すっかり、春らしくなり・・・
暖かい日が続いて、過ごしやすくなりました。
新しい年度を迎えて・・・
まるちゃんもピカくんも新たな学生生活を謳歌しております。
そうそう・・・
まるちゃんが高校を卒業してからは、私のお弁当作りの日々もお休みになっておりましたが・・・
今は、ピカくんの弁当作りの日々です。
そんな訳で・・・
お肉を買う量が増えています。(笑)
そんな中・・・
ピカくんは、高校生活に慣れて、運動系の部活に入部し・・・
素晴らしい環境で大好きなスポーツに打ち込んで、いい汗を流しているようです。
なので、ピカくんの帰宅時間も少しずつ遅くなっておりますが・・・
ほんの数ヶ月前に経験した受験という出来事が・・・
ピカくんの高校生活に緊張感を持たせているのか?
学習スタイルだけは・・・成長したようです。
地に足をつけた勉強法で・・・
今は、ゆっくり一歩一歩、着実に・・・
自分のものにしながら・・・
学んでもらえたらいいな~と思っています。
この頃の我が家の様子ですが・・・、
今月はパパの誕生日もありまて・・・
その日の晩御飯は・・・
パパが選んだチョコレートケーキとパパリクエストの麻婆豆腐と、私からのプレゼントでパパの好物のウニを食卓に並べました。
そして、家族からはパパにメッセージカードを贈りました。
私は、お互い元気に年を重ねていけるようにと・・・メッセージを贈り、
まるちゃんとピカくんは、パパの身体を心配して無理してほしくないような事を書いておきながら、いつまでも若々しくと・・・注文していたり・・・(笑)
今年も、家族からパパには、愛情をこめて・・・健康についてのメッセージばかりです。
そして・・・
家族イベントでは、まるちゃんがずっと行きたがっていた回転寿司にも行ってきました。
以前から、家族で回転寿司へ行く約束をしていたのですが・・・
実は、ピカくんが数ヶ月前に立ち直れないほど落ち込んだ日がありまして・・・
その日の晩は、ピカくんを励ます会という事で・・・
まるちゃんがいない間に、家族3人で回転寿司に行ってしまったのでした~。
そんな訳で・・・
まるちゃんからは、「私も回転寿司に行きたい!」と・・・
ずっと懇願されていました。
家族全員食べ盛りの我が家です。(笑)
回転寿司は安くて速くて美味しくていいですね~。
沢山お寿司を食べて食べて、お皿が山の様に積みあがりました。
そして、さらに、サイドメニューのスイーツもいただいちゃいました。(悦)
そうそう・・・
そんな中・・・
パパのお父さんとお母さんの結婚記念日もありまして・・・
今年は、一緒にお食事にも出かけました。
久しぶりに美味しいものをいただきながら・・・
お父さん、お母さんとゆっくりおしゃべりを楽しみました。(寿)
ピカくんの受験日記の続きですが・・・
12月の師走に入ると・・・
この年の師走ほど、「師走」の意味が理解できた年は無いかもしれません。
11月では、塾の面談で高校受験の戦い方を教えていただき・・・
12月になると、学校の面談では、ピカくんが受験する学校を決めなくてはなりません。
ピカくんの成績は不安定でした。
なので、ピカくんの受験予定の高校の願書は沢山ありました。
高校受験は・・・
中学受験の様に、万が一の時は、地元の公立の中学校へ入学できる訳でもなく、
大学受験の様に、浪人すればいいという訳でもないのです。
高校の進学を希望するなら、大概はどちらかの高校から合格をいただかないと高校には入学できないのです。
そんな訳で、ピカくんの不安定な成績から、ありとあらゆる高校の受験を想定して、担任の先生には、何校にもわたる調査書の作成をお願いして、さらに、ピカくんが下書きした願書のチェックまでしていただきました。
でも~。担任の先生の生徒はピカくんだけではないのです。
何十人もの生徒の受験の書類作成や学期末の成績表の作成もあるのです。
きっと・・・
私の知らない細かいお仕事が満載な時期だったと思いますが・・・
先生は、「いくらでも調査書なら書くわよ!」とおっしゃってくださって・・・
その時点で、受験するかまだ分からない高校の書類も作成していただきました。
そんなバタバタな12月末の時期に・・・
私の脳裏に「これが師走~?」と・・・
まさに「師走」の文字がよぎったのです。
担任先生には沢山励ましていただき、書類も沢山作成していただき・・・
本当にありがたいな~と感じました。
そんな中・・・
ピカくんはというと・・・
正念場の11月末の週を越え、12月に入ると・・・
ピカくんが予定していた、模試もあと一つだけでしたし・・・
定期考査試験も3学期の受験が終わるまでは、もうありません。
そんな訳で・・・
ピカくんの志望校の過去問を解く時間がやっと巡ってきたのです。
しかも・・・
過酷な学習スケジュールをこなした11月の成果も確認したかったのです。
すると・・・
ピカくんは第一志望校の過去問が7割も解けるようになっていました。
ん~やっぱり成果は出ていると・・・
私は、今このパソコンでブログを打ち込んでいますが・・・
その頃は、ピカくんの志望校の過去問の結果を・・・
ひたすらExcelに打ち込んでいました。
何月何日に、何年度のどこの学校のどの教科が何点なのか?合計点は何点なのか?
そして、それと同時に、学習スケジュール表も作成して、
予定スケジュールと実際に行った学習内容を事細かく打ち込みました。
そんな12月の中頃になると・・・
正念場の週に受けた、大手予備校の模試の結果が返ってきたのでした。
それは・・・なんと!なんと!
定期考査試験でも、志望校対策模試でも立ち直れないくらいの挫折を味わった後の・・・
希望の模試でした。
ピカくんに刃を向けた数学がビックリするような結果に飛躍していたのでした~。
それは・・・
どん底の9月の偏差値から10月の偏差値は16ほどアップしてはいたのですが・・・
それ以上はかなり難しいかなとも思っていました。
ですが・・・
11月の偏差値は更に、9もアップしたのでした~。
それは・・・
ドン底の9月の数学の偏差値から25もアップしたのです~。
こちらの模試は母集団のレベルが高いので、偏差値が出にくいのです。
毎回、思うように偏差値が出なくても・・・
「しょうがないね~」と・・・割り切っていたのですが・・・
この時ばかりは・・・
「ピカくんは、チリヂリになんてなってないよ~!」と・・・
希望の光がさしかかった瞬間でした。
それは、数学の問題が特に難しい第一志望校の受験に向けて・・・
更に・・・
希望が持てるようになった瞬間でもあったのでした~。
ただ~。
ピカくんの得意科目は英語と数学です。
5教科の中で、最も心配な教科は国語でした。
しかも・・・
大手予備校の模試では数学の成績が一番いいのですが・・・
英語は伸び悩みでした。
そして・・・
都立対策模試では、英語がよくて・・・数学が伸び悩みしていました。
数学と英語が同時に調子が良くいい点が採れれば・・・
国語が多少出来なくても・・・カバーできるのに~と思っていました。
そんなチグハグなピカくんの模試の結果ですが・・・
それでも、その頃のは・・・
過去問でも国語が安定した得点が採れるようになっていました。
そんな訳で・・・
ピカくんの受験まであと2ヶ月、これからガンガン過去問を解いて・・・受験に備えようと・・・
平日は、朝起きたら学校へ行く前に国語の過去問を解いて、
学校から帰ったら、英語の過去問を解いて、塾の宿題をやって・・・
夕飯を食べて塾に行く、塾から帰ったら間違え直しをして寝る。
翌日朝は、数学の過去問を解いて、学校から帰ったら国語の過去問をやって、塾の宿題をやって塾に行く・・・の繰り返し。
そして、塾が無い日は、まとめて3教科の過去問をこなし、タイムと採点係の私が、過去問テストのチェックをして、採点が終わると、その結果をすべてこのパソコンのExcelに打ち込みました。
そして、ピカくんは間違え直しをし・・・
数学・英語の難しい問題は、パパが帰宅すると、ピカくんと一緒に解いてくれました。
パパもピカくんみたいに英語と数学が得意科目で、国語が苦手だったとの事・・・
だから・・・苦手な国語は数学と英語でカバーしていたらしいのですが・・・
ピカくんはまだまだそんなカバー力はありません。
ただ、ピカくんの第一志望校は、数学が特に難問で・・・
過去問をやっていた限りでは、国語の相性が良かった事もあり・・・
数学の得点の方が伸びない時もありました。
それでも・・・
第一志望校へ向けて・・・希望を抱きながら・・・
過去問にせっせと取り組んでいた日々でした。
その頃は・・・
ピカくんが受験する予定の高校と、同等レベルの受験未定高校の過去問題集、
しかも・・・
第一志望校の過去問題集は2冊も準備しました。
その過去問題集は最新のものと、もう一冊は、だいぶ前に古書店で買ったままになっていた過去問題集です。
一番古い問題では・・・
12年前のものが掲載されている過去問題集です。
そんな訳で念入りに過去問題集の準備をしていました。
そして・・・
ピカくんは12月から・・・必死に・・・
6校分、計7冊の過去問題集に取り組んでいました。
そしてさらに・・・
この7冊以外にも、ピカくんが受けるかもしれない、私立高校の過去問が1冊と、都立2校分の過去問が収まっている問題集が1冊と・・・
それから・・・
昨年度の全国公立高校理社の過去問題集と・・・
待機組の問題集が・・・リビングの隅で待っていました。
そんな訳で・・・
塾の教材以外にも・・・
受験までに終わるか分からない・・・
沢山の過去問や教材が満載の我が家のリビングなのでした~。
この続きはまた今度にして・・・
今は、学校の教材で高校の授業の予習復習に・・・宿題をこなす毎日です。
勉強する環境づくりは、家族で協力して・・・
ピカくん自身で自主学習のスタイルを確立しています。
もし、第一志望だった大学付属の高校に入学できていたら・・・
今現在の、我が家のリビングのこんな光景はなかったかもしれません。
本来なら、ピカくんの高校受験用の教材はすべて処分して・・・
リビングをすっきりさせる予定でした。
そして・・・
リビングのマガジンラックには、私の好きな本や趣味の雑誌を収納する予定でしたが・・・
そのマガジンラックには・・・
今でも・・・ピカくんの中学時代の未使用の教材が収められています。
それらの教材は、ピカくんの復習タイムや基礎学習タイムで活用しています。
私は、受験生の母として・・・
まだまだ、ピカくんの教材の整理整頓担当から外れることはできそうにありません。(笑)
三年後には、すっきりとしたリビングで春を迎えることができますよ~に!
今年の桜は・・・
寒暖差が激しくて・・・なが~く観賞できますが・・・。
咲き始めは、バラバラだったような~?
この桜は満開!こっちの桜は五分咲き、あの桜は三分咲きと・・・
比較的近い距離にある桜の木同士でも・・・同じようには開花していなかったような気がします。
昨日、今日と・・・桜を観てみると・・・
葉桜になりかけている桜もあれば、満開を迎えている桜もあります。
そうそう・・・
今年も・・・
まるちゃん、そして昨年は足を運べなかったピカくんも、伯母宅のそばの桜祭りに出向きました。
そして、伯母に沢山ご馳走になったようでした。
それから、今年は、夕方になるパパと一緒に・・・
伯母宅に向かいまるちゃんとピカくんを迎えに行きました。
今年も、伯母宅には、甥や姪にその子供達が賑やかに集まり・・・
ババ達(母姉妹)と一緒に晩ご飯をいただきました。
そして伯母宅からの帰りの運転は、まるちゃんが担当です。
だんだんと運転にも慣れてきたようですが・・・
私は助手席に座って、まるちゃんの運転を見守っていたので・・・
すっかり・・・車窓からの夜桜を観賞するのを忘れていました。
まさに!花より運転です!
