魂がゆれる日々。

2018-03-02 18:17:03 | 家族日記

本日は、いいお天気で・・・洗濯がはかどります。
昨日は、春の嵐も訪れたので・・・
本格的な暖かい季節ももうそこまでやってきてるのかな~?
そんな訳で、今週は・・・
やっと今年初めてのテニスに足を運ぶことが出来ました。
パパも雪で中止になっていたゴルフに出かけていましたし・・・
季節を感じながらのスポーツもいいものですね~!
そうそう!「そだね~!」と・・・
ぺちゃくちゃおしゃべりしながら、ママ友さん方とテニスを楽しみました。
その後、ファミレスでもおしゃべりの花が咲いておりました~!(笑)

そうそう、そんな前の週は・・・
冬期平昌オリンピック観戦三昧です!
沢山のアスリートの皆さんから・・・
刺激や感動をいただき・・・
情報番組からは、アスリートの皆さんのオリンピックまで道のりや、ドラマを魅せていただき・・・
TVの前で沢山の元気をいただきました~!
そして・・・
素敵で温かい閉会式も鑑賞させていただき・・・
寒い日でも、世界のお祭り映像から熱いものを沢山受け取った毎日でした~!
次は、平昌パラリンピックですね~!
がんばれ~!ニッポン!

そうそう・・・
我が家は、年末年始からず~っとイベントやら行事やらの準備が立て込んでいたので・・・
私の時間、マイタイムは激減していて・・・
なかなか、趣味の映画鑑賞や読書タイムが無かったのです。
ですが~!この頃、やっとマイタイムが増えたので・・・
少しずつ、映画や読書を楽しんでいます。
そうそう・・・
ちょうど、まるちゃんとピカくんの行事旅行が偶然重なった時期がありまして・・・
そんな時は・・・
久しぶりに会社帰りのパパとデートを楽しみました。
パパの好きな麻婆豆腐の美味しい中華料理屋さんで食事をしたり、
近所の居酒屋さんにも足を運んだり・・・
パパと待ち合わせをして・・・
たまには、外の空気を吸いながら、お酒や美味しいものをいただくと・・・
私が作った料理のマンネリご飯とは違って・・・
新鮮でいいものですね~!
ちなみに、先月の節分の日の晩ご飯は・・・
家族に大好評!
恒例の、恵方巻作りをしました。
それぞれ、好きな具材を、巻きすの上に載った海苔と酢飯の上に載せて・・・巻き巻き~!
パパがスマホのアプリでしっかり恵方を調べ・・・
今年は、南南東へ向かって食べたのでした~!
その後・・・
パパとピカくんはニコニコで大きくて太い恵方巻をもう一本作って頬張っていたのでした~!(福笑)
そうそう、それから・・・
今年の豆まきは、豆が小分けにパックされているものにしました。
小分けパックごと、ベランダや部屋にまき・・・
その後、そのパックを拾って・・・
そのパックを開封し、それぞれ豆をいただいたのです。
ちょっと合理的すぎてしまいましたが・・・
子供たちも大きくなったので・・・
豆まきというより、季節を感じるために楽しんでいるようです。
明日は、ひな祭りですね~!

そうそう・・・
先月は、バレンタインデーもありましたね~!
私は映画鑑賞に出かける前にチョコレート屋さんに立ち寄りました。
そして・・・
その日は、まるちゃんもピカくんもいなかったので・・・
私の食べたいマイチョコとパパの好きそうなパパチョコをいくつか選びました。
ちなみに、昨年の9月にまるちゃんと映画鑑賞に出かけたときは、チョコレート屋さんのお隣のスイーツ屋さんでお茶しながらケーキをいただいて、お土産に焼き菓子を買ってから映画鑑賞へ向かったのでした~!

