平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

新元号「令和」には元ネタがあるようだ~中国の詩文集「文選」に同様の表現が! 相変わらず薄っぺらい安倍晋三の仕事!

2019年04月02日 | 事件・出来事
 新元号は「令和」。
 まあ、「安久」や「安永」とかでなくて、よかった。
 さすがの安倍もここまで無恥で不敬ではなかったか。

 出典は「万葉集」らしい。
 万葉集巻五「梅花歌三十二首」の、詩歌の背景や趣旨を説明する「題詞」の中に
「于時初春令月 氣淑風和」(時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ)
 という語句があるんだって。

 何となく風景が浮かぶ。
 上手く読み下せなくても意味が捉えられる。
 これが漢字・漢文の素晴らしさだ。
 もう少し歳をとったら漢詩を味わえるような人間になりたい。
 もちろん「万葉集」も。
 ………………

 ところで世の中には博学の方がいらっしゃって、実はこの語句には元ネタがあるらしい。
 中国の詩文集「文選」。
 その巻十五に収められた、後漢の文学者・科学者・張衡(ちょうこう)が詠んだ「帰田賦」。
 その中に
「於是仲春令月 時和氣清」(これにおいて、仲春の令月、時は和し気は清む)
 という一文があるとのこと。
 確かに似ているな。
「文選」の成立は530年頃、「万葉集」の成立は780年頃、「万葉集」の詠み手がこれを参考にした可能性は大いにある。

 あれれ、ちょっと雲行きが怪しくなってきたぞ!(笑)
「令和」を候補に挙げた有識者はこのことを知っていたのかね?

 しかも、この漢詩、曰く付きで、これが詠まれた背景には、
『悪政が嫌になって田舎に帰ったら清々しい気分になった』
 ということがあるらしい(笑)
 だからタイトルが「帰田賦」。
 しかも悪政をおこなっていたのは後漢の安帝!
 安帝=総理大臣の安倍?

 おおっ、もしかして「令和」を候補に挙げた有識者さんは、こんな裏の意味を込めていた?(笑)
 確かに安倍の悪政には辟易するから、田舎に行って清々しい気持ちになりたいよな。

 この件が本当なら、またしても安倍の薄っぺらさが露呈しましたね。
・「令和」を歌った「万葉集」の語句には元ネタがあった!
・これを知らずに安倍は「令和」を選んだ!
 まあ、この説はあくまで推察で確かなものではないらしいんですけど。

 さて「令和」はどんな時代になるのだろう。
 安倍が説明したように「穏やかで清々しい時代」になるのかな?
「命令や軍令によって和する」、息苦しい時代になるのかな?
 基本、「令」は神様や権威にひざまずくって意味らしいからな。
「令」の下の部分は、人がひざまずいてる姿を表した表形文字。

 どうか明るい時代になりますように!


※参照記事
「令和」万葉集から由来をさらにさかのぼると?(ITmedeia)

※追記
 コメントで、張衡が田舎に引退した時、仕えていたのは「安帝」ではなく「順帝」であるというご指摘をいただいた。
 
コメント (27)
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