荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

札幌は忙しい

2015年05月31日 | 日記
ハルカヤマ藝術要塞展の事務局会議に併せ、急ぎ展覧会を見て回る。

札幌芸術の森美術館で開催中の、国芳展-後編を見て来た。

浮世絵版画に興味を持ち始めた学生の頃、国芳の画集が出版され、武者絵や猫、だまし絵の絵に、魅せられた。

藍色の着物の柄、故事に習う歴史画、人物の入れ墨の美しさには、江戸文化の高さを彷彿させる。

GALLERY 創では、-アベ<楽描>テン-阿部典英さんの15歳から今日に至る膨大なエスキースは、

立体造形のマケットであり、方法論の一端を垣間魅せる。

云い得て妙なる<楽描>、見る人々を楽しく笑顔にさせてくれるもの。

ト・オン・カフェの楢原武正展―大地 / 開墾 黒い種をうえるは、窓の見える空間に、黒の立体分が割拠する。

ものたちを球形、方形に綴じ込め、新たな語らいを始めている。

銀行口座

2015年05月29日 | 日記
銀行にグループのための口座開設に行ったが、冷や汗ばかり。

どんなグループなのか、どんな目的で口座を作るのか、規約はあるか、名簿はあるか等々。

申し込みの書類では、名前の漢字を身分証明となる運転免許証と異なって書いた。

アルファベットの大文字U(ユー)には、小文字のuにある縦棒がない。

/ (スラッシュ)は使えない。

とりあえず代表を私としたが、その代表の文字を入れ忘れた。

訂正印ばかりがどんどん増え、何と美しくない申し込み書類が出来上がる。

何度も窓口に行くジジイの姿が、防犯カメラに納まっただろうし、受付のお嬢さんからは冷たい視線を浴びせられるし、

こういう仕事に向いていないことを改めて思い知る。

こちらも疲れたが、担当する人はさぞかし疲れただろう。


石川さゆりコンサート

2015年05月28日 | 日記
石川さゆりコンサート
-Dear Songs-

二年振り、楽しみにしていた石川さゆりのコンサートは、後から決まった会議が長引き、

遅刻ギリギリで間に合った。

会議の会場が、旭川市民文化会館の道路を挟んだホテルだったこともあり、エスカレーターを駆け下り、

渋滞の道路を横切り、会場まで走った。

息を切らして入場、まだドアが開いていて家人は心配しながらあきれ顔。

前から3列のほぼ真ん中、担当者が席まで案内してくれた。

ホッ、とする間もなく暗転となり前奏曲が流れて来た。

GSから映画音楽と幅のある歌を披露、しかし「天城越え」や「転がる石」、「津軽海峡冬景色」、

「風の盆歌」といった聞かせる演歌は、やっぱり良い。

終盤には、定番のお花、地元のお酒、お菓子、ドレッシングなど沢山のファンからのプレゼント。

中には、鉛筆画による額入りの似顔絵、テレビに写った様々な顔写真。

ファンは有り難い反面、こんなもの一体どうするの?

「あなたならどうする?」つい、いしだあゆみの歌を口ずさむ。

バーネット・ニューマン展

2015年05月27日 | 日記

バーネット・ニューマン展-十字架の道行き-

送られて来た冊子の中に、バーネット・ニューマン展の情報を見つけた。

アメリカ人の抽象表現主義の作家で、初めて聞く名前だったが、作品の写真に惹き付けられた。

ミニマルの中に、墨による単純なラインと筆致から、私自身の行き着く方向性に似たものを感じた。

7・8年前ジュゼッペ・ペノーネ展を、ある冊子の情報から豊田美術館まで出掛けたことがある。

この美術館だけの開催だったこともあり、インパクトある作品を見に行って良かったと、今でも印象に残っている。

果たして、バーネット・ニューマン展は「柳の下のドジョウ」になるや否や。

展覧会会場は、滋賀県の甲賀にある「ミホ ミュージアム」。

千歳経由で伊丹まで空路、大阪、京都、石山までJR、そこからバスで50分。

どうみても丸二日がかり、この忙しい中、先週からPCとニラメッコが続く。

宮西隆生 個展

2015年05月26日 | 日記


宮西隆生 個展

2015年5月26日(火)~6月1日(月) a.m.10:00~p.m.6:00、最終日~p.m.4:00

070-0032 旭川市2条8丁目左1号仲通2F Tel.&Fax.0166-23-9345

風景や人物を写実性豊かに水彩で描く。

写真以上にリアル、光景の一瞬を切り取り、それぞれのマチールが独特の深みを増す。

絵画を始めて間もないというが、これだけの描写は人生の重みから溢れ出る魅力と重なっている。

バードカービングの着色と造形も又、宮西隆生のテクニックを十二分に発揮し、魅力溢れるもの。

これが初めての個展とは、会場一杯に新鮮な驚きが満ちていた。