2012年・OKETOコンテンポラリーアート図録
置戸・旧秋田小学校
置戸・旧秋田小学校から望む丘陵地
旭川から置戸まで、約2時間半の運転で旧秋田小学校に到着。
地元作家のほとんどは、体育館、教室、廊下等での展示が終わり、作品が並ぶ。
早速、「OKETOコンテンポラリーアート」代表の鈴木順三郎氏と会場の打ち合わせをして、設置を用務員室に決めた。
廊下から洗面所を抜けると用務員室があり、2畳程のフローリングと一段上った3畳の畳が敷き詰められている。
用務員さんの休憩所として使用されていた部屋には、ストーブが設置され一面ガラス窓があって明るい。
玄照寺(小布施)、真正閣(帯広)、文武学校(松代)等、ホワイトキューブではない和空間での作品展示の中で、
この旧秋田小学校の用務員室も又、インスタレーションとしての空間が生きた作品が生まれた。
二時間程で設置が終わった頃、倶知安、札幌、帯広から作家が到着、午後には展示が完了し、今回の展覧会の全貌が見えた。
遅れていた昨年の図録が出来上がり、一同で眺めながら休憩を取った。