親としては・・・まだまだまるちゃんの運転が心配な限りですが・・・
その数日後の事でした。
桜の咲き具合は、まだまだまばらでしたが・・・
桜よりちょっと早めに咲いていた菜の花は・・・
パパの運転する車窓から・・・ゆっくりと観賞することができました。
それはまるで・・・
黄色い絨毯のようで・・・
春の訪れを視界から感じる事が出来ました。
そうそう・・・
パパとピカくんは夜桜を楽しんだようです。
あの日から走れないままでいたマラソンも・・・再開です。
ピカくんは、パパと久しぶりのマラソンに出掛けました。
その日は、いつも走っている距離よりも、2.5倍の距離を走ったそうです。
マラソンコースの夜桜は満開を迎え、とても綺麗だったそうですが・・・
ピカくんは、久しぶりのマラソンだった上に、いきなり、倍以上の距離を走ったので・・・
家に戻ると・・・「腰が痛い!」だの、「モモが筋肉痛だ~!」だの・・・
「痛い!痛い!」と申しておりましたが・・・
長い間、走っていなかったピカくんの身体は・・・
すっかり鈍ってしまった様でした。(笑)
そんな中・・・
ピカくんは、高校に入学いたしました。
入学式はとても暖かい式典で・・・
ピカくんはすぐに学校に馴染めたようで・・・
クラスにもお友達が出来たようです。
そんな訳で・・・
毎日、楽しく学校に通わせていただいております。
そうそう・・・入学式の帰りに、ピカくんの制服姿を見てもらおうと思って、パパの実家へ訪れると・・・
おじいちゃんとおばあちゃんが、美味しいお赤飯を炊いて待っていてくれました。
ピカくんは新しい制服に袖を通し、誇らしげに制服姿をお披露目しておりました。
ピカくんの受験日記の続きになりますが・・・
9月にピカくんの成績が急激に落ち込んでから・・・
9月の後半から10月にかけて・・・
ピカくんはひたすら、志望校受験に向けて・・・
基礎学習に取り組みました。
その甲斐あって・・・
10月の初旬には、志望校の過去問が6割くらいは解けるようになっていました。
そして、10月の後半には、志望校の受験対策の教室のテストにギリギリ合格したのでした。
でも・・・
その頃、ピカくんの受験対策の学習スタイルに対して・・・
パパと私の意見が割れたのでした。
もし、志望校対策の教室に通うようになると・・・
今までみたいに、自宅で基礎学習や過去問をやる時間が無くなってしまうのです。
私としては、ピカくんのペースで学習した方が・・・
無理なく志望校受験対策もできるし、二学期末の大切な考査試験対策もできるから・・・
これ以上、塾に通う日数を増やす必要はないと思っていました。
しかし、パパは一貫して・・・
高いレベルのライバルたちと切磋琢磨しなくては、厳しい受験に勝てる訳がないとの事でした。
でも~私としては・・・
10月は学校行事が多かったので・・・予定していた模試が受けられず、
11月は、元々、いろいろな業者の模試を受験することになっていましたし、
なんと言っても・・・模試で結果を出せていないピカくんは・・・
なんとか模試で結果を出したがっていたので・・・
だから、学習時間を削ってでも・・・
色々な模試を受け続けなくてはなりませんでした。
そんな模試のために・・・
11月には、とてもハードな1週間を送らなければならない、正念場の週が待ち構えていたのです。
それは、7日間のうち6日間がテストだとう日程でした。
定期考査試験を二日こなして、大手予備校の模試を受けて、翌日には定期考査試験、一日置いて、志望校対策模試、都立対策模試、
しかも、夜は塾に出掛け、それ以外も塾の宿題やテスト対策学習と・・・
こんなハードなスケジュールをこなさなくてはならない・・・
そんな正念場の週に備えて・・・
ピカくんのマネージャーをしている私自身としては・・・
11月は、空き時間を利用して、自宅学習でピカくんが苦手な単元をおさらいして取り組んでもらいたいと思っておりました。
そんな風にして・・・
ピカくんのペースで志望校対策すればいいと思っておりました。
しかも・・・そんなハードなスケジュールだったら・・・
「ピカくんがいっぱいいっぱいになって身体も成績も空中分解しちゃうよ~!」と・・・パパに訴えたのですが・・・
パパは、「そんなのはな~!出来るやつは皆、それをこなしてるんだよ~」と・・・
頑として、譲らないのでした。
本来なら、志望校対策教室一本にして、平日は塾に通わないで・・・
自宅学習に切り替えたいところでしたが・・・
そんな訳にもゆかず・・・
でも、パパの意見も一理あるなと思い・・・
ピカくんもパパに促されるようにして・・・
そんなハードな11月を送る覚悟を決めたのでした。
そんな訳で・・・
11月は、ピカくんの志望校の過去問題集をやる時間は無くなってしまいましたが・・・
ピカくんは11月になると・・・
いつも通り、朝起きると1時間は塾の宿題をこなして・・・
学校から帰ると、少し昼寝をして、また塾の宿題をこなし、
晩御飯を食べて塾に向かい、塾から帰ると、午前1時、2時まで・・・間違え直しや塾の宿題、志望校対策教室の宿題をこなし・・・
お休みの日は、志望校対策教室に通いました。
そんなピカくんは・・・
本当に時間が無くて時間との戦いでした。
そして、寝不足の日々が続きました。
しかも・・・
ピカくんは、二学期末の定期考査試験では高得点を目指して、
1学期の通知表の成績をさらに伸ばす予定でした。
そして、少しでも、高校の入試に有利になるように頑張ると意気込んでおりました。
そして、そうこうするうちに、そんな正念場の週がやって来たのです。
2学期末の考査試験を受けたピカくんは・・・
得意な科目もばっちりこなせたと・・・報告してくれました。
しかも、大手予備校の模試も順調にこなし、定期考査試験が終わると・・・
やはり寝不足続きが堪えたのか、体調を崩しました。
でも~そんな時のピカくんは睡眠をばっちりとると・・・
すぐに元気になって・・・
その後、2つの模試もなんとかこなしました。
そんな正念場の週のスケジュールは・・・
9教科の試験を受けながら夜は塾に通い、帰ると、試験対策の勉強を深夜3時まで打ち込み、また試験を受けて、模試にも出向き、宿題をこなし、お休みの日も志望校対策の塾に通いました。
そんな正念場の週を越えると・・・
翌週には、まず、2学期末の考査試験の答案用紙が返されました。
結果は・・・でした。
ピカくんは・・・あんなに自信満々だったのに・・・
それは・・・1学期の成績よりもいい成績ではありませんでした。
しかも・・・
ピカくんの得意としていた数学ですが・・・
中学校で受けてきた数々の考査試験の中でも、未だかつてない最低得点をとってしまったのでした~。
それは・・・基本問題の計算ミスの連発が原因でした。
それなのに・・・それとは逆に、難しい応用問題が解けていたりと・・・
ピカくんの数学はチグハグな成績でした。
そして、その直後には・・・
塾からも連絡が入り・・・
志望校模試の数学がとんでもない成績だったことが判明!
こんな現象は今までにも、塾の学力テストでよくある光景でした。
ピカくんは、焦ってしまったり、プレッシャーがかかると、基本的な問題ほど、計算ミスをおかしてしまうのです。
ピカくんにとって・・・数学は武器になるはずの教科なのですが・・・
時には、ピカくんに向けられる刃のような凶器にもなってしまう教科だったのです。
そんなピカくんは・・・私に向かって・・・
苦笑いしながら・・・
「オレ~チリヂリになっちゃったよ~」と・・・申しました。
さすがに、その時の私は堪えました。
ピカくんの発した言葉を聞いて・・・
ピカくんが泣きたいのを我慢しているものだから・・・
思わず、私の方が泣いてしまいました。
すると・・・
ピカくんは、「なんでママが泣くの?」な~んて言うものだから・・・
「ピカくんが泣きたいのに我慢しているから、ママが代わりに泣いてるの!」と・・・
ここで余談ですが・・・
私の愛称は「ママ」です。
実は、家の中では、パパからもお年頃の子供たちからも・・・
家族からは「ママ」と呼ばれています。
それは、「オカアサン」より、「ママ」の方が・・・
字数が少ないし、呼びやすいからです。
なので・・・
妻、母のニックネームが「ママ」で・・・
夫、父のニックネームが「パパ」って感じです。
外では、ピカくんも、「お父さん、お母さん」と呼びますし・・・
友達と話すときは、「父親がさ~!」とか「母親がさ~!」と・・・
呼び方を使い分けているようです。
でも~・・・
もしかしたら・・・
ふとした瞬間に、聞かれたくない人の前で・・・
思わず、「パパ~!ママ~!」と言ってしまう事もあるかもしれませんが・・・(笑)
申し訳ないです。
話が横道に逸れてしまいましたが・・・
話しを戻すと・・・
ピカくんの数学の試験結果から読み取れることは・・・、
高校受験する上で、調査書に含まれる成績の評価が下がる事を暗示するものでした。
もう、これでピカくんには何の武器もありません。
しかも、模試でも結果が出せないでおりました。
だからこそ・・・
もうこれで吹っ切ることが出来ました。
受験まで残された、2ケ月、3ヶ月間を必死に勉強して・・・
入試当日までに学力を向上させてピークを2月に持っていけばいい!
それは、高校受験当日に結果を出すしかない事を意味していたのでした。
そして・・・その頃・・・
塾からは、何度も保護者面談をしていただき・・・
不安定なピカくんの成績から・・・
高校受験をどう戦わなくてはならないか・・・
沢山のご助言をいただきました。
パパの最初のプランで、塾に報告すると・・・
ただ単に、第一志望校に合格しなければ、成績に見合った公立高校を受験すればいいという、無謀な戦い方では・・・
受験生のピカくんの精神状態を全く考えていないと・・・
忠告していただき・・・
そこで、私は・・・
やっと、今の時代の高校受験の戦い方を知ったのでした。
そんな訳で・・・
ピカくんがいっぱいいっぱいのスケジュールをこなしている間に・・・
夏休み前から秋にかけて色々な高校に訪れてはおりましたが・・・
第一志望校の受験日を考慮すると・・・
どの学校も受験日が重なってしまったり、連日受験のハードなスケジュールになってしまう事もあり・・・
塾の先生方からのご助言を参考にして・・・
更に・・・パパと私は・・・
ピカくんが受験できる学校探しを始めたのでした。
そして、それはもう師走を迎える直前の事でした。
ピカくんが模試や志望校対策教室で必死だったころに・・・
パパと私は二手に分かれて・・・高校見学や説明会に訪れました。
はじめは、私が気になる高校の説明会日を調べ、パパにお願いして、その高校の説明会に行ってもらうことにして・・・
そして、私は私でまた違う高校へ訪問しておりました。
そんな中・・・
パパがある高校の説明会に訪れると・・・
パパはその高校をとても気に入ったらしく・・・
そちらの高校をピカくんに受験させたいと・・・
帰宅するなり・・・
その学校の良さを、ピカくんにも私にも語っておりました。
実は、ただ今・・・
ピカくんはそちら高校に通っております。
この続きの話はまた今度にして・・・
今は、楽しく高校に通い始めたピカくんではありますが・・・
第一志望校だった大学付属の高校に通っているわけでは無いので・・・
それは、もう・・・
大学受験を意識しての高校生活を送っています。
本来なら、ピカくんは大好きな運動やスポーツをのびのびやりたい事もあり・・・
受験を意識しなくても部活に打ち込めるからと・・・
大学の付属高校を受験したピカくんです。
しかし・・・大学の付属高校の入学は実現しませんでした。
そして、実際には、3年後に大学受験が控えているのが現実です。
これからは・・・
部活動と受験勉強の両立が、ピカくん最大の課題になるとは思いますが・・・
私は、今になって思うのです・・・
こちらの高校に通わせていただくことによって・・・
まだまだ精神年齢の幼いピカくんにとって・・・
きっと・・・この経験こそが・・・
少年から青年に変わるための通過儀礼なのだな~と・・・
もしかしたら?
そんなピカくんの成長過程が楽しめる3年間なのかもしれないと思うようなりました。
でも~・・・こんな風に考えられるようになるまでには・・・結構、時間が必要でした。
そして・・・ほんの2か月前の過酷で苦しかった高校受験の日々も・・・
きっと、ピカくんが大人の階段を昇るためには必要だったからこそ・・・用意された・・・
ピカくんの運命からの贈りものだったのだと思うようになりました。
こんな風に考えられる様になったのもやはり時間が必要でした。
だからこそ、ピカくんには・・・
この貴重な高校3年間を充実したものにして欲しいな~と思っている・・・
今日この頃です。
ピカくん!高校入学おめでとう!
