荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

展覧会情報

2011年11月30日 | 展示会
旭川デザインギャラリー個展ー8日目です。残り4日となりました。

今日は、第4回 GINZA de ART大賞受賞記念展~荒井善則個展を紹介します。

「今展は一人でも多くのアーティスト、ギャラリスト、銀座を愛する市民の手で”アートの街・銀座”を振興するため、2007年からスタート」とあるように、クオリア銀座画廊が主催する「第4回 GINZA de ART大賞」への出展から、この大賞に選ばれました。

大賞受賞記念として、2011年1月11日~15日までクオリア銀座画廊主催による個展が、同画廊で開催されました。
受賞の経験も、銀座での個展開催も初めてづくしとなり、2011年の初頭を飾るにふさわしい船出です。

この個展では、レリーフ、シルクスクリーン、コラージュの壁面と、床面にはインスタレーションによる作品を展示しました。シルクスクリーンの展示では壁一面を小作品で埋め、レリーフやコラージュでは十字による組構成をし、今までやったことのないような展示構成として、賑やかなインパクトある会場となりました。


展覧会情報ー旭川デザインギャラリー荒井善則個展7日目

2011年11月29日 | 展示会
いよいよ個展も2週目に入りました。

毎年、師走の声を聞くと共に、その年を振り返る10大ニュースを目にします。
今年、わたしの展覧会参加も、個展やグループ展等かなりの数をこなしました。個展も東京、旭川・長野で各複数を数え、グループ展に至っては長野、小布施、東京、旭川、札幌、小樽、帯広、花巻等ユニークな展覧会に参加させていただきました。10大ニュースとは行かないまでも、それぞれの展覧会を日を追って紹介いたします。

まずは、展覧会の準備から始めます。

会場が決まると、必ず行うことの一つに展示プランを考えることです。壁面の場合、その大きさと作品の色彩からストーリーを考え、現場での事前配置を考えます。

インスタレーションでは、壁面の大きさや床面積、そして空間の環境を考慮しながら現場の確認とエスキースです。
そして、展示に必要な工具等のチェックリストを作ります。会場が遠方の場合、タイムスケジュールに併せた作品の梱包も大切なことの一つです。

特に、私が数多く行っているインスタレーション(架設)による作品は、場の重要性を一番考慮しなければなりません。
極端なことですが、いくら作品のアイディアを出しても、会場を見た途端、それらが水泡に帰してしまうことが多々あります。

「聞くと見るでは大違い、ボタンの掛け違いに勘違い、行って初めて解るば(場)かりなり」



展覧会情報ー大雪山の四季を描く

2011年11月28日 | 展示会
旭川デザインギャラリーは、月曜日で休館日です。

毎日の出癖で、午後になってから車で外出しました。そんな中、真っ白になった大雪山が快晴の青空に浮かび上がり、その美しさを垣間見ることが出来ました。年に何回しか見ることが出来ない、この地ならではの至福の光景です。

9月、旭川市にある「ギャラリーシーズ20周年記念 大雪山を描く~ふるさと大雪~百景」に出品させていただきました。

「北海道の屋根」大雪山系は、眺める場所や季節、時間によってさまざな姿を見せてくれます。古くアイヌの人たちが、
「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼んだようにこの景色に目を奪われるひとは多いでしょう。本展では旭川を中心に北海道ゆかりの画家の皆さんの絵画や立体など約100点を展観いたします。」(案内状より オーナー久木佐知子)

当に、この大雪山の魅力を描いたり、造形する事による作品展でした。ちなみにわたしの作品は、大雪山を描かない、その魅力をイメージで造形したレリーフ作品です。

「描くに描けず、登るに登れず、只見るだけの大雪山」(お粗末!)


展覧会情報ー旭川デザインギャラリー荒井善則個展6日目

2011年11月27日 | 展示会
今日は、昨日までの雪をとかすようなシトシトとした雨振りでした。
画廊での展示会期は、大体が1週間程度です。始まったかと思うと、あっという間に搬出となりますが、今回は2週間の展示を計画しました。
私自信もそうですが、個展やグループ展のご案内を頂きながら、気が付くと終わってしまったということが多々あるようです。情報受信の手段は、従来の郵便からメール、マスコミ等々あります。我が家では、いただいた案内状を小さな掲示板にピンで貼っていますが、時々は他の郵便物などの中に紛れ込んでしまうことがあります。
今回の個展のご案内は、10月初旬の長野E.N.-GALLERYの個展に併せて準備が出来たことから、旭川分と一緒に少し早めの発送となりました。インパクトを考慮し、二つの個展を一緒にご案内するというアイディアでした。
「二兎を追う物は・・・」と云いますが、会期が近くとも離れた会場の案内状は別々の発信が大切であり、インパクトは弱まってしまったという反省です。
情報は早すぎず遅すぎず、受け取る頃合いを計る事の大切さを実感しました。案内状を印刷し、透明の封筒を調達し、宛名を書いたりタックシールを貼ったり、記念切手を貼ったりなど楽しんだ一連の作業も、いっそうの事「ヤ メール」にしたら、などと会場で暇を弄んだひと時でした。
今日のBGMは、軽やかに女性ボーカルが一日中流れ、雨の日の気分が晴れました。

展覧会情報ー旭川デザインギャラリー荒井善則個展5日目

2011年11月26日 | 展示会
荒れると言われた昨夜の天気予報、今朝は比較的暖かく感じる中で15センチ程の雪かきでした。家の前の道路と駐車場に積った雪かきは、小一時間程でしたがいい汗をかきました。冬の運動不足解消には良いものですが、これからの降雪量の多さとまだまだ下がる外気温には、そんな悠長なことは言っていられない現実が待っています。
今日のお客様は、私が以前勤務していた大学で、研究生として勉学に励む田中友梨さんです。友梨さんは、在学中交通事故に逢い、意識不明から懸命なリハビリで奇跡的に回復し、今では車椅子で頑張っています。
会場に来ることを楽しみに、朝から緊張していたという田中友梨さん、介護の方と元気な大阪弁での会話をし、ぐるぐると会場を回り楽しんでいました。朝ドラの「カーネーション」、若きおなごの力から元気がでまっせ!
もう一人は、卒業生で札幌から来てくれた若きアーティストの渡辺千恵さんです。千恵さんは、第15回岡本太郎現代芸術賞で入選し最終選考のための作品制作中、今までに経験がないという4メートル X 2メートルの大作に挑んでいるとのことです。来年の2月始めの締め切りまで「デッカイドウ、ホッカイドウ」、頑張って「バクハツダー」していただきたいと思います。
卒業生が、元気に活躍している様子と顔を見せてくれることは、いつまでも私の元気の源で教師冥利に尽きます。
今日のBGM、韓国の古典音楽で笛とお経のような唄声は、メディテーションの世界への誘いです。
http://www.taro-okamoto.or.jp/taroaward.html