OKETOコンテンポラリーアート2013 2013年07月29日 | 日記 置戸の旧秋田小学校の会場には、往復5時間の道のりから搬入と搬出しか行く機会がない。 今回の作品は、使い古した蒸籠(せいろ)へのオマージュ、新たな生命の息吹を見出すことである。 豊穣の朱、太陽の黄、自然の緑からなる木片は、蒸された米の「気」を伴って場の空気を浄化する。 形に出会い、「気」を感じ、共に形を見いだす事が出来た喜びに感謝する。 インスタレーションの場、旧秋田小学校の用務員室の空間は、求める必然が偶然の出会いを生み出して くれたものと、一連のつながりを見たような思いがする。