あれから、ピカくんも無事に卒業式を迎え・・・
中学校を卒業しました。
ピカくんが3年間お世話になった中学校は、
6年間ある小学校よりは短い期間でしたし・・・
私も、まるちゃんやピカくんの小学校の様に・・・
学校の委員会をお手伝いする機会はなかったものですから・・・
学校行事以外では学校を訪れる機会が少なかったのです。
でも、ピカくんの高校受験前には・・・
担任の先生には本当にお世話になり・・・
過酷な高校受験を乗り越えることが出来ました。
そして・・・
卒業式前に先生方と保護者との会がありまして、ピカくんがお世話になった中学校の先生方や役員を務めてくださった保護者の方々のおかげで、ピカくんは3年間、明るく楽しく中学校生活を送ることが出来たのだな~と感じ・・・
改めて、先生方や役員の保護者の方々、学校を支えてくださっている方々に感謝の気持ちが沸き上がってきたのですが・・・。
その数日後に、ピカくんは晴れて中学校の卒業式を迎えました。
卒業式での合唱には、パパも私もジーンときてしまいました。
そして、卒業式が終わると・・・
ピカくんは、先生やクラスの友達や部活仲間と・・・
いつまでも記念撮影やおしゃべりを楽しんでいる様でした。
そんな訳で、私とパパは先に自宅へ戻ったのですが・・・
ピカくんがやっと学校から帰宅すると・・・
なんと!なんと!制服のボタンが一つも無いのです。
「そう!うちの息子はモテるんです!」と自慢したいところですが・・・
全くそんなことはなくて・・・
後からピカくんに聞いた話ですが・・・
ただ単に、何人かの友達とボタンを交換しただけだったのです。(笑)
「これが、中学男子の中二病?」な~んて笑ってしまいました。
でも私は・・・
そんなピカくんの話を聞くまでは本当に笑えませんでした。
実は、ピカくんの卒業式後の予定には高校の入学前説明会がありまして・・・高校訪問のために・・・
まだ、中学の制服を着る機会があったのです。
「ボタンが無い制服なんて高校には着ていけないじゃない!」と・・・
色々と考えを巡らせ・・・
はじめは、ピカくんの身長も中3の二学期からはあまり伸びなかったし・・・
裾も袖も脇の丈も伸ばすだけ伸ばして・・・
さんざん着古した前の制服を着ていけばいいと思いついたのですが・・・
いやいや、あの制服もボタンが一つだけ足りないのです。
しかも、予備のボタンも使ってしまったし~。
どうやっても・・・ボタンが一つだけ足りないのです・・・。
どうしよう・・・と・・・ピカくんの制服のボタンに右往左往していたら・・・
ピカくんが「ボタンならあるよ~」と・・・
友達からもらったボタンをジャラジャラと出してきたのです。
そんな訳で、ピカくんの制服にピカくんのお友達のボタンを縫い付け・・・
何とか・・・ピカくんの制服が完成したのでした。「ふ~」
そんな訳で・・・
ピカくんは・・・
受験勉強も部活動も全力でサポートしてくださる高校から、ご縁をいただく事が出来て、4月から高校生になります。
前回のブログからの続きですが・・・
ピカくんの過酷な高校受験の話は・・・
ちょこちょこお話することにします。
ピカくんの成績に異変を感じたのは、九月の半ば頃でした。
そんな訳で、この成績の落ち込みはただ事ではないと感じた私は、
まるちゃんに「国語の家庭教師と出来たら英語もお願い!」と頼みました。
でも・・・それは9月限定の短いものになってしまったのでした。
10月になるとまるちゃんも大学の授業がスタートしたので・・・
帰宅時間は遅くなるし、まるちゃんが帰ってきたとしても・・・
ピカくんが塾へ行ってしまった後だったり・・・
しかも、まるちゃんだって、勉強や課題を仕上げる時間は必要だし、遊びにも出掛けたいし、バイトの日もありました。
そんな訳で、「ピカくんの家庭教師は無理!」とハッキリと告げられたのです。
それでも、ピカくんは・・・
9月の後半の二週間くらいは、まるちゃんから・・・
国語の文章読解の為の要約特訓と古文を集中的に教えてもらえることが出来ました。
そして、その効果は少しだけ発揮したのでした。
10月に開催された、志望校の特訓教室のテストにギリギリ合格したのです。
それも、一番苦手な国語の成績が一番よかったのです。
その時は、まるちゃんに感謝でしたが・・・
その頃には、まるちゃんの国語特訓はすっかりなくなっていました。
そしてそれ以外にも・・・
9月は、私が、ピカくんの苦手な単元を洗い出して・・・
塾や学校からの教材からピカくんが抜けている知識の単元を探しました。
ピカくんの第一志望校は大学の附属の私立高校でした。
でも、この時点の成績ではとてもじゃないけど、合格にはほど遠い位置にいたので・・・
パパのピカくんの高校受験の方針は、以前から一貫していて・・・
第一志望の、大学附属高校に合格出来なかった場合は・・・
公立の高校に入って、もう一度、入りたい大学の合格に向けて受験勉強すればいいという考えだったので・・・
全く自主学習に時間を割いていなかった、理科と社会の学習にも取り組みました。
そして・・・
基礎学習を徹底することにして、私が、漢字と英単語と英熟語のテストを担当して、
パパが数学の難問を一緒に解く担当をしてくれました。
ちなみに・・・
ピカくんは、受験が終わったら・・・
いつか放送されるだろうWOWOWかDVDを借りて鑑賞する予定だった・・・
「君の名は。」の映画作品を・・・
私が9月に書き込んだブログの直後に・・・
お友達と鑑賞しに出かけて、感動して帰ってきました。
あの頃は、学校でも世間でも「君の名は。」の映画の話題で持ちきりだったので・・・
お年頃のピカくんには、我慢が出来ず・・・
どうしても・・・「観てみたい!」映画だったらしく・・・
中間テストが終わるとすぐに「君に名は。」の鑑賞に出掛けて行きました。
でも~あれから半年もたっているのに・・・未だに人気の映画作品なので・・・
結果的には、ピカくんの高校受験が終わっても十分に映画館で鑑賞できた作品になっていた訳なのですが・・・
ピカくんだけ映画の話についていけなかった「君の名は。」話も・・・
受験勉強の合間の家族団欒タイムに・・・
家族4人で盛り上がることが出来ました。
そして・・・その映画鑑賞を最後に・・・
ピカくんは受験が終わるまでの期間・・・
お友達と出かけることはなくなりました。
そして、10月に入ると・・・
9月の後半に基礎学習に取り組んだ成果を試したくなり・・・
10月に開催される、志望校の特訓教室のテスト対策も含めて・・・
ピカくんは、初めて、第一志望校の過去問を解いてみました。
もちろん、過去問問題集から解答用紙を家庭用コピー機で拡大コピーして、
キッチンタイマーで試験時間と同じ時間にセットして、
自宅内試験をしてみました。
すると、ピカくんは・・・
志望校の問題を三科合わせて、六割くらいは解ける様になっていたのでした~。
これなら、もっともっと頑張れば希望が見えてくるかもしれないと・・・
ピカくんも私もパパも再び希望を持ち始めたのでした~。
そんな訳で・・・
ピカくんはさらにさらに第一志望校に向けて・・・
受験勉強に精を出し始めた10月だったのでした~。
この続きはまた今度にして・・・
今、私は、ピカくんがあの青いお膳で勉強している傍らで・・・
こちらのブログを書き込んでいます。
私は、朝起きて、洗濯、掃除、パパとピカくんのごはんの準備をして、
一緒に食べて・・・
これから、晩御飯作りに取り掛かる前の・・・
つかの間のマイタイムですが・・・
ブログを書き込む日常を取り戻しつつあります。
そして・・・
今、ピカくんは、抜け抜けの知識補充をしております。
そう!中学校の基礎学習に燃えています。
きっと、こんな基礎学習の繰り返しが・・・
今回の高校受験で一番足りなかったメンタル面の強化にも繋がるのだと思います。
もちろん!高校受験が終わった春休みは中学校のお友達とも楽しく遊んでいます。
それぞれが別々の高校へ入る前の思い出作りも楽しんでいるようです。
ピカくん!中学校卒業おめでとう!
半年ぶりのブログ更新になりますが・・・
前回のブログをアップした頃は・・・
徐々に涼しくなる季節だったのに・・・
今では・・・
徐々に暖かくなる季節に様変わりしてしまいました。
そうそう・・・
先日のひな祭りには・・・
スーパーでお寿司を買ってきて・・・
蛤と菜の花でお吸い物を作って・・・
雛あられや桜餅やイチゴにいちご味のお菓子なんかも並べて・・・
テーブルを華やかにして。
ひな祭りを楽しみました。
そんなほっこりタイムの我が家でしたが・・・。
それ以前の我が家は・・・
秋からず~っと緊張感に包まれた日々を送っておりました。
ふ~!
そう!ピカくんの進学先も決まり、ホッとしたところなのです。
ピカくんの高校受験は本当に過酷なものでした。
私が「なんとかなるさ!」と頑張っても・・・
受験と闘うのはピカくんだし、頑張るものピカくんなのです。
な~んて・・・
つらつらと息子の受験ブログを書き込もうとすると・・・
言い訳や後悔ばかりを綴ってしまいそうで・・・(笑)
でも・・・
これから受験される未来の方が・・・
ん~なるほどと・・・参考にしていただけたらいいな~とも思いまして・・・
言い訳に聞こえるかもしれないブログをあえて書いてみようと思うのであります。
ピカくんが小学校を卒業した頃の話に戻りますが・・・。
ピカくんはその頃から、ずっと入学したい目標にしていた高校がありました。
でも~。
目標の高校はピカくんにとってみたら、あまりにも高すぎる山の頂にあったのです。
そんな訳で・・・
ピカくんは目標の高校を受験するために中学校を入学する直前から塾に通いはじめました。
ピカくんは、まるちゃんの様な中学受験勉強中心の小学生生活とは違って・・・
サッカーに明け暮れ、ほんの少しピアノを習って・・・
のびのびと小学生生活を送っていました。
そして、ピカくんが中学受験をしないことが決まると・・・
勉強系の習い事として、公文の英語と珠算教室に通い始めたのです。
そんな程度の勉強しかしていなかったピカくんです。
学習塾に通うには・・・
まずは、学習習慣をつけなくてはなりませんでした。
そんな訳で、塾に通い始める前の春休みに・・・
まるちゃんの小学生の頃の教材が残っていたので・・・
その教材で少しずつ学習習慣をつけたのでありました。
そして、ピカくんが中学校に入学すると・・・学校生活も謳歌しておりました。
受験勉強一本の中学校生活ではなく・・・
学校行事や授業を通して先生方から色々なことを教わりクラスメイトといい思い出を作り、
運動系の部活にも所属し・・・
放課後やお休みの日も先生や仲間たちと青春していい汗を流して・・・
中学校生活を楽しんでおりました。
そんな訳で・・・
中1と中2のピカくんの成績は上がったり下がったりを繰り返し・・・
それでもマイペースなピカくんでした。
ピカくんが本当の意味で真剣に勉強をしたのは・・・
中学3年生に進級する直前の事だったのです。
それは・・・
まるちゃんが大学受験で悪戦苦闘している昨年の春頃の事でした。
ピカくんは・・・
小学生の頃にあんなに勉強を頑張って憧れの学校に入学したお姉ちゃんが大学受験で苦しんでいる姿を見て・・・
身が引き締まる思いで・・・
自ら勉強をはじめるようになったのでした。
それまでのピカくんの成績は、ジェットコースターの様でした。
学習習慣がついてくると・・・
成績は上がりました。そうかと思って安心すると・・・成績は急降下したり・・・
目が離せない状態が2年も続きました。
が、しか~し・・・
まるちゃんの受験が佳境を迎えた頃のピカくんは・・・違っておりました。
まるちゃんが受験に臨む姿に触発されて・・・
塾がない日は図書館で自主学習に励んでおりました。
するとどうでしょう・・・!
