エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

千歳川

2014年09月09日 | ポエム
湯河原の温泉街に沿って「千歳川」が流れている。
辿れば、芦ノ湖に至る川である。



漁協の看板によれば、この川は「友釣り」しか許可していない。
だがしかし、魚影は濃い。

目視できる濃さである。



いたる場所から、水が流れ込んでいる。
水も清んでいる。







「川に沿う湯浴みの町の秋澄めり」







いとこ会で出かけた湯河原である。
生憎の雨だったけれど、皆で小田原方面に戻り「かまぼこ」を買って帰路に着いたのであった。



もうすぐ、この山でも蜩が鳴き始めるだろう。
より一層、秋が深まって寂寥感が漂うのだ。



       荒 野人