こんなにも・・・
家族の甘くて幸せなブログの書き込みをアップしておりますが・・・
たまたま私のブログを目にした人は・・・
「あ~お腹いっぱい!」「なんだかムカつく!」「イラっとする!」と・・・
お思いの方がほとんどかもしれません。
以前にも、書き込んだ様に私もその一人だからです。
私だって・・・
このブログに書き込まれていない空間や時間の中で・・・
毎日の様に・・・
「ムカムカ」「モヤモヤ」「イライラ」はしていますし・・・
TVに向かって文句も言います。
しかも、家族とはケンカもします。
パパと夫婦喧嘩もするし、
まるちゃんやピカくんとも親子喧嘩をします。
まるちゃんとピカくんだってたまに姉弟喧嘩もします。
そんな負のドロドロの空間と時間のエピソードばかりを自分のブログにアップして自分のストレスを発散していたら・・・
今頃、私は・・・違う人格になっていたと思います。
私だって、誰かと相対的に比べてしまったら・・・
不幸なのかもしれませんし、幸せなのかもしれません。
ただ・・・
自分の空間と時間の中で、・・・
「わ~幸せ~!」とか「すごい楽しい~!」とか「ちょ~感動!」とかって感じるものを無理矢理探して・・・
育児や家事のストレスを発散してきました。
でも・・・こうやって長年自分の好きな空間と時間の事だけを書き込んだブログをたま~に読み返すと・・・
それまでの抱えている負の感情が吹っ飛んだりするのです。
しかも、ブログをWEB上にアップしておけば・・・
パソコンにいちいち保存管理しなくても済むのです。
ちなみに、今、ブログを書き込んでいる私のパソコンは、ブログをはじめてから3代目になります。
てな訳で、自分のためにブログを書き込んでいる訳ですが・・・

小説の文章はそんな訳にはいかないのです。
オリンピックの閉会式の日に読み終えたのが・・・
「浮世の画家」(作)カズオ・イシグロ
オリンピックの閉会式の日から読み始めたのが・・・
「消滅世界」(作)村田紗耶香
そして、昨日から読みはじめたのが・・・
「本を読む女」(作)林真理子

小説は、自分の知らない空間と時間へ連れて行ってもらえますし・・・
その空間に存在している人の思考が変幻自在に文章によって読み取れます。
そして・・・
色々な人間模様が楽しめるのです。
こちらの三冊は、どれも私が存在している時代設定の物語ではないので・・・
私の知らない、時間と空間と思考の旅に出かけられるのです。

「本を読む女」はまだ読み始めたばかりだからわかりませんが・・・
私が存在している時代の頃まで綴られているのかな?
でも、確実に私の知らない時間と空間のお話なので・・・
タイトルも私にぴったり!今から楽しみです。

「浮世の画家」は、主人公が戦後、平穏な日常を送りながら・・・
戦前の記憶をたどっているお話でした。
国のシステムが変わりゆく時代を短期間で二回も経験しているお話です。
戦前、自国の格差が深刻になりながらも・・・
師匠の下で、提灯の灯りと遊女の絵ばかり描いていた主人公の画家が、
師匠の下を離れ、これからの自国の理想の姿を描くことに心血を注ぎ筆を動かしていたことは理解できました。
しかし、国が戦争というシステムに変幻する風景は小説には描かれていませんでした。
そして・・・
戦後、自国のシステムがガラッと変わってしまった風景は・・・
音楽家の那口さんのエピソードによって描かれていました。
それは、
プロパガンダや洗脳やシステムからの解放が象徴的に記されていました。
そして、そんな私は・・・
主人公の孫の一郎くんと同じものを観て育った戦後の「子供ちゃん」なのだな~と感じました。
私も、「ポパイ」のアニメが大好きでした。ポパイが食べるほうれん草の缶詰がどこで売っているのか?真剣に考えたこともあります。
母にも「ほうれん草を食べるとポパイみたいに強くなれし元気になるよ!」な~んてほうれん草をたくさん食べる様よく促されました。
そして、ふと?こちらの小説を読みながら・・・
太宰治の家庭の幸福」の作品も思い出しました。
主人公の小野の師匠のモリは・・・そちら側の人間だったのかもしれませんし、レット・バトラー綿谷ノボルの伯父の様に分析していたのかもしれません。
もしかしたら、ねじをキュッキュッと巻いていたのかもしれません。
主人公の画家の小野は、戦後、戦前の自分の思想に対しての後悔はないようでしたが・・・
戦後は、どのような思考を巡らしていたのであろうか?
国のシステムを作るって本当に本当に重い事なのですね~!と感じながら・・・クミコの事を思い出しました。
しかも・・・戦後は・・・
「スカーレット」に登場するアシュレ・ウィルクスの様な感覚だった人も多かったはずだとも・・・想像しました。
しかも・・・国のシステムが変わるときは・・・
大概、世論が現行の国のシステムに不満を持ち、発生する・・・
感情エネルギーの爆発がきっかけの様な気がします。
でも~!
こちらの作品は・・・
そんなシステムが爆発的に変幻する時代の小説なのに・・・
どこか細雪」の様な優美で平穏な日常の中に、ちょいちょいスパイスが振りかけられているような作品で・・・
あの戦争はなんであったのだろうか?と・・・
じわじわと感じさせられる作品でした。
結局は、一人一人がじわじわとねじを緩めていった時代前後のお話なのではないかと・・・?
そして、次に読んだ小説は・・・
先進国の日本人が、動物的ではなく人間的であるために、無機質な感情へと移り変わってゆく・・・
近未来のシステムが描かれた作品です。

