荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

値札の剥がし方

2017年04月30日 | 日記
食品、衣類などの商品には、ほとんど値札が付いている。

仕事に使う木材を購入、バーコードが付いた値札がビッチリとくっついている。

紙部分を剥がしても木の一部に接着剤が残り、おまけに爪の痕跡まであって一苦労。

接着剤が良すぎるのか、この場所に値札を貼るのが悪いのか。

剥がし方を工夫すれば良いのかもしれないが、どうしたものか。

京都の賑わいと建仁寺

2017年04月29日 | 日記






連休を前に、京都の街は観光客で賑わっている。

重い荷物と手作りのしおりを片手に、制服姿の男女のグループは修学旅行生。

着物姿で自撮り棒が付いたカメラを持ちながら歩くのは、東南アジアの人々。

道路は人で溢れ、一日乗り放題の市内バスは、どのコースも満杯。

海北友松展と同時に建仁寺を訪ね、友松が描いた雲龍図があった方丈の空間を堪能し、

当時の想いを垣間見る。

喧騒の表通りから少し入っただけの建仁寺、静寂が広がる落ち着いた空間は、

友松に出会えたようで気持ちが和む。

海北友松展

2017年04月28日 | 日記




海北友松展

2017年4月15(土)〜5月21(日) a.m.9:30〜p.m.6:00

京都国立博物館

京都国立博物館開館120年記念に併せた、海北友松の全貌を見る絶好の機会。

武士の海北家に生まれ、禅寺の東福寺に預けられ、狩野派に画業を学ぶ。

戦乱の世にあっても武士とはならず、墨の濃淡による空間の余白は友松独自の

表現として確立させた。

朝鮮通信使や公家との交流から、幅広い新たな表現を生み出した。

友松は60歳を過ぎてから、多くの人々に画を所望され業が冴え渡る。

思い切って京都まで足を延ばし、友松の多くの作品に触れた至福のひと時。

山登りとトイレ

2017年04月27日 | 日記
尾籠な話題で申し訳ないが、登山家や冒険家たちの自然の中での生理現象が

気になって仕方ない。

美人の女子大生がそりでの単独歩行で北極地点に達し、幾つもの山に登頂した

というニュースが取り上げられた。

冒険家の素晴しい業績、と褒め称えている中で、トイレの話題は今ひとつ。

新聞には北海道の山でトイレが溢れ出し、野糞・野尿から臭いと景観の悪さの

ニュースもあった。

山を愛する中高年が増え、利用者とバイオトイレの設置が追いつかない、

携帯トイレの普及率が低いなど、登山家のマナーの悪さが指摘されている。

山のトイレの始末は誰がする、自分の事は自分の責任でする、という想像力の

欠如から来るもの。


観覧のエチケット

2017年04月26日 | 日記
コンサート、展覧会鑑賞など多くの人々が集まる中、なぜに静寂が保たれないのだろうか。

ご婦人2人組の鑑賞者に限って、「ああでもない」、「こうでもない」と互いの感想が

展覧会の会場で世間話のように続く。

監視役の担当者に「もの申したいが」、余りの多さに諦め気味。

すっかり耳が悪くなったこの「ジジイ」、感性を研ぎすます鑑賞時には、いたって感度が良い。

おばさん、おばちゃん、お願いだから黙って鑑賞してくれー。

二時間程度黙ったところで、オンナの友情が壊れるわけでなし、作品と対峙する時間の幸せを

噛み締めて欲しいもの。

作品を見た後での話題は、どうぞ勝手に、どうぞ何時までもやって、但し外で。