ピカくんの成績は徐々に上昇をはじめました。
そして・・・昨年の初夏を迎えた頃のピカくんの成績は・・・
今までにないくらいの好成績だったのでした。
そして・・・それと同時に・・・
本当の意味で・・・
ピカくんは、自分自身のための勉強ができるようになったのだな~と・・・
私自身が安心していた時期でもありました。
それから、一生懸命に励んでいた部活動にも終止符が打たれようとしていた頃でした。
中学の部活動最後の大会に臨んでいたピカくん。
その頃のピカくんは・・・大会を通して自分自身とも闘っていたのですが・・・
そんなピカくんにモヤモヤしていたパパは・・・
こんな弱腰な姿勢で大会に臨んでいるなら・・・
「きっと、受験だってメンタルで失敗するぞ~!」と・・・
消極的なプレーで闘うピカくんの姿勢に対して・・・
イライラを爆発させて・・・私にぼやいておりました。
もしかしたら・・・
ピカくんの井の中の蛙メンタルから何年も経っているのに・・・
メンタルだけは何も成長していないのかも?と・・・
私がピカくんを箱入り息子に育ててしまったのかな?と・・・
少々反省しながら子育てを振り返っておりました。
そんな訳で・・・
ピカくんの自主朝練のマラソンへとつながるのですが・・・
だからこそ・・・私は・・・
まるちゃんの中学受験の時ほどは・・・熱くならずに・・・
ピカくんにあまり寄り添わずに、夏休みを迎えたのでした。
そしてその後私が・・・
息子の成績急降下を知ったのは昨年の9月に入って間もない頃の事でした。
もちろん、夏休みは塾にお世話になり夏期講習を受講していたピカくんです。
先生方は丁寧に指導してくださいましたし、
ピカくんの通っていた塾は優秀な生徒さんばかり・・・
ピカくんがいつも目標にしていた学校のお友達も一緒の塾でしたし・・・
皆、自分なりに目標や志を持って塾でも学習していた時期だったと思います。
だからこそ・・・
夏休みは、塾以外の自主学習の時間が重要になってくるのですが・・
その時間を何もやっていなかった訳ではないピカくん。
何かがかみ合わない勉強法をしていたのかもしれないピカくん。
きっと初夏の成績の驕りから・・・
ダラダラと課題をこなしていただけで・・・
「自分の弱点を探そう!」とか「自分の弱点を補おう!」とかそういった積極的な学習をしないまま夏休みを終えてしまったのだと思います。
私も少しは・・・ピカくんの学習時間や教材の整理整頓くらいは手伝っていたのですが・・・
ピカくんの成績に異変が起きているなんて全く気付かないまま・・・
夏休みを終え・・・
とうとう・・・
高校という進路を決める上でとても重要な季節がやって来たのでした。
それは、受験生の参考資料となる模試や内申書に関わる考査試験満載の季節が始まろうとしていたのです。
そんな重要な季節になってすぐの事でした。
夏休み前後に受けた学力テストや模試の結果が次々と返され・・・
ピカくんの現実の成績を知ることとなったのでした。
それは、ピカくんが昨年の春から初夏にかけて丁寧に上昇させた成績が、水の泡となって・・・真っ逆さまに急降下していたのでした~。
なんという事でしょう!
初夏に受けた学力テストの偏差値から、-15の偏差値というとんでもない結果をたたき出したのでした~。
そして、その他の模試もそのようなパッとしない結果ばかりでした。
極端に国語の成績が悪いことに気づいたのもその頃でした。
それは・・・
ピカくんが必死で山登りして、ずっと憧れていた目標校の頂が見えかかっていたところから・・・真っ逆さまに転落してしまったような感覚でした。
そんな訳で・・・私とパパ、そしてまるちゃんにも少し手伝ってもらって・・・
ピカくんに命綱を差し出した時期でもありました。
そして、その直後に・・・
私の趣味であり、楽しみでもあった・・・
ブログの書き込みは少し休んで・・・
ピカくんに寄り添うことを決めたのですが・・・
少しの休みどころか・・・ピカくんから目が離せない状態が続きすぎて・・・
半年もの間、ブログ更新をする時間がすっかりなくなっていたのでした~。
ここまでは・・・
私がブログを休もうと決断するまでの事を綴りましたが・・・
ここからの先のお話は・・・
これから少しずつ綴ることにして・・・
何はともあれ・・・
今は、少しずつ・・・
私の日常を取り戻している過程にあります。
その一歩が本日のブログアップなのですが・・・
また少しずつブログを書き込んでいきたいな~と・・・
思う今日この頃なのでした。
本日は、台風が接近しているから・・・お天気が荒れ模様です。
洗濯物は風呂場乾燥を利用して乾かしております。
秋晴れのいいお天気に恵まれないと・・・
せっかくのスポーツの秋が楽しめません。
先週は、夏休み明け初のテニスの日があったのに・・・
雨で中止になってしまいました~。残念!
昨日の夕方からは、ピカくんとパパがジョギングに行く予定でしたが・・・
雨で断念!
それなら、芸術の秋を楽しみましょう!と・・・
パパは会社の人達とカラオケを楽しんだらしく・・・
桑田さんの「百万本の赤い薔薇」を歌ったら・・・
今まで歌った曲の中でも最高得点が出たとかで・・・
私に自慢げに報告しておりました。(笑)
そして・・・
昨日は、ピカくんの受験勉強の休憩タイムに・・・
Mステで素敵な音楽にもいやされました~!
それから・・・映画鑑賞ではすごく感動してしまいました!
今回、鑑賞した映画は・・・
まるちゃんと映画館で「君の名は。」を鑑賞して、
パパとシネコンで二度目の「君の名は。」を鑑賞しました。
「君の名は。」は、「シン・ゴジラ」を鑑賞した時に、
映画館のポスターで初めて目にしたアニメ作品名でした。
「きっと、アニメ好きな若者に人気な映画なんだろうな!」な~んて思っていただけだったのですが・・・
それとは別に・・・
その頃、我が家ではよく音楽の話をしていたのです。
私は、まるちゃんとの会話の流れで・・・
私がまだ知らないバンドの音楽が聴いてみたくて・・・
まるちゃんの好きなバンドを尋ねてみました。
すると・・・
「ブルーエンカウントっていうバンドがいいよ!」と教えてくれました。
そのバンドは、ピカくんが全国高校サッカー選手権大会の時に気に入っていたバンドだったので・・・
私も知っているバンドでした。
ちなみに・・・
先日、ロックインジャパンの総集編でBLUE ENCOUNTの音楽を堪能させていただきましたが・・・
若いパワーを感じる素敵なバンドですね~!
そんな訳で・・・
まるちゃんには、更に私のまだ知らないバンド名を尋ねみました。
すると・・・
「ラッドウインプス!・・・「君と羊と青」って曲しか知らないけど、そのバンドもいいよ!」と
教えてくれました。
私は、そのバンド名も曲も知らなかったので・・・興味津々で・・・
早速、動画サイトでその曲を検索して聴いてみたのです。
「ん~優しくていい声だな~!」と思いながら聴いておりました。
そして、その数日後の事でした。
なんという偶然!
Mステを観ていたら、RADWIMPSが出演しているではありませんか~!
私は、興味津々でRADWIMPSの曲を聴いたのでした。
それは・・・「前前前世」でした。
とってもかっこいい曲で素敵な歌声と歌詞とメロディーで・・・
すぐにお気に入りの曲になったのでした~!
するとその曲は、私が目にしたポスターのアニメの主題歌だと知ったのです。
しかも、そのアニメの監督は・・・
私の好きだったCMのアニメ作品の作者だと知り・・・
きっと、私が目にしたポスターのアニメは・・・
音楽も映像もストーリーも素敵な作品なのかもしれないと思ったのでした~。
かつては、アニメ映画は、子供の付き合いで一緒に鑑賞する事が多かったのですが・・・
子供たちも大きくなって私と一緒でなくても映画鑑賞が出来るようになりました。
でも~!
こちらのアニメ映画だけは、「私が観たい!」と思った映画でした。
そこで、きっとアニメ好きなまるちゃんも「観に行きたい!」と思っているアニメ映画に違いないと思い込んで誘ってみました。
すると、まるちゃんは「君の名は。」の作品の事は知りませんでした。
しかもRADWIMPSの「前前前世」の曲も知らなかったのでした~。
私は、まるちゃんからRDAWIMPSのバンド名を教えてもらったのがきっかけで・・・
色々な情報が頭に入ってきて・・・
そんな流れから、「君の名は。」を観てみたい!って思ったのに・・・
なんだか拍子抜けでしたが・・・
まるちゃん自身は、私のお誘いがきっかけで「君の名は。」の作品に興味を持ったようでした。
そこで一緒にその映画を観に行く約束をしたのでした。
それから数日が経過して、映画鑑賞当日は・・・
まるちゃんと映画館前で待ち合わせをしていました。
私は待ち合わせ時間よりも少し前に到着したのですが・・・
視界に飛び込んできた映画館のチケット売り場からの行列にビックリなのでした~。
そして・・・その視線を行列の後ろの方まで移してみると・・・
その行列に並んでいるまるちゃんを発見!まるちゃんと合流すると・・・
チケットを購入するまでかなり並んで・・・ようやくチケットをゲットしたのでした。
やはり、話題沸騰のアニメ作品なのだな~と肌で感じました。
こちらの作品を鑑賞してみると・・・
それはそれは・・・何もかもが素敵で繊細なシーンばかりでした。
人の心をキュ~ンとさせるストーリーに・・・私の涙腺は大崩壊なのでした。
まるちゃんも・・・
「想像していたよりも・・・すごくいい映画だった~!」と・・・
二人で感動して映画館を後にしました。
特に感動したのは・・・TVでもよく映像が流れていましたが・・・
色とりどりの組紐が並んでいるシーンでした。
あまりにも詳細に描かれているので・・・実写かと思うほど美しい映像で感動しました。
そして、ピカくんもこちらの映画を「観たい!」と申しておりましたが・・・
ただ今、受験生です。
本人は、「受験が終わったらゆっくり観たいな~」!と・・・申していたので・・・
今は、ネタバレ発言は禁止の我が家なのです。
そんな中・・・「君の名は。」に興味なさそうだったパパも・・・
「君の名は。」の映画が職場でも話題になったらしく・・・
映画を鑑賞した人からは、感動する作品だと聞いてきたパパも・・・
「君の名は。」を観てみたくなったようでした。
そんな中・・・
私自身も、今度はストーリーを知った上で・・・
こちらの映画作品を再度みてみたくなったのでした。
そんな訳で・・・
パパのお休みの日に「君の名は。」を一緒に鑑賞したのですが・・・
パパもやはり・・・
「いい映画だった~。オレが思い描いていたラストでよかった~!」と・・・
ハッピーエンド好きなパパは映画鑑賞に大満足していたのでした~。
そして・・・
私もまたまた感動しておりました~。何度観てもいい作品ですね~!
そうすると・・・
家族でこちらの映画作品を鑑賞したのは、4人中3人なのです。
ピカくんだけがまだ鑑賞していないのですが・・・
知らず知らずのうちに、三人で「君の名は。」の話になってしまい・・・
ピカくんが、「おい!ネタバレするなよ~!」と家族に喝を入れてくるのでした~!
ごめん!ごめん!ピカくん!(笑)
ピカくんの成績は今のところ・・・です。
あの時のサインですが・・・
しっかりと心して受け止めないと・・・
これからの険しい山の登山に望めそうにありません。
得意科目や出遅れてはいけない科目ばかりに気を取られていました。
しかもその科目だって気を緩めることが出来ない教科です。
そんな訳で・・・
私は少し勘違いしておりました。
夏休みに、感想文や作文や読書も積極的だから大丈夫な~んて思っていて・・・
ピカくんの苦手な国語が手つかずになっておりました。
そして夏休み明けに蓋を開けてみたら・・・
国語は本当に本当にまずいのです。
そこで・・・
夏休みのイベントで外出だらけだったまるちゃんもようやく・・・
自宅にいる日が増えたので・・・
国語が得意だったまるちゃんに・・・家庭教師をお願いしたのでした~。
ピカくんの国語、特に文章題の問題を看てもらう事にしたのです。
すると、まるちゃんは・・・ピカくんにビシバシ指導しているのです。
文章題では記述の問題が全くできないピカくんです。
それでもまるちゃんはピカくんに無理矢理記述をさせていました。
すると・・・
まるちゃんは、ピカくんに向かって・・・
「お前の意見なんて聞いていない!」「思い込みで書くな!」
あの時の私の書き込みとは矛盾してしまいますが・・・
確かにそうだよね~!国語の入試問題は作文や感想文じゃないもんね!
自分の意見を書き込む問題ではないもんね!
「男の子に国語が苦手な人が多いのがわかるよ・・・
国語はね、思いやりなの!『ん~そうだよね!わかる~!』って著者に共感してあげるの。
試験問題の作成者が何を訊きたいのか?思いやりを持って答えるんだよ!」と・・・
諭していました。
弟にはSキャラなまるちゃんです。(笑)
更に・・・
「ピカはね、私が『今日は何曜日?』って訊いたら『8月1日』って答えているようなものなの。私が『ピーマン好き?』って訊いてるのに『サツマイモが好き』って答えているようなものなの」と・・・指導が続いているのでありました。
そんな様子を見ていたらおかしくなってしまい・・・
「これでママの気持ちも分かったでしょ?