「消滅世界」の小説は、人間同士の摩擦が起きない「個」の世界が、人間の望む「楽園」だったのでしょうか?と・・・考えさせられます。
私の想像を超えたすごく面白い作品で・・・
綿谷ノボル的な人が沢山登場しておりました。
しかも・・・
星新一の作品に肉付けしたようなそんな世界観のSF小説にも感じられました。
「楽園」と言えば・・・
小説「スカーレット」に登場してくるグラーニャが言うように・・・
楽園は、同時に地獄でもあるのかもしれませんね!
はたして?
「消滅世界」の中の実験都市に住み着く、愛情深い勝手気ままな「おかあさん」たちから、まるでペットショップに並ぶペットを可愛がるように育てられた「子供ちゃん」たちの中から・・・
芸術は生まれるのでしょうか?
画家や音楽家や小説家は誕生するのでしょうか?
オリンピックのメダリストになれるような「子供ちゃん」は存在するのでしょうか?
ふとそんな事を考えながら・・・
今回読み終えた二作品の小説から・・・
現実の世界で生きている私は・・・
これからも変遷していく国のシステムの中で・・・
上手く順応して生きていけるのか?そんな事を深く考え・・・
人間の普遍的な営みとは?と・・・深く考え、
そんな思考回路がぐるぐるしちゃうような・・・
とても、感慨深い二作品を拝読させていただきました。

そして、もう一つの趣味、映画鑑賞は・・・
「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」と
「グレイテスト・ショーマン」の二作品を鑑賞しました。
先月、友人親子と訪れた水族館に触発されて・・・
こちらの二作品を選びました。

「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」はドキュメンタリー映画でした。
ドリスさんの仕事場とご自宅のオンとオフの時間と空間が・・・
心地よく映し出されていました。
そして私は映画を通して・・・
ドリスさんが創り上げるモードの世界をちょっとだけのぞかせていただきました。
お仕事場では、世界中から集められた、沢山の生地が映るシーンに・・・私まで興奮してしまいました。
しかも、まったくかみ合っていない柄の生地と生地を・・・
ドリスさんの手によって納得いくまで何度も組み合わされていくシーンは・・・フムフムと眺めていたのですが・・・
そんな生地と生地、柄と柄の組み合わせが完成すると・・・
モデルさんの身体に馴染んだ新しいファッションへと生まれ変わっていました。
それから・・・
プライベートも大切にされているドリスさんの邸宅が映し出されたときは・・・
お庭に咲く花や、自宅に生けた花や料理も素敵でしたが・・・
お庭いっぱに広がる池が映し出された瞬間!
まるでモネの絵画に見えて・・・
「うわ~!」っと感動してしまいました!
それは、私の知らない世界が映し出されていて・・・
刺激をいただきながらも・・・淡々としずしずと・・・
妙に納得できる世界観のドキュメンタリー映画を魅せていただきました。

「グレイテスト・ショーマン」はミュージカル調の映画でしたが・・・
ほどほどの配分でミュージカル調になっていました。
だから、どうやってサーカスというショーが出来上がったのか?そんな歴史をも学べるヒューマン映画としても楽しめました。
ただ、本当に本当に・・・
音楽が素晴らしかった~!
スクリーンに映る、歌や踊りで・・・こんなにも、こんなにも感動するとは思いませんでした。
大型のスクリーンで・・・
迫力ある音楽、歌とダンスに圧巻な私の涙腺は自然と緩んでいて・・・
目頭が熱くなり・・・
映画館なのに・・・
思わず、「ブラボ~!」と・・・立ち上がって拍手したくなる作品でした!
「ヒュー・ジャックマンさん素敵~!」

私が今回鑑賞したどちらの二作品も・・・
創りだせる人の魂が伝わってくる映画作品でした。
「グレイテスト・ショーマン」のラストの映像に・・・
確か~?
「芸術とは人を幸せにするものだ!」みたいな事が記されていました。

私は、これからも家族と喜怒哀楽がある生活を送り・・・
ま、「怒」と「哀」はたま~にでいいのですが!(笑)
芸術やスポーツや文学から・・・
を揺さぶられるような世界で生きていたいです~!




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