荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

エレベーター

2013年04月30日 | 日記

東京:東御苑・満開のツツジ-2013

ドアが鏡面になっているエレベーターがある。

乗り込むとすぐにドアに向かい、途中から利用する人々と対面する。

鏡面のドアは、乗り合わせた利用者の姿を見ながら、自分の立ち位置を確認する。

先日宿泊したホテルでは、降りる階数ボタンを確認したにもかかわらず、鏡面に見惚れ、途中で開いたドアから降りてしまった。

出た途端、タバコの臭いから喫煙ルームの階と解り、階数を間違えたことに気が付いた。

鏡面のドアは、他人を見るようでいて、見ていない。

鏡面のドアは、自分を見るようでいて、見ていない。

階数の表示を見ながら、他人を意識しながら、互いに目のやり場に困る状況が続く。

ロンドンの地下鉄や、海外の公共エレベーターで、乗った反対側のドアが開くことがある。

乗ったままの姿勢で降りることになるが、このようなエレベーターのドアに、鏡面は着いていない。

エレベーターは、上下する乗降の機能が一番大切なことを、改めて教えられたような気がする。

展覧会情報-小野州一展

2013年04月29日 | 日記



旭川:ギャルリ アンヴォル-2013

小野州一展

2013年4月27日(土)~6月2日(日) a.m.11:00~p.m5:00 定休日:月,火,水
旭川市旭岡2 丁目13-8  Tel.0166-54-3868 http://baihodo.co.jp
ギャルリ アンヴォル
Tel.0166-54-3868 http://baihodo.co.jp

油彩、水彩、リトグラフに、生物画、風景画、人物画に自由な線が踊り、面の色彩が舞う。

軽やかでいて、趣きがある小野州一の小作品は、ギャルリ アンヴォルのコンクリートの壁面にマッチする。

旭川市の西に位置するギャルリ アンヴォルは、嵐山を見ながらオサラッペ川の近くの閑静な住宅地の中にあって、

個性的な展覧会を主催するギャラリーである。

展覧会情報-澤田文一展

2013年04月28日 | 日記

深川:澤田文一展・加藤征治写真展 案内状-2013

孤独の画家 澤田文一展
画界のドフトエフスキー 魂の世界

同時開催:加藤征治 写真展 夢のかたち
 
2013年4月16日(火)~4月29日(月) a.m.10:00~p.m.6:00
アートホール東洲館
深川市1条9丁目19号(深川市経済センター2F)

企画展示 加藤征治
「世俗を断ち ギリギリのところにわが身をおいて 人間の持つ業と愛情を自らの目と心でとらえ描いてゆく」
(案内状より抜粋)

友人のブログで教えられ、案内状にあるドローイングに魅せられ、深川まで見に行って来た。

澤田文一氏の画歴や作風を知ることは無かったが、筆の線と淡いグァッシュの人物像には、孤独の画家が究極まで人間像

を追いつめた厳しさがある。

見る人に、限界まで突き詰めた人間性との対話が求められるような、熱い思いが秘められていた。

展覧会情報―JAGDAポスター展

2013年04月27日 | 日記

旭川:旭川デザインギャラリー-2013

JAGDA北海道ポスター展「dream」

旭川市宮下通11丁目 蔵囲夢 
旭川デザインギャラリー
2013年4月23日(火)~5月5日(日)
4月a.m.11:00~p.m.5:00 、5月a.m.10:00~p.m.6:00

JAGDA・日本グラフィックデザイン協会は、広告という枠から飛び出し、テーマを決めてポスター表現を行って来た。

「PEACE」や「対人地雷」のテーマでは、世界へのメッセージとして新たな領域を築いて来た。

北海道支部も又、テーマを持ったポスター表現に取り組み、13年目を迎える今年は、「dream」として様々な取り組み

をしている。

インクジェットと紙、発色が落ち着いた雰囲気の中で、クリエーターは個性ある夢に向かい、B1(728X1030mm)の中

で大きな力を発揮する。

骨董屋巡り

2013年04月26日 | 日記

東京:皇居東御苑のたけのこ- 2013

旭川には、リサイクルショップも含め古道具屋や骨董屋が何軒か点在する。

友人や知人が旭川を訪れた際、これらの店に案内することが度々ある。

大学の恩師が出張の折り、仕事を終えた後で何度か骨董屋巡りをしたことがあった。

2年前には、彫刻家の流政之さんのリクエストで何軒かをご案内した。

今回の旭川訪問では、私の都合がつかず友人の案内から、電話でのナビをさせていただいた。

彫刻家の舟越 桂さんは、中原悌二郎賞受賞で来旭の折りにご案内し、専門の道具を見つけて喜ばれた。

それぞれの店には扱うものの特色があり、見て歩くだけでも楽しい。

いろいろな目から、道具や芸術作品、骨董などが見えて来る。

骨董屋巡りは、知識力の中で目を鍛え、楽しみながら気分転換になることが嬉しい。