ママもまるちゃんが塾に通い始めた頃こうだったよね~!」な~んて話すと・・・
「ママなんてもっと恐かったよ~私が一問間違えただけですごく叱ってたよね~」な~んて申しておりました。
そんなまるちゃんですが・・・
国語の指導をピカくんにはじめてからは・・・
ピカくんに、毎日の様に・・・「文章を読んだら要約する!」という課題を与えて・・・
ひたすら添削して、ピカくんの要約のダメ出しをして書き直させるといった・・・
指導をしてくれております。
そして、さらに・・・
ピカくんが手を抜いていた科目があるのです。
それは、理科と社会です。
理科や社会の知識が抜け抜けなのです。
今は、苦手な教科の特訓や知識が不足している単元を分析して・・・
穴埋めしていく時期です。
気を取り直して・・・
もう少し・・・苦手な国語の学習時間をしっかりと取っていきたいと思います。
そして・・・
入試という山をしっかりとした足腰で登れるように準備したいと思います。
私のかつてのまるちゃんへの反省から・・・
ピカくんは男の子だし中学生だしと思って・・・ちょっと放任しすぎました。
パパは、高校受験だけは避けては通れない道なので・・・
私が学習教材や学習時間のスケジュールを組み立てるのですが・・・
それをお願いすると・・・とても協力してくれます。
いや、それ以上に・・・
パパはまるちゃんの中学受験勉強の時とは対照的に・・・
ピカくんには同じ男として逞しく育って欲しいようで・・・
自分の高校受験の経験も踏まえて・・・
ピカくんをビシバシ指導しているのでありました。
それは受験勉強のサポートもなのですが・・・
ピカくんが(パパもですが)運動不足の時には、一緒にジョギングもしております。
かと言って・・・過剰な無理強いはしません。
それは、パパの・・・中学・高校・大学受験の波瀾万丈な経験があるから・・・
受験生の気持ちがよ~くわかっているようです。
パパのそんな受験体験記を聞かされると・・・
受験生の母親の私も、受験生のピカくんも・・・
そして、昨年度は受験生だったまるちゃんも・・・毎回毎回・・・救われるのですが・・・。
でも、考えてみたら・・・パパの受験経験が波瀾万丈ではなくすんなりと上手くいっていたら・・・
パパと私は出会うこともなく、まるちゃんとピカくんが生まれる事もなかったのかもしれません。
以前から、そんな話はパパとはしております。(笑)
そして・・・今後、もしかしたら・・・
私は、受験生の母親として・・・息子をちゃんとサポートするために・・・
私の悠長なブログなんて更新している暇がなくなってしまうかもしれません。
その時には、しっかりと息子に寄り添いたいと思います。
そんな訳で・・・
ピカくんは、受験勉強の日々ですが・・・
そんな合間に少しは息抜きタイムもありました。
従弟くんの誕生会で従弟くんとリフレッシュしていたピカくん!
美味しいお肉とケーキを沢山いただいて・・・
皆でワイワイ晩御飯をいただきました。
中学生の従弟くんも今は部活が忙しいようですが・・・
勉強も頑張っているようで・・・
そんな話を聞いたピカくんにはいい刺激になったようです。
そして・・・
誕生会の恒例行事としては・・・
ジジとババの前で孫たちがそれぞれの目標や抱負を述べる事になっているのですが・・・
子供たちは照れながらも・・・それぞれが今の抱負を述べ・・・
ジジババ達から激励されておりました。
そして・・・
大人たちは大人たちで子供達の成長話で花が咲き・・・
まるちゃんはちょっと従弟くんの英語を看てあげたりもしていました。
そして・・・
ピカくんは従弟くんとの・・・
別れが名残惜しいらしく・・・
帰る時間になってもなかなか帰れないでおりました。
そんなピカくんでしたが・・・
ピカくんは従弟くんと久しぶりのゲームで楽しく遊んで・・・
受験勉強の合間のリフレッシュタイムを設けることが出来たようでした。
そんな訳で・・・
これからの我が家は・・・
ピカくんの高校受験に向けての準備期間に入る訳ですが・・・
そういう緊張感のある日常も親になったから出来る事なので・・・
それをいつか・・・いい意味で懐かしく感じられるように!
しっかりと応援したいと思うこの頃です。
がんばれ~!ピカくん!
そして・・・
きっと・・・前向きに頑張れば・・・なんとかなるさ!と・・・
吉報が綴れるように・・・
ピカくん初の受験日記を綴ってみました。
がんばれ~!息子!
久しぶりのブログアップです。
私の日常を綴っているブログなわけですが、私は母親なので・・・
この数か月間、まるちゃんの進路が決まる大切な時期は・・・
私の趣味のブログアップはお休みして・・・
まるちゃんの日常にしっかりと寄り添っておりました。
それでも・・・私には私の日常があったのです。
ブログアップお休みの間に、私は誕生日を迎え、年齢を一つ重ねました。
誕生日当日は、お寿司とケーキで家族にささやかな誕生会を開いてもらいました。
そして、その数日後には、いよいよまるちゃんの受験がスタートです。
まずは、センター試験を受験したまるちゃん。
その日の朝は、家族全員で円陣を組んでまるちゃんを鼓舞して送り出しました。
それからその数日後には・・・
パパと私で出かける機会があったので、外出先近くの神社でお参りをしました。
まずは、豊川稲荷別院でお参りをして、節分前だったので・・・福豆もいただいてきました。
それから、幾つもの赤い鳥居をくぐって山王稲荷神社をお参りして、
パパと訪れるのは20年ぶりになりますが、赤坂日枝神社を最後に参拝しました。
そして、縁結びの神猿の像にもお参りして、母子像を撫でさせていただきました。
そうそう・・・
まるちゃんの入試がスタートする前から・・・
パパは毎日の様に我が家の氏神様の神社でお参りをして・・・
私も近所の神社にたびたび足を運んで参拝しておりました。
もちろん!まるちゃんの合格祈願をしていた訳なのですが・・・
そんな日々が続いている中・・・
その頃には、パパのお父さんも誕生日を迎えたので・・・
今年も、お父さんとお母さんを我が家にお招きして、私のささやかな手料理でお祝いをしました。
その際に、まるちゃんは、おじいちゃんから励まされ大好物のガナッシュチョコをお土産にもらって・・・
とても喜んでいました。
その後は、まるちゃんの本格的な入学試験がスタートしたのでした~。
その間の私は、自分の趣味のブログはもちろんの事、映画鑑賞や読書もお休みしました。
そして、パートタイムも少し控えめにさせていただいて・・・
家事や母親業に専念しておりました。
それでも・・・久しぶりにママ友さん達とのテニス&ランチに1回だけ参加する事が出来たので・・・
その日は、私自身のいい息抜きになりました。
そして・・・その後も、まるちゃんは幾つかの私大を受験しておりました。
その後の合格発表で一喜一憂していたまるちゃんでしたが・・・
いよいよ、本命の国立大学の入試の日を迎えたのでした~。
こちらの国立大学を受験する決心をするまで、
まるちゃんは何度も何度も国立大学の受験対策の勉強を諦めようとしておりました。
そして、受験科目が絞れる私大を目標に受験勉強を進めておりました。
そんな高校3年生の一学期を送っていたまるちゃんでしたが・・・
本気で憧れの国立大学の受験を決めたのは・・・
高3の夏休みに鎌倉へ訪れた時のおみくじがきっかけでした。
高校3年生になると夏までの間、学校の授業以外では・・・
数学の勉強をやめていたまるちゃんですが・・・
おみくじには、具体的に数学を勉強するようにと云うような事が記されていたので・・・
まるちゃんは、その瞬間にハッと目覚めたようで・・・
苦手な数学から逃げるのをやめようと決断した瞬間でもあった様でした。
そんなまるちゃんは、その翌日から・・・
センター試験の数学の過去問題集をひたすら解いておりました。
そして、秋になると、ほんの少しですが・・・成績に希望が持てるようになり・・・
まるちゃんは、受験勉強科目を増やして・・・
必死に・・・目標の国立大学に向けて勉強を再スタートさせたのでした~。
それから・・・年が明けると・・・
入試のスタートが目の前までやって来ていました。
まるちゃんが必死になって勉強しなきゃと・・・気付くのに・・・
あと1年、いや半年早かっタラな~
私がもっと早く、まるちゃんに寄り添ってあげていレバな~と思ったり・・・
もっともっと塾の受講講座を増やしてあげられていタラな~と思ったり・・・
「タラレバ」の話が大嫌いなまるちゃんに・・・
そんな事を言うと怒られてしまうのですが・・・(笑)
私自身が・・・そんなことを思うようになり・・・
そんな訳で・・・
私自身の趣味のマイタイムを減らして、そこからまるちゃんに寄り添いました。
そんな手遅れ状態の母でしたが・・・
当のまるちゃんは、「大学受験に親は関係ない」と言い放ち・・・
まるちゃんは、「今から追い上げて受験勉強する」と・・・必死でした。
でも~受験生は皆、必死な訳で・・・
まるちゃんの成績は思った様に伸びていなかったのだと思います。
そんな訳で・・・
秋に受けた最後の模試の結果が年明けに届いたのですが・・・
まるちゃんは、怖くてその模試の結果が封入されている封筒を開封することが出来ないでいました。
その時のまるちゃんは、「一か月前の私と、今の私は全然違うから~」と・・・
パパと私に言い放ち・・・
ひたすら今現在の自分を励まし士気を上げて・・・
目の前にある・・・大きな大きな山の山頂を眺めておりました。
そしてその頃になると・・・
憧れの・・・難しい他の山々の登山もスタートさせておりました。
それは本当に、どちらの登山も難しいものでした。
それがたとえ失敗に終わったとしても・・・
まるちゃんは・・・
ひたすら前だけを見つめて・・・
本命の大きな山の険しくて難しい登山に備えていたのでした~。
その頃になると・・・
ピカくんの様子が変わってきました。
小学生の頃、沢山沢山勉強して、憧れていた学校に入学したお姉ちゃんが・・・
大学受験で悪戦苦闘している姿を目の当たりにしてしまったものですから・・・
改めて、受験の厳しさを知ったピカくん・・・急にピリッとした表情に変わったのでした~。
その頃のピカくんは・・・
私が何も言わなくても自ら勉強するようになっていたのでした~。
そう!ピカくんも来年は高校を受験しなくてはいけないのです。
まるちゃんが大学受験に立ち向かう姿勢を見続けていたピカくんには・・・
とってもいい刺激になりました。
そして、そうこうしているうちに・・・
とうとうまるちゃんの本命の国立大学の入試の日がやってきました。
その日も、家族全員で円陣を組みパパの掛け声でまるちゃんを励まし、まるちゃんを送り出しました。
その日の夕方、一日目の入試を終えたまるちゃんは・・・
時間配分を間違えたし、自分の実力が上手く発揮できなかったと・・・
暗い表情で落ち込んで帰って来たのでした。
そして、入試二日目の朝になると・・・
ピカくんは、back numberの「SISTER」の歌を歌ってまるちゃんを励ましていました。
その後は、またまた家族で円陣を組んでまるちゃんを励まし送り出しました。
それからの私は、家事を済ませると・・・いてもたってもいられなくて・・・
まるちゃんが受験している大学の側まで電車に乗って足を運び・・・
その大学の近くの神社へお参りに行ってしまいました。
しかも・・・その日は・・・
まるちゃんの長い長い入試の期間に終止符が打たれる日でもあったのです。
そんな私は・・・まるちゃんが帰ってきたら労ってあげたいと思い・・・
神社の出店では、合格饅頭や梅昆布茶を買って、
その帰りに、和菓子屋さんで桜餅と雛あられを購入して、
それから、美味しそうなスイーツ屋さんでマカロンとクロワッサンも購入しちゃいました。
そして、長距離をずっと歩いた私も一休み一休み・・・
カフェに立ち寄って、まるちゃんの事を思いながら・・・桜ラテをいただきました。
それからは、まるちゃんが受験している大学の最寄り駅に向かい・・・
まるちゃんがんばれ~と念じながら・・・家路に着いたのでした~。
私が帰宅してしばらくすると・・・
全ての入試を終えたまるちゃんから・・・
メールが届きました。
それは、長い長い手紙の様なメールでした。
そこには、まるちゃんからの感謝の言葉が沢山綴られていました。
私はそのメールを読んだ瞬間に・・・
もう入試の結果なんてどうだっていいという気持ちになっていました。
そして、まるちゃんが帰宅するのを首を長くして待っていると・・・
まるちゃんは、試験二日目は全力で臨めたとのことで後悔は無いと明るい表情で帰ってきてくれました。
そんなまるちゃんを私は思いっきり抱きしめてあげました。
「まるちゃん!本当にお疲れさまでした!」
その日の晩御飯は家族でゆっくりいただき・・・
その後も、深夜まで家族で沢山沢山話したいことを話して・・・
おしゃべりを楽しみました。
でも、その翌日になると・・・まるちゃんは早速・・・
高校受験までもう1年も無い、ピカくんの数学の勉強を看てくれました。
それだけでも・・・まるちゃんの国立大学の受験には意味があったのかもしれません。
そして、国立大学の合格発表まで少しの間、期間がありましたので・・・
その期間、まるちゃんはのびのびと自分なりの時間を過ごしておりました。
運動不足なまるちゃんは、早速パパと散歩を楽しんで、ピカくんの部活の試合の見学にも出かけていました。
それから、私もまるちゃんと色々なところに出かけました。
まずは、氏神様にお参りして、それから地元の神社にも参拝に出かました。
二人でランチも楽しんだり、「オデッセイ」の映画鑑賞にも出かけました。
そうそう、まるちゃんは久しぶりに美容院へも足を運んでいました。
家族が全員揃ったお休みの日にはお出かけもしました。
13年ぶりになりますが・・・
まるちゃんとピカくんが幼い頃、歩く練習をしていた芝のある公園に足を運んだのでした。
それから、まるちゃんは・・・
お友達と遠出してお出かけも思いっきり楽しんでいました。
さらにその翌日には・・・
自由登校の日でも学校へ足を運んで、お友達とお弁当を食べたりおしゃべりを楽しんだり・・・
残りの学校生活を謳歌して、有意義な時間も送っていたようです。
そんなこんなで入試から解放されたまるちゃんですが・・・
そうこうしているうちに・・・
とうとう、まるちゃんが受験した国立大学の合格発表日がやってきたのでした~。
本来なら、ネットでも合否が分かるのですが・・・
「大学までママと一緒に足を運んで、しっかりと結果を見届けよう!」と・・・
まるちゃんを誘いました。
最初はためらっていたまるちゃんでしたが・・・
私と一緒なら心強いと思ってくれたようで・・・
大学掲示板の前まで、足を運ぶ決心をしたまるちゃんなのでした。
そんな訳で・・・私とまるちゃんはドキドキしながら電車を乗り継いで・・・
大学の最寄り駅まで向かいました。
駅を出ると・・・受験生らしい人たちが皆同じ方向に向かっていました。
私は、大学に向かっている間・・・
劣等感でいっぱいだった幼い頃のまるちゃんの事を思い出していました。
そんな事を思い出しながら・・・
あの頃のまるちゃんと私が、今現在にタイムスリップしたら驚くだろうな~と思ってみたり!
