エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

彼岸花

2014年09月12日 | ポエム
そろそろ咲くのだろう。
ぼくの好きな散歩道で、蕾が膨らんできたのである。

ウキウキする。
もう残暑はないと確信できるからである。



埼玉県の巾着田では、まだまだのようだ。
けれど今年は出かけようと思っている。







「彼岸花蕾にふっとかける息」







赤花はこんな風な蕾状態だけれど、白花は咲いている。



白は、突然変異だという。
だがしかし、毎年この球根は白を咲かせる。

球根に毒があるのは、誰もが知っている。
だからこそ、田んぼの畦道に連なるように咲いている。
もぐらも、忌み嫌うからなのである。



この蕾開くのは、間もなく。
週末には開くであろう。

楽しみである。



        荒 野人