クラスのはじめに、5~7分ほどの瞑想を取り入れています。
クラスが始まる前に、教室に集まったみなさんと、楽しいおしゃべりをして、ときどき笑いが止まらなくなるほどなのですが、その明るく楽しい感じと、その後の瞑想を始めたときの甘く静かな時間、両方好きです。
ヨガは宗教がうまれる前に、医学や天文学、数学などと並んで、身体と心を健やかに保つ科学として体系づけられました。同じく瞑想も心の修養の手段として行われてきました。
瞑想は、いつも働き続けているマインドに静けさをもたらします。とても忙しい日常の中で、頭にやらなければならないこと、考えなければいけないこと、こんなことやあんなことがあった…とグルグルと廻る思考を、少し置いておいて、目を閉じて今穏やかに呼吸している自分にくつろいでいると、安定感や静けさ、甘く幸せな気持ちがふわっと訪れます。
瞑想を続けていると、
・気持ちが落ち着き、余裕が出る。頭の中が整理され、日常が穏やかで落ち着くようになる。
・クヨクヨすることがなくなり、前向きになる
・健康になる(心身の自動調整が起こり、ぐぐっと押されたり引っ張られる感じがあったり、内蔵の調整により血行が良くなり、冷えや肩こり、頭痛、腰痛などが改善されることがある)
そうです。(「楽しもう。瞑想 心に青空が広がる」宝彩 有菜 著 光文社知恵の森文庫 より)
効果は目的ではなく、やってみたらこんないいことがあったという結果的なものだと思いますが、わたし自身なんかいつもこめかみがぐーっと上下に押される感じがあるので、面白いなーという感じで観察しています。まだまだずっと実践を重ねなければなりませんが、無理に頑張るというよりは、今の自分でベストをつくして静かに観察していくことが今の自分には大事かと思っています。
そしてクラスでは、それぞれに、それぞれの気づきがあって、静かで素敵な時間を共有できればいいなと思っています。
海老名図書館から借りています。ご興味があれば手にとってみるとおもしろいかと思います。(来週返す予定です)