まぁそんな事を思いながら・・・
大学の門の手前に到着したのでした・・・
それだけで私は感動してしまったのですが・・・
息を呑んで大学の敷地内に入ると・・・
母親の私は、まだまるちゃんの結果が解らないうちから・・・
こみ上げてしまい・・・目頭が熱くなっていたのでした。
そしてそれをグッと我慢して、顔を上げると・・・
そこには・・・大勢の人だかりが出来ていました。
でも、まだ掲示板には合格発表の紙は貼られていませんでした。
間に合ってよかった~と・・・ちょっと安心。
しかし、この混雑ぶりでは・・・
合格発表の番号を確認するには大変だろうな~と思っていたのでした。
するとちょうどその時に・・・
合格発表の結果が記された大きな用紙が、掲示板に次々と貼られていきました。
そして、何とか・・・掲示板の前まで進もうと・・・
まるちゃんと私は人だかりの後ろの方でウロウロしておりました。
ちょうどそんな時、私たち親子の様子に気づいてくれた、大学生のお兄さんが声をかけてくれました。
ありがたいことに、大学生のお兄さん達が連携して、まるちゃんを掲示板の前まで誘導してくれたのでした。
「ま~なんて素敵な大学生なのかしら~!」と・・・またまた感動してしまった私。
一方、何とか掲示板の前にたどり着いたまるちゃんでしたが・・・
そこにはまるちゃんの番号はありませんでした。
そう、まるちゃんの目には・・・
まるちゃんの受験番号が映しだされる事はなかったのです。
するとまるちゃんは、振り返って私に「無い」とだけ告げて・・・
大学の門へと足を進めていました。
私もすぐに後を追ってまるちゃんの受験番号を確認しました。
でも、やっぱり、まるちゃんの番号は見つかりません。
そして・・・
私もまるちゃんを追いかけるようにして、大学の敷地を後にしたのでした。
そこで私は・・・なんてまるちゃんに声を掛けようかな~と迷っていました。
しかし、まるちゃんの表情は、意外にも凛としていました。
そして・・・「置かれた場所で咲きなさい!だね!」と・・・
私に第一声を放ちました。
私は、そこでもうまるちゃんの心配をするのをやめていました。
まるちゃんが、こちらの国立大学を受験出来るようになるまでには・・・
それは、まるちゃん自身の努力もあったと思いますが・・・
学校の先生方や塾の先生方が本当によく支えてくださったからなのです。
まるちゃんを支えてくださった全ての先生方に感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして・・・まるちゃんと駅までテクテク歩きながら・・・
「大学生のお兄さん達も優しかったし・・・いい大学だよね~
この大学を受験出来ただけでも・・・良かったよね~」と・・・話しながら駅に向かったのでした。
そして・・・
その後は・・・受験した大学の最寄駅から・・・
オレンジ色の電車に乗ってその地を後にしたのでした~。
それから、パパの勤務先の最寄駅で下車して・・・
パパのお昼休みに合わせて、まるちゃんの受験お疲れさまランチ会をしたのでした~。
まるちゃんは、パパに受験結果を報告すると・・・
スッキリとした表情で・・・
自分が選んだお店で、大好きなパスタをいただいて、美味しいケーキもいただいて・・・
自分の気持ちをリセットしていたようです。
そう!
まるちゃんの気持ちは、すっかり未来に切り替わっていたのでした~。
そんなまるちゃんの様子を見たパパは安心したようで・・・
皆で、美味しくお疲れ様ランチをいただいたのでした~。
私はその数日後に、
まるちゃんが合格発表直後に放った「置かれた場所で咲きない」の言葉の真意を尋ねてみました。
するとまるちゃんは、「私は、受験期間中、この言葉に何度も救われた」と・・・語ってくれました。
そんなまるちゃんは、本当に本当に・・・「受験から解放された~!」と・・・
翌日からは、自分らしく咲くための自分磨きをはじめたのでした~。
ずっと我慢していたお菓子作りを楽しみ・・・
今まで応援してくれた、おじいちゃんやおばあちゃん達にクッキーやパウンドケーキを焼いて贈っていました。
そして、私とまるちゃんでまたまたお出かけを楽しみました。
今度は、「母と暮らせば」の映画鑑賞にでかけました。
それから、まるちゃんがずっと飲みたいと言っていた・・・スタバの桜ラテもご馳走しました。
まるちゃんのお買い物も一緒に楽しみました~。
そうそう・・・
まるちゃんの受験期間中、少しでも部屋を明るくしようと・・・
春のお花を花瓶にちょこちょこ活けていたのですが・・・
それにまるちゃんも興味を示したので・・・
まるちゃんにもお花を花瓶に活けてもらいました。
すると、生け花にも興味を示したまるちゃん。
そこで今度は、剣山と花器を収納棚から久しぶりに引っ張り出してきて・・・
まるちゃんに、生け花を教えました。
すると、まるちゃんはすぐに生け花にはまって・・・
時間をかけて自分なりのお花を活けて楽しんでおりました。
そうそう・・・
それから、大学へ行って困らないようにと・・・苦手な英語も少しだけ勉強したり・・・
それから私が一番助かったのは・・・
まるちゃんの料理です。
連日、晩ご飯を作ってくれたので・・・ママは少々楽させてもらいました。(悦)
そんな中・・・
パパが、ネットでまるちゃん念願のたこ焼き器を購入してくれました。
まるちゃんが卒業式を迎える前のお休みの日に・・・
我が家では、まるちゃんの卒業祝いに・・・
我が家初のタコ焼きパーティーを開催したのでした~。
これが、また楽しいのです。
まるちゃんが、大好物のタコ焼きのタネや具材をテーブルの上に準備してくれると・・・
タコパーのスタートです!
皆で共同作業して、タコ焼きをワイワイ楽しく焼いて・・・
皆でタコ焼きを皿に盛って、ホクホクモリモリ美味しくいただきました~。(悦)
そんなまるちゃんは・・・お友達との時間も大切にしておりました。
お友達と卒業旅行に出かけたり・・・
ご無沙汰していたお友達と映画鑑賞やずっと我慢していたカラオケにも出かけたりしておりました。
それから、色々なお友達とただただお茶をしておしゃべりを楽しんだりもして・・・
一日一日を大事そうに送っていました。
そして、残りの学校生活でのまるちゃんは・・・
クラスのお友達や、部活のお友達と楽しい時間を過ごし、
卒業生の送別会で、後輩の余興を楽しませてもらった~と・・・
ニコニコで帰ってきたりしていました。
そして、本当に残り少ない女子高生生活を楽しんでいました。
そんなまるちゃんは・・・
学校生活を通して・・・先生方やお友達、先輩、後輩との素敵な巡り会いの中で・・・
大きく成長させていただきました。
そんな思い出が沢山沢山詰まった学び舎ともお別れしなくてはなりません。
まるちゃんはもちろんのことでしょうが、母親の私としても少々さびしいのです。
そんなまるちゃんの全ての出会いや経験に感謝して・・・
まるちゃんの高校生活の卒業を見届けたいと思っています。
そして・・・
まるちゃんは、この春、ご縁を結ぶことが出来た大学に入学します。
まるちゃん!高校卒業おめでとう!
そんな中・・・
ピカくんも、大好きな学校や部活動や塾を通して・・・
沢山の経験や体験を積んでいる毎日でした。
そして・・・
色々な先生方や沢山の友達や仲間達との出会いや素敵な巡り会いの中で・・・
日々成長している過程にあります。
そんなピカくんの中学校生活もあと1年です。
もう1年もありませんが・・・
ピカくんが初めて経験する受験も待っています。
そんなピカくんの進路が決まるまでの間・・・
ピカくんの成長を楽しみながら、今度はピカくんに寄り添ってあげたいと思います。
がんばれ~!ピカくん!
娘が「受検」した公立の学校は・・・
私が一時的に・・・娘の第一志望校としてお願いした学校でした。
それは・・・
我が家の大切な家計を預かっている私としては・・・
理想と現実を行ったり来たりしていた時期でもありました。
それは・・・やはり・・・先行き不透明な・・・世相に・・・不安があったからです。
娘に「受検」をお願いした公立の学校へは以前から・・・
私も娘も主人も・・・説明会へは足を運んでいました。
そこで・・・魅力を感じながらも・・・
私立の学校の「試験」の内容とは・・・
かなりかけ離れていた公立の学校の「試検」内容でした。
その頃は、娘の第一志望校が私立ならと・・・
私立の「受験」対策はしていても・・・
公立の「受検」対策には、時間も余裕もありませんでした。
そして・・・昨年の秋まで、まったく何もしてこなかったのでした。
それでも私は、その時期に少しだけ・・・
娘へ「受検」の公立学校を勧めたのでした。
そして娘には・・・
急遽・・・塾で設けている、スポット的な「受検」対策講座を何回か受講してもらいました。
娘は・・・
またまた、急に難題を押し付ける母親に対して、かなり困惑気味でした。
そんな様子を見ていた主人は、いつも娘の味方でした。
そして・・・
娘へ急に無理を押し付けている私には不満気でした。
それは・・・
娘の気持ちをもう少し考えるようにとの事です。
それでも・・・
現実的な事も視野に入れて家庭を守らないといけない私の気持ちは・・・
理解してくれていました。
だからこそ私は・・・
「受検」対策講座の申し込みを独断で決めてきてしまったのでした。
そして結局、娘には受講してもらう事にしたのでした。
そんな娘の「受検」対策の受講先は・・・塾は同じでも別の校舎です。
こんな時期だっただけに・・・
知っている先生も友達もいない校舎へ行くのがとても不安だったらしく・・・
娘は、それだけで緊張して腹痛をおこしていました。
そしてそんな娘を・・・
主人はとても心配して、その校舎まで送り届けていたのでした。
不安でいっぱいの気持ちで・・・受検対策講座に足を運んだ娘でしたが、
受検対策講座では・・・
かつて娘がお世話になった先生が担当だったらしく・・・
ちょっと・・・ほっとしながらも安心して受講していたようです。
そして・・・
そんな娘は・・・
ほんのわずかな期間ですが・・・「受検」の適正検査Ⅱ・Ⅲの対策を受けながら・・・
適正検査Ⅰの対策は何もしないまま・・・
しかも・・・「受検」の模試などは一回も受けないまま・・・
年を越しました。
よって・・・
娘の「受検」に対する実力や偏差値は不明のまま・・・
自宅ではほとんど「受検」の対策は取れず受検日の2月を迎えました。
そんな中途半端な指示をしてしまった私でしたが・・・
娘の第一志望校は最後まで変わりません。
そんな娘の真剣な思いに・・・
母として・・・やはりなんとか応えてあげたいと思った私は・・・
師走を迎えた頃のことです。
娘の第一志望校にはやはり・・・
娘がずっと憧れていた女子校が一番だと・・・判断しました。
それからは・・・
娘の第一志望校の受験を応援し、第一志望校の勉強を最優先させました。
そして1月に入り・・・遠方の学校の受験を迎えました。
そして、そちらの学校からは本当にありがたい合格をいただきました。
少々遠くても、本当に娘が通いたいと思っていた学校でもありました。
だからこそ・・・安心して2月の受験に臨む事が出来ましたし・・・
2月に受験する予定だった出願校をかなり減らす事が出来ました。
それなのに・・・なぜ?
