宮美庵

幸せはいつだって、わたしの中に。

森の中に縄文の響き~札幌芸術の森野外美術館にて

2017-07-30 19:46:11 | 習い事・趣味(オカリナ・ジャンベその他)
「つくって たたいて 縄文太鼓でアートキャンプ」
小学生の親子中心に、5月から4回のワークショップが開かれ、
芸術の森の土も入れて「自分でつくった縄文太鼓」で、
「演奏」も体験しちゃうという、
とっても素敵な企画!
その最後の回が昨夕でした。
 
私は残念ながら、事前のワークショップには行けませんでしたが、
太鼓の先生に声をかけていただき、
野外フェスだけ、参加させてもらいました。
 
この木々の下は・・・
 
(芸術の森 HPより)
実は、中央の広場に石が北斗七星の形に並んでいる「北斗まんだら」という立派な作品。
当初は大人の背丈ほどだった赤えぞ松が、
芸術の森オープンから31周年を迎えて、
立派な森に成長しています。
 
この作品の中で、美術館31周年をお祝いする野外演奏をしました。
 
初めにグループで練習。
 
 
最近は、実家の両親との時間が多いうえ、
ボランティアで訪問するのは高齢者の方の施設。
それはそれで好い時間ですが・・・
子どもたちと触れ合えたのは、
久しぶりに、と~っても楽しいことでした。
 
太鼓のチューニングの仕方も先生が小学生たちに指南。
真剣に学んでますね
 
 
いよいよ本番!
まずは先生方の演奏~
先生たちは先日、なんとパリでも公演してきたのでした。
心地よい響きが森に広がりました。
 
 
鹿のお面をつけていらっしゃるたたき手は・・・師範の茂呂剛伸さんです。
耳も目も動くのです~!
 
 
そして後半は、
全員で、
4種類のリズムを7、8分ずつ・・・つまり全部で約30分間!
休みなくたたき続けたのでした。
 
ちびっこさんたちは、たった2日の練習だったのに、
どのリズムもとっても上手!
一斉に止まる合図も、テンポを速めたり、音の大きさを上げたり下げたりすることも、
理解してしっかりそろえられて、
しかも30分という長時間、次第にノリノリに、楽しそうに、たたき続けたのでした。
素晴らしい~!
 
 
それから、と~っても幸せだったことがありました!
みんなの太鼓の演奏を聴き受け止めながら、
ピアノ奏者の方が即興演奏で寄り添ってくれていたこと。
福田ハジメさんというそのピアノ奏者の奏でる
素敵な音とともに太鼓をたたけたことは
ほんとうに素敵で幸せな体験でした。
 
 
 
 
森の中に素朴で柔らかな縄文太鼓の息のそろった音が響き、
自分もその中に溶け込んで・・・
ずっと心が幸福に笑っているような時間でした・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※縄文太鼓・・・土をこねて形づくり焼き上げ、エゾシカの皮を張った太鼓です。
 今回はできなかったけれど、一昨年つくったマイ縄文太鼓。
また作りたいな・・・こんどはもう少し大きくてもう少し音が響くように。
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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (たにむらこうせつ)
2017-07-31 09:48:25
初めまして。
縄文太鼓の響き、どんなんだどう?
縄文人はどんな響きで踊ったんだどう?
とても興味があります。
実際に聞いてみたいです(^-^)
みんなのブログからきました。
返信する
Unknown (MIHO)
2017-07-31 09:54:52
「ずっと心が幸福に笑っているような時間でした」
という、みやびさんのことばに、ハッとして、キュンとしました。

私もうだうだしていないで、そう思える時間を持てるよう、行動しよう♪

みやびさん、いつも胸に響くことばをありがとうございます。
返信する
たにむらこうせつ様 (みやび)
2017-07-31 10:51:07
縄文文化は、
感謝や畏怖を忘れず自然と共生する、
現代人がなくしかけているものを大切にする文化だった気がしますね。
太鼓はそんな人間が、大自然の神々と繋がる道具でもあったようです。

「茂呂剛伸 縄文太鼓」でYouTube動画が観られると思います。

コメントありがとうございました❗
返信する
Unknown (金ちゃん)
2017-07-31 11:22:05
縄文太鼓ですか?
昔から音を出すとう言うことは
人間の知恵?なのですね!
考えればヴァイオリンも馬の尻尾で
音も出しましたから、
庄の笛も単純な道具勿論竹の笛も
音は昔から音を叫びに替えていたんでしょうね!
最初は人の声が始まりなんでしょうね!
考えると音に歴史ありなんですかね!
返信する
MIHO様 (みやび)
2017-07-31 13:07:42
日常の諸々を忘れて、
なぁんにも考えずに森と空と
太鼓とピアノの響きに身を委ねる時間は、
幸せでした。

MIHOさんにもたくさん、
幸せな時間がありますようにー!

コメントありがとうございました
返信する
こんにちは (たにむらこうせつ)
2017-07-31 14:25:25
ご訪問ありがとうございます。
私の詩如何でしたか?
私のブログ如何でしたか。
失礼を承知の上でお願いがあります。
もし私のブログが気に入って頂けたのなら
相互読者になりませんか?
私が先に読者登録致します。
後で私のブログに来て(名前をクリック)
プロフィールの所の数字ではなく
「読者になる」をクリックして下さい。
よろしくお願いしますm(__)m
無理なようでしたら構いません。
返信する
ありがとう (たにむらこうせつ)
2017-07-31 19:20:34
読者登録ありがとうございます<(_ _)>
まだまだ未熟な詩や短歌ですが、
これからもよろしくお願いします!
とっても嬉しいです(^-^)
返信する
金ちゃん様 (みやび)
2017-07-31 19:46:28
人の声で表現しきれないものを、
楽器で表現しようとしたのでしょうかね。
たぶん太鼓は最初に考え出された楽器のうちのひとつではないかと思います。 
お母さんのお腹のなかで聞いていた音に近いから。

野外で楽器を奏でるのは、一人でする度胸はないけれど、
古代人になったみたいで、
気持ちよかったです。
返信する
素晴らしいワークショップ (M)
2017-12-21 23:21:02
野外美術館における、このワークショップのことについては、キサでのイベントで、石田しろさんが紹介なさっていたので、とっても興味がありました。キサで、しろさんの演奏を聴いて、縄文太鼓のファンになった私は、おもしろそーだなー参加してみよーかなーとは思ったのでした。
でもその思いを意志に変えることもないまま、時間が過ぎてしまいました。
演奏会を聴きに行くだけでも行ってみればよかったです。みやびさんにあえるかもな~とも思ったのに・・。考えるばかりで、なかなか行動に移せないのは、もったいないことですね。来年はもっとアクティブに行動できる人になろうっと。
返信する
M様 (みやび)
2017-12-22 06:11:10
コメントありがとう~

実は1月にまた、
縄文太鼓を制作するワークショップがありますよー!
円山の工房で。日曜日に何回かで。
一緒に作りませんか~?

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