今回滞在しているのはカルナカララという本格的なアーユルヴェーダの施術を受けることができるホテルです。
川のそばにあり、動物や鳥の鳴き声が聞こえます。

1日のスケジュールはこのようになっています。
ヨガ 6:00〜7:00
朝食 7:00〜
ドクターによる問診 日によって時間が告げられます
午前のトリートメント
ランチ 12:00〜14:30 までの好きな時間
午後のトリートメント
アクティビティ 16:00〜17:00
瞑想クラス 17:00〜18:00
ディナー 18:00〜21:30までの好きな時間
朝早起きしてヨガのレッスンを受けられるのは体が目覚めて血の巡りが良くなって嬉しいです。内容から先生はシヴァナンダヨガの先生かな?と思います。

ヨガをしたホール
うさぎさんがいます

ヨガの後は朝ごはんです

豆カレーやココナッツペースト、赤米に野菜や豆のカレーなどビュッフェ形式でとることができます。スリランカカレーは重くなくあっさりしていて体に優しい感じです。胃もたれもしないです。味はココナッツベースでまろやかでちょっとスパイシーなのがハマります。グラスには白湯が注がれます。白湯はアーユルヴェーダでは消化を助け、大事な飲み物とされているそうです。ハーブティーのドリンクバーもあります。
アーユルヴェーダの医師がいて、初日は問診票をもとにコンサルテーションがあります。問診票はあらかじめ書いて持って行きます。

問診票はなるべく英語で書いてね、と言われますが、コンサルテーションは日本語の通訳の方がついてくれて、体調や気になることを伝えることができます。
わたしは最近太りやすいことと、先日受けた健康診断の結果を伝えました。
脈診や血圧の測定もあります。
脈診で、ドーシャ(体質)はカパ/ヴァータだね、と言われました。自分ではピッタだと思っていたので意外でした。ちなみに、ヴァータは風の質、ピッタは火の質、カパは水の質と言われています。
今のように医療の測定器などがなかった昔は、どうやって体質を区別しようかと考え、自然界にある風、火、水の性質の組み合わせでその人の性質、体質を分けたそうです。
◯ヴァータタイプ
活動的、やせ型、体力があまりなく体が冷えやすい、行動は素早く活動的、物事に動じやすい、覚えるのは早いが忘れるのも早い、早口、乾燥した日が苦手
◯ピッタタイプ
精力的、中肉中背で体力は中程度、理解力や分析力に優れている、情熱的で正義感が強い、イライラしやすい、暑い日が苦手
◯カパタイプ
安定的、大柄でふくよか、冷えやすい、ものごと動じない、辛抱強い、ゆっくり、記憶力がある、寒くどんよりした日が苦手
ドーシャを調べられるサイトもあるので調べると楽しいかも
診断をもとにトリートメントが決められます。
午前中はヘッド&ショルダーマッサージ。頭にオイルとパウダーを垂らしてすり込むようにマッサージします。強めで気持ちよかったです。肩は肩甲骨の方までマッサージしてくれるので、日頃のこりや疲労が取れます。
その後はPinda Swedaという蒸したハーブボールをポンポン当てる施術を受けました。熱いけどポカポカして血行が良くなる感じです。中にはハーブの種などが入っています。

筋肉のこりと痛みを和らげる効果、血色を良くし艶やかにする効果、神経系への効果、身体の毒素を洗浄する効果があるそうです。
ランチはヴァータ、ピッタ、カパで分かれていて、体質に合ったものを選んで食べます。

午後はオイルのフルボディトリートメントを受けました。気持ち良すぎて寝てしまいました。体質に合ったオイルが使われるそうです。マッサージのあとは1時間オイルそのままにしててね、と言われます。

詰んだお花が置いてあって嬉しい心遣いです

スチームバス
顔だけ外に出る箱(?)の中に入って、ハーブの蒸気を浴びます。体の不純物を取り除き、脂肪燃焼や肌の再生、筋肉のこりや痛みに効果があるそうです。心配されるほど汗だくになりました。
セラピストさんが横に座って暑い?と常に聞いてくれます。
施術の後は白湯とハーブティーをいただきました。

終わると全身巻きスカートのようなルンギを着せてもらえます。