1月校と第一志望校から合格をいただいた娘が・・・
その後に公立の中学校を「受検」したのか・・・
それは・・・
「受検」に対して・・・無関心なふりをしていた・・・主人が原因でした。
実は・・・娘が「受検」した学校は主人の母校だったのです。
私は・・・娘が第一志望校に合格した段階で・・・
公立の学校の「受検」は辞退させるつもりでしたから・・・
主人もそのつもりでいてくれていると思っていたのです。
それなのに・・・
いざ、娘の入試シーズンを迎えると・・・
自分の母校への思いも熱くなっていたようでした。
そして、たとえ対策が不足していても、合格がもらえなくても・・・
娘には誠意を持って「受検」して欲しかったようでした。
そして私の反対を押し切って・・・
「受検」当日は主人が娘を受検会場まで送りました。
そこで主人は娘と一緒に、母校の門をくぐる事が出来たと喜んでいました。
しかも・・・主人曰く・・・
在学当時の自分は、けして模範的な生徒では無かったとのこと・・・
娘には・・・
自分の母校へ罪滅ぼしだと思って・・・
「パパの母校を受検してくれ!」と頼んでいたのでした。
それは・・・「受検」では記述式の問題ばかりだったからです。
しかも・・・願書にも娘が書き込む欄が沢山ありました。
ですから・・・
娘が今まで経験した事や体験した事からの・・・
感性や思想が反映されやすい試検なのです。
だからこそ・・・今まで娘が頑張って勉強してきた成果を・・・
自分の母校でも発揮して欲しかったようでした。
そして・・・
けして模範的ではなかった、かつての生徒(パパ)は・・・
「自分の子供を、しっかりと愛情を持って育ててきました。」
と証明したかったようでした。
現在の母校には主人を知る先生はいらっしゃらないと思いますが・・・
それでも主人は・・・
娘に母校の「受検」をさせたかったし、「受検」させてよかったと申しておりました。
そして、そして・・・
娘が「受検」を終えると・・・
娘と一緒に「受検」した大勢の受検生達を眺めながら・・・
自分の母校への思いがより一層・・・熱くなっていたようでした。
それは・・・
昨年の秋頃の主人とは・・・まったく様変わりしていたのでした。
公立の学校は、倍率の高い学校でしたから・・・
自分の娘がもしも自分の母校へ入学したらと・・・
妄想が広がったのでしょう・・・
そんな主人は・・・
娘に自分の母校の良さを語っていました。
それでも・・・
娘は・・・やはり・・・ぶれる事無く・・・
憧れの・・・第一志望校へ進学すると堅く堅く伝えていたのでした。
話は昨年の秋頃に戻りますが・・・
実は我が家では・・・
娘の「受検」に対する合格の期待がまったく無かったと言ったら、
本当はそうでも無かったのです。
それは受験用の模試の判定結果からのものでした。
娘が秋からずっと受けていた・・・私立中「受験」用の模試の成績からでは・・・
その公立の学校の合格率が一番高かったのです。
秋から迎えた4回の模試の結果は全て・・・安全圏内の学校だったのでした。
そんな「受験」模試の結果に淡い期待をよせて・・・
秋も深まった頃に・・・「受検」を勧めたのは私でした。
それでも・・・・
そんな私でも、「受検」の入試内容を知れば知るほど・・・
いままでの模試の結果に疑問を抱き始めていました。
それは・・・
「受検」の適正検査では文章を理解して分析して表現しなくてはいけない試検だったからです。
特に、適性検査Ⅰの試検の対策は本当に難しく・・・
どんな基準の記述力で試検に臨めばいいのか知るすべもありませんでした。
記述力と表現力を使って原稿用紙一枚分の完璧な文章を書き綴らなくてはいけない試検です。
そしてそのような能力を、完璧には備えていなかった娘です。
ですから・・・
簡単に「受験」用の模試の結果では、「受検」の合格ラインを判断できるものではありませんでした。
そんな事に気付きながらも・・・
私は、娘の実力に淡い期待をよせ、
主人に言われるまま自宅から「受検」へ送り出しました。
そして・・・
それから数日後のことです・・・
娘が受検した公立の学校の発表の日がやってきました。
結果はやはり・・そんなに甘いものではありませんでした。
「受検」結果は、やはり「不合格」だったのです。
心境は複雑ながらも・・・これで主人も・・・スッキリしていました。
やはり、「受検」に見事!合格された受検生の皆さんは・・・
娘がこの一年間、憧れの第一志望校に向けて一生懸命に努力して対策してきたように・・・
きっと、熱いお思いを持って「受検」対策に取り組んできた受検生達ばかりでしょう。
そんな事が理解できただけでも・・・親子共々、本当にいい人生経験が出来ました。
受験・受検とは学校側が求めている生徒を集めるためのテストです。
やはり・・・模試はあくまでも目安で・・・
志望校から求められている能力を養うためには・・・
志望校からのメッセージをしっかり感じ取って・・・
しっかりと志望校の入試対策をする必要があると強く感じました。
そして主人もきっと、今回の「受検」の件では・・・
娘が自分の母校の「受検」で不合格をいただいても・・・
わが子の思いよりも・・・
もっともっと熱い思いで「受検」に臨み、合格をつかみ取った・・・
未来の後輩達を誇らしげに思っていたに違いありません。
そんな事が理解できただけでも・・・
本当に本当に・・・主人にも・・・私達家族にとっても・・・
娘の「受検」はいい経験になりました。
こうして・・・改めて・・・我が家の入試までの道のりを振り返ると・・・
波乱万丈な娘の受験・受検までの道のりでしたが・・・
結果的には・・・
娘にとってベストな結果になったと思っております。
そして・・・
知らず、知らずの間に・・・家族で本当に成長する事ができました。
心から、全ての出来事に感謝したいと思います。
娘は毎日の様にお友達と楽しい時間を過ごしています。
そんな娘との受験までの道のりを・・・
もう少し、詳しく綴ってみたいと思います。
それでは・・・正月明けからと、昨年の秋からの話に戻りたいと思います。
娘の志望校対策コースでは・・・
毎週のように、入試の予行練習のようなテストを受けていました。
それからは・・・自宅でもテストの結果を見ながら・・・
第一志望校対策の総復習へ入っていたのでした。
それまでの娘の様子はというと・・・
昨年の秋からひたすら・・・
6年生の予習シリーズ下巻の算数と国語を自力でこなしていました。
4年生の頃には、主人にお願いしていた算数タイムも・・・すっかりやらなくなっていました。
それは・・・私が主人に頼まなくなったからです。
私自身が・・・
娘の中学受験への執着心が薄れていっていたからです。
主人自身は・・・
わが子を受験勉強で縛るのに、嫌悪感があったようでした。
だから、日曜日の塾のお迎えは協力してくれても・・・
主人は娘の成績をあまり気にしていませんでした。
そんなこんなで私と主人が・・・
娘の受験勉強に対してあまり関心を寄せなかった時期に・・・
娘には本当の意味で・・・・
目指したい学校があるなら・・・
自分自身で頑張ってもらうしかなかった時期でもあったのでした。
そんな時期に・・・親の管理が無い・・・娘を・・・
よく看てくださったのは、校舎の先生方はもちろん・・・
志望校対策コースの塾の先生方でした。
総合テスト、ラスト4回を残すところの段階では・・・
9月に受けたテストは・・・本当にすばらしい成績でした!
よ~し!これなら大丈夫!大丈夫!と・・・
私も娘も本当に安心していました。
だからこそ・・・
そんな私は、益々・・・受験勉強の管理をしなくなりました。
娘と塾の先生に任せっきりだったのです。
そんな時期に・・・
娘の受験対策で詳細に弱点を分析してあげられなった私です。
娘は更に10月・11月・12月のテストを受けました。
結果は勿論!成績急降下でした。
それでも・・・私は・・・
以前のような焦りも無く娘の受験勉強をひたすら、塾と娘自身に任せたのでした。
そして・・・
12月に入って間もない頃に・・・
娘の計算力の劣りにやっと気付いた私なのでした。
そこでようやく・・・娘のテストを見返しました。
算数のテストの答案を見てみると・・・
やはり!予感的中!単純な計算問題の間違いに気付きました。
そして娘は問題の理屈が理解できていても・・・
単純な計算ミスで点数を落としていたのでした。
そんな事に気付いた私は・・・
娘の学習法をよ~く思い出し、振り返ってみました。
毎朝取り組んでいる計算問題集は、分数やら少数の入り混じった複雑な計算問題ばかりです。
しかも娘は答え合わせもせず、時間も計らないで、ただただ問題を解いていた事に気付いたのでした。
そこで更に・・・よ~く考えました。
きっと娘は・・・この複雑な計算問題をだらだらと解き・・・
答えが合っているのかも確認しないまま・・・達成感も無いまま・・・
集中力を欠くような学習方法をず~と続けていたのだと感じたのでした。
現に塾の先生からは、お電話をいただくと・・・
算数に学習時間を使ってくださいと、アドバイスを受けていました。
そこで私は娘の核心的な算数の劣りに気付いたのでした。
そして本格的に娘の学力を把握したのは・・・
すでにクリスマスを終えてからのことでした。
それでも私は今までの経験上・・・
試験までは、まだまだ時間はあるから、まだ間に合うと確信しておりました。
それからは、娘の計算力アップ訓練を実行いたしました。
翌朝からは・・・ずっと眠っていたDSソフト「マス×マス百ます計算」をしてもらう事にしたのです。
その効果はすぐに現れました。
朝の複雑な計算問題集の計算ミスが激減したのです。
そして・・・正月明けからの娘は・・・
パパとの算数特訓が久しぶりに始まったのでした。
志望校対策コースで受けた模試の間違え直しや・・・
私と冬休みから始めた色々な学校の過去問題集を、更に更にこなしながら・・・
1月の受験校の入試1週間前からは毎日のように1月校の過去問題をこなし、
主人が帰宅すると、深夜になりましたが過去問の算数の間違えを直してから就寝する毎日でした。
その頃の睡眠時間を確保するのが本当に大変でした。
そして、とことん算数漬けになった娘。
その後、第一志望校の模試で計算ミスから散々だった算数の結果も・・・
みるみるうちに回復していったのでした~。
そして私は更に更に・・・第一志望校対策に取り掛かりました。
第一志望校の対策講座の最後の保護者会では・・・
各教科の先生からの注意事項や試験対策をしっかりとメモをして・・・
各教科の注意事項を娘に伝えました。
そう言えば、その頃に・・・
娘が隠していたテストを発見したのでした~!
