な判断が出来なくなったりするのですね~。
それがギャンブルの世界の恐ろしさなのかもしれませんが・・・
実話だっただけに・・・説得力がありました。
そんな青年がドン底に落ちても・・・
数字とは関係ない人間力と表現力で・・・
いや、数学と関係ある論理力で・・・
自分をしっかりプロデュースして、プレゼンして・・・
自分の成功への道を切り開いていく展開が、アメリカンドリームって感じで楽しかったです。
詰め込んだ知識意外にも、人を納得させられる表現力っていうのは必要なのだと・・・
改めて感じました。

ん~まるちゃんとピカくんも・・・説明べたなので・・・
もう少し・・・論理力を鍛えて欲しいのですが・・・

只今、8歳のピカくんに対しては・・・
この頃、元気でのびのび育ってくれればいいや~な~んて思って・・・
絵日記も読み聞かせも中途半端にしてしまって、怠けていたママの責任だね。
最近は子供の脳は10歳までで決まると耳にしますが・・・
そんな話を聞くとドキドキしてしまいます。
ピカくんにもっともっとじっくり関わってあげたいのがママの理想です。
それでも、サッカーと走りこみだけはがんばってるね~ピカくん!

そう言えば、まるちゃんが3歳の頃は・・・
子供の脳は3歳までで決まると本や雑誌で目にしていたので・・・
まるちゃんを3歳までホッたらかしにしていたママはドキドキしながら・・・
その本からすると・・・まるちゃんの能力はすでに決まっているはずなのに・・・
まるちゃんを3歳から・・・
必死に究極な詰め込みの世界へと導いてしまったのです。
ママの子にしては3歳からでもよく頑張りました~!

でも~お勉強が出来ても・・・将来に結びつく学習が出来ているかは心配です。
その時代や、その場の環境に求められている能力が備わっていないと・・・
いけないような気もしますが・・・
それにしても・・・
これからの時代はどんな能力が求められていくのでしょうか?

それでも・・・やはり地道にコツコツ努力して、何かを極めれば・・・
おのずと自分に合ったライフスタイルが出来上がっていくのではないのでしょうか?

そして、いつからでもいいから「学ぶ」事が一番大切な能力なのではないかと・・・
感じでしまう今日この頃です。

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