横断歩道

道東は大雪のニュースの中で、旭川は降雪が少なく気温が上がる。

道路はツルツル、赤信号になる前の横断歩道の停止は慎重。

市街地の横断歩道には、一度に青に変わる変則タイプがある。

そのスタイルに気がつかないのか、車道信号が変わり横断歩道が

赤のまま、おばあさんが平然と渡る。

きっと信号に目が行っていない。

車はゆっくり、ゆっくり走行する。

ツルツルの車道、気をつけても、気をつけても、気をつける。

読書の時間

寝る前の読書は、睡眠導入剤。

進んでは戻り、戻っては進む読書の時間。

アート・テロリスト「バンクシー」（光文社新書光文社新書・毛利嘉孝著）

サスペンスや時代捕物から離れ、久々に面白かったバンクシーの本。

ストリート・アーティストのバンクシー、オークションで競売にかけられた作品が、

シュレッダーにかけられるという映像が衝撃的だった。

街中にスプレーで描くグラフィティー、鉄道の壁面に、建築の壁面に、

都会の公共の壁面に文字や絵が。

バンクシーの描いた作品や背景を探りながら、アートか犯罪か、

色々な取材から今の時代が見えてくる。

歯医者さん２

奥歯の歯茎が痛み、歯医者さんを予約。

問診の後、レントゲンでチェックすると、痛くないところに虫歯発見。

あれよあれよ、という間に削られて歯が無くなった。

虫歯予防の歯磨きに、すすぎをしないというテレビ番組の実践を

したのにもかかわらず、この歳で虫歯？

自分を疑いながら、なすがままの治療。

ため息が出ないほど、開いた口が塞がらない。

指定席２

指定席のパーティーは、飲食をしながら会話を楽しむことが絶対条件。

会話が苦手なこのジジイは黙々と食事をし、酒に弱いこのジジイは

隣席の人に耳を傾けるだけ。

そんな中、この時期に開催されていた展覧会の話題から、見ておけば

良かったと後悔しきり。

情報を最大限に活用する友人たちを羨ましく思い、楽しく会話する

友人たちを羨望する。

席次表と会場を見渡せば、多くの知人友人が楽しく談笑する。

二次会こそ断念したが指定席のパーティー、楽しい時間を共有し、

美味しい会食会を思い出しながら、駅に向かいタクシーを飛ばした。

座席指定

飛行機や新幹線などの交通機関では、時に座席指定が必要になる。

昨日、昼のパーティーは長テーブルで自由席、夜のパーティーは丸テーブルで指定席。

指定席のパーティーは食事や会話を楽しむために、知り合いや友人の塊が欲しい。

一人の友人が、同じ席に知り合いが誰もいない、と途中困惑顔でやって来た。

ノーベル賞や宮中晩餐会のような多くのゲストが集まる中で、知り合いがいない場合

どうしたら良いのだろう。

つい考えてしまったが、そんな席に招待されることは絶対ない、心配することはない。

安心してください、とパンツ芸人を思い出す。