私が娘の受験に対する執着心が薄れていた事もあり・・・
娘が志望校対策講座で受けていた秋頃からのテスト結果を・・・
こっそり自分の机の引き出しの中に隠していたのでした。
私は私で・・・そんな事に気付きもしないでいたのですが・・・
1月の後半にそのテストの結果を知った時は・・・
幸か不幸か・・・それで良かった~と思ったのでした。
もし、そんな結果を秋頃から知っていたら・・・
またまた娘を強い口調で責めていたに違いないからです。
実はそんな私自身も・・・娘の成績は模試の結果でほんの少し気付いていたのですが・・・
そうなる事を私自身が予想してか・・・
あえて、秋頃から・・・
娘の受験勉強に執着しないでいたのかもしれません。
そして・・・
それまで、志望校対策講座の教材やテストに目を通さないでいた私は・・・
第一志望校入試1週間前になってやっと・・・
娘の志望校対策の教材やテストに目を通しました。
すると・・・先生方の添削が細かく記されていました。
娘を志望校対策コースに通わせてよかった~と改めて思いました。
この講座に通っていなかったら・・・
娘の第一志望校の合格は・・・きっと無かったでしょう・・・
そんな思いから・・・
各教科の先生方からの添削や解説プリントにオリジナル教材を下に・・・
娘と見直しながら・・・娘の弱点を克服して行ったのでした。
そして、娘とは最後の最後に・・・
ゆっくりと国語の記述問題対策に時間を取りました。
志望校対策の国語の先生の話を思い出し・・・
先生が添削してくださった答案用紙や解説プリントを見直し・・・
再度、記述問題をやり直してもいました。
その頃は・・・1月校の受験を終えたばかりで・・・
第一志望校対策がギリギリな時期になってしまい本当に大変でした。
そして・・・そこから・・・
ずっと封印していた娘の第一志望校の過去問題集に取り掛かったのでした。
毎日のように・・・受験本番と同様に・・・
時間を計り・・・四科まとめての入試練習をさせました。
時には・・・受験の日と同じ洋服を着せて練習をさせたりもしました。
そして・・・面接の練習もしてみました。
そんな娘の第一志望校の受験はというと・・・
塾の先生方のご指導とDSソフトと主人との算数特訓が・・・
功を奏したのか・・・算数は全て解けたとの事でした。
そして・・・どの教科もまずまずの出来だったとの事で・・・
自信に満ち溢れていた娘は迎えに行った主人と一緒に・・・
試験会場を後にしたとの事でした。
ですから娘は、どんな結果でも思い残すことは無いと申しておりました。
そんな中・・・
第一志望校の翌日に受験を控えている・・・
第二希望の学校の過去の入試問題集にも、少しだけとりかかりました。
そんな第二志望校の過去問は・・・
娘とは相性もよく・・・
自宅でこなした過去問題は・・・
全て、合格最低ラインの点数を遥かに超えていたのでした。
そんな安心感や過信が・・・受験当日に響いたのかもしれません。
安心しきっていた国語が難しかったらしいのです。
第一志望校の問題に合わせて・・・
記述に重点を置いていた国語でしたので・・・
難解な選択問題が・・・とても難しかったと申しておりました。
それでも・・・
娘はずっと憧れていた第一志望校の対策をしっかりこなした事もあり・・・
娘は・・・第一志望校の合格を手に入れる事ができたのです。
そして・・・1月に受験した学校からの合格にも、誇りを持っていたので・・・
その日の晩に、第二志望校の不合格を知っても・・・
娘は全力で受験に臨んだから、後悔はしていないようでした。
そして・・・
翌日には主人が望んだ「受検」に臨んだ娘だったのでした。
娘は自分の入学先は第一志望校と意思をしっかりと固めていたのに・・・
それでは・・・なぜ?
娘が第一志望校の合格をいただいてから・・・
「受検」をしたのかをお話してみたいと思います。
次につづく・・・
娘の入試・発表も無事に終え・・・通常の生活に戻りました。
そこで・・・改めてブログをアップする事にしました。
娘の中学受験ですが・・・
なんと言い表していいのか・・・何から書き込もうか・・・
悩みながら・・・キーボードを打ち込んでいます。
このブログを振り返ると・・・波乱万丈な娘の中学受験でした。
この時代と・・・我が家の家庭方針と・・・
娘を振り回した中学受験だったかもしれません。
それでも・・・結果的には母子共に成長できた中学受験でした。
それは娘の学力だけの成長ではなく・・・
本当に強い精神力を養う事が出来た中学受験だったからです。
ここのところ、受験の具体的な話から退いていた、私のブログです。
入試を終えた今だからこそ・・・
ほろ苦いあの時期の事を・・・ほんの少し・・・綴ってみたいと思います。
「桜咲き 学びの道を 振り返る」
まずは、娘が志望校を決め、入試に至るまでのお話です。
娘が志した学校は・・・
娘が4年生の秋に訪れた学園祭がきっかけで・・・
その時期から・・・密かに第一志望と心の中で決めていたようでした。
そんな娘に対して、私の志望校選びは・・・
ただただ目標は高くと・・・
学校説明会前から、偏差値表だけで学校選びをして・・・
そんな学校選びを娘に押し付けていた時期もありました。
そんな安易な考えは・・・
娘が受験勉強を始めたばかりの・・・
現実感が無い時期だったから出来た事なのですが・・・
やはり娘が通う学校です。
沢山の学校へ足を運んで校風を知る事が大切だと感じた私は・・・
塾主催の学校紹介をはじめ、学校見学会・説明会に数多く出向きました。
そして4年の間に・・・
沢山の学校説明会へ足を運びました。
そこで・・・色々な学校を知り、校風を知り、
どちらの学校へ出向いても本当に魅力的で・・・受験校を決めるのに悩むほどでした。
そうした事から・・・
特に娘に紹介したい学校の学園祭へは・・・
3年の間に・・・
娘を連れて出来る限り、沢山訪れてみました。
そんな中、娘は・・・ある女子校に心惹かれ・・・意識するようになっていたようです。
そして・・・
その学校は、娘の第一志望校に変わっていったのでした。
そんな中・・・
私は私で・・・更に・・・沢山の学校へまわりました。
主人も私も共学出身ということで・・・
娘には共学の学校を勧めた時期もありました。
それでもやはり・・・娘の第一志望校はぶれませんでした。
そこで私は娘が心に秘めていた第一志望校の説明会へ・・・
娘が5年生の時に・・・初めて訪れたのでした。
娘が胸に抱いた第一志望校の説明会では・・・
校長先生のお話を拝聴させていただきました。
校長先生のお話はとても心温かく、私の心に響きました。
すると、自然と目頭が熱くなった事を今でもはっきりと覚えています。
そこで私自身が・・・
娘が志した学校への熱い思いを、共感することが出来たのでした。
それからは母親として・・・
娘が志した学校への思いを一緒に応援してあげようと決めました。
そして・・・
昨年の春からは娘の志した第一志望校へ向けて・・・目標を掲げました。
そして、娘が通っていた塾の志望校別対策コースを受講させたのです。
そしてさらに私は・・・
娘が志している学校を理解したからこそ・・・文化も大切にと・・・
娘の大好きな習字教室は通い続けてもらう事に決めました。
それから、ゆっくりと娘のペースで続けてきたピアノですが・・・
先生に協力していただきながら細々と続けさせていただきました。
そんな中・・・
受験を控えた6年生の娘には・・・
本当の意味で受験生としての自覚を持ってもらわないといけない時期でもありました。
それから・・・
更に時が経ち6年生の秋を迎えました。
娘が習い事を続けている中で・・・
小学6年生の秋からは・・・総復習に入る時期でもありました。
世相も不安な時期でありましたので・・・
我が家の家庭方針を考え直し・・・家計を見直す時期でもありました。
娘にはしっかりと説明した上で・・・
受験生としての自覚を更に持ってもらい・・・納得してもらいながらも・・・
週3回は通っていた塾の通常授業を、週1回に減らしてもらいました。
そして娘には、自宅学習中心に受験勉強をしてもらうことにしたのでした。
週例テストも、娘の第一志望校が決まってからは・・・
月に1度ペースの総合テストだけにしていたので・・・
平日の通常授業が1回と、日曜日の志望校別対策講座と・・・
週に2回の通塾にシフトしていきました。
この大切な時期に逆行して・・・
娘には、ほとんど自宅で受験勉強をさせていた訳ですから・・・
塾の先生方には、本当にハラハラさせてしまったことと思います。
それでも塾の先生方は、本当に娘をよくみてくださいました。
本来なら、見放されてもいい生徒かもしれません。
それでも先生方は娘を温かく見守ってくださっていました。
そんな娘は、本当に塾が大好きでした。
先生方、そして友達も大好きで・・・数々経験した習い事の中でも・・・
娘にとって塾は、自分が自信を持っていられる唯一の居場所だったのかもしれません。
例えるなら、スポーツアスリートが練習を重ねるグラウンドや練習場がそうであるように・・・
娘が活き活きとできた場所だったのかもしれません。
そんな中・・・
私が娘に自宅学習の道を与えてしまったこの時期に・・・
娘に対して、偏見を持たずに仲良くしてくれた塾のお友達や応援してくださった先生方には
本当に感謝しております。
そして・・・
受験を目前に娘が沢山の学校から悩み選んだ志望校は・・・
最終的に4校に絞り込まれました。
どちらの学校も娘自身が訪れ自分の目で確かめて、志望校を決めました。
そして娘が一生懸命に勉強をして臨んだ、志望校の受験だったのです。
そんなこんなで・・・
長い受験勉強生活も終盤に入り・・・いよいよ娘の入試を迎えたのでした。
娘がまず受験した学校は、第三希望の女子校からでした。
こちらの学校は、少し遠方の学校でしたが、娘が学園祭に訪れ、受験を希望した学校でした。
そして2月に入り・・・
その次に受験した学校は、娘が長い間、憧れていた第一希望の女子校でした。
その翌日には、第二希望の女子校を受験しました。
こちらの学校は、自宅から近い事もあり、やはり学園祭をきっかけに娘が希望した学校でした。
更にその翌日には、第四希望の公立で共学の学校を受検しました。
こちらの学校も、やはり娘が学園祭や説明会に訪れ、私と主人の勧めもあり希望した学校でした。
こちらの学校は、「受検」を経験させたくて・・・
最終的に悩みながらも主人が娘に望んだ受検でした。
(このエピソードは次回のブログに綴りたいと思います。)
どちらの学校も全て、娘にとってみれば入学を希望していた学校でした。
ですから娘は、全ての入試を終えると、自分の実力を出し切れたようで・・・
清々しい表情で、後悔は無いと申しておりました。
そして・・・そんな娘の入試結果ですが・・・
はじめに受けた学校からは合格をいただき、見事に桜を咲かせていただきました。
そして・・・
次に受けた学校は、娘がずっと憧れていた第一志望校でした。
そんな娘が、長い間恋焦がれていた学校へは・・・・娘の熱い思いが届きました!
なんと!感動の合格をいただくことができたのです。
「浮き上がる 桜番号 笑み浮かぶ」
娘は、志望校別対策コースの先生方に1年間お世話になり、励まされながら・・・
4年生から希望していた学校の桜を咲かせることができたのでした。
本当に、嬉しくて嬉しくて・・・ホッとした瞬間でした。
そして・・・そんな感動に包まれている中・・・
娘のこれからの長い長い人生の上では・・・
本当にありがたい貴重な経験もさせていただきました。
後半に受けた2校は、残念ながら桜が咲きませんでした。
娘はちょっとショックを受けながらも・・・
娘にとっては、とてもいい経験でした。
娘は二つの不合格をいただいた事によって・・・
改めて、身が引き締まる思いだと申しておりました。
きっと・・・この経験は・・・
これから、いろいろな事に挑戦する際に・・・
きっといい影響を及ぼしてくれるに違いないと確信しております。
そして・・・
長かったのか?短かったのか?
いろいろ経験をしながら中学入試の日々を送り・・・
ここでやっと・・・
中学受験生活に終止符を打った瞬間でもありました。
今まで・・・
こんな中学受験ブログを綴っていましたが・・・
娘が大半の時間を費やしていたのは・・・やっぱり・・・
娘が通っている小学校です。
そして・・・私には計り知れないほどの・・・
楽しい思い出が詰まった小学校生活だった事でしょう。
引っ込み思案だった娘を、なんでも積極的に取り組めるような子に・・・
成長させてくださった担任の先生をはじめ小学校の先生方には・・・
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
娘には・・・
これから残された楽しい小学校生活と、お友達との時間を大切にしながら・・・
卒業式を迎えて欲しいです。
そして・・・
改めて、娘の中学受験生活の4年間を振り返ると、本当に色々な事がありました。
それでも・・・
結局は、私が想像していた厳しい中学受験生活の道のりよりも・・・
遥かに・・・清々しい経験を送ることが出来た娘との中学受験生活でした。
なんと言っても・・・
一番成長できたのは、母親の私自身だったのかもしれません。
今となっては・・・娘に感謝しています。
そんな私の心情や・・・娘の入試を控えながらも・・・
相変わらず・・・明るくみんなを元気にしてくれた息子と主人の様子を綴った・・・
我が家の日記は・・・
またゆっくり、アップさせていただきたいと思います。
娘の中学入試結果報告はこれで終りますが・・・
娘は・・・自分の夢を目標に変え・・・自分の目標を達成いたしました。
そして娘は・・・
若葉が芽吹くこの春に、ずっと憧れていた学校へ入学いたします。
「晴れやかに 芽吹く娘の 春思う」
2010年初ブログです。
いよいよ・・・娘の中学受験が始まります。
このブログをはじめてから・・・
この年を迎えるために心の準備をしてまいりました。
そこで・・・娘の中学受験が終るまで・・・
母親として・・・
そっと、娘に寄り添ってあげたいと思います。
「迎春 待ちわびて 文字紡ぎ」