エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

秋海棠

2014年09月17日 | ポエム
しゅうかいどう・・・である。
ピンク色の花である。



明日から天気は不順になるらしい。
晴れ間を求めて、彷徨った。



雲は、鰯になりきれず晩夏の大気に彷徨っているのであった。
この雲が流れ去った後、千切れた蜘蛛が遊弋した。



ピンク色が舞った。
可愛らしい、夢のような雲であった。







「秋海棠花茎長く持て余す」







シュウカイドウ。
間違いなく秋を感じさせてくれる。

山に出かけると、間違いなくこの花が咲いている筈である。



      荒 野人