ブランクは休養

長野、ソウル、それぞれ約一週間の滞在と札幌での打ち合わせ、

おまけに風邪で数日間の休養が続く。

半月間のブランクは、仕事にかかる勇気がしぼむ。

そんなこんなでブログの投稿も休みが増えた。

急ぐことは無い、無理することは無い、マイペースを取り戻しながら、

秋からの展覧会に向けた制作の歩み再び。

「２X２」展（札幌）、「交流展」、「二人展」（旭川）、「グループ展」（旭川）と続く。

月毎のスケジュール表を壁に掲げ、必要事項を書き込んで行く。

期日と送付項目、印刷物の準備等々、暇ジジイは今日も元気。

映画と地図

「蚤取り侍」、原作（小松重男著）を読んですっかりその背景に魅了され、

映画化したことから、映画館に直行。

６編を一本にまとめた映画化は、原作に無いストーリー展開で少々拡散気味。

小説の言い回しは江戸そのものだったが、視覚化された影像はR15に流れ、

背景にある地方の小藩は幕府の意向に翻弄される。

何年振りのスクリーンか、影像と音の迫力はテレビにはない大きな違い。

月曜日は大人1100円、駐車料金は無料、時々映画館に行くのも捨てたものでもない。

虫の生命力

春から初夏にかけて、虫の生命力の凄さを再認識。

蟻さんは、住宅のコンクリート基礎と壁の隙間を這い回る。

4・5年前に、物置の北側のほとんどを食い荒らされたこともあり、毎年注視。

蟻には胡椒が駆除に良いというが、これはあくまで他所への移動を促す方法。

スプレー式の蟻退治、隙間に入れて噴霧すると、出て来る、出て来るワンサか。

スズメバチの駆除方法を友人から教わり、今年は早めに木にぶら下げた。

ミツバチも含めて、いろいろな小昆虫がワンサか。

家が傾いたら大変だから、蟻さんゴメン。

今度刺された絶望だから、蜂さん、ゴメン。

見廻り隊のジジイは、上を見たり、下を見たり忙しい。

展覧会情報ー500M美術館

500メートル美術館 vol.26

「最初にロゴス（言葉）ありき」

2018年4月27日〜6月27日

札幌市中央区大通西１丁目〜大通東２丁目

言霊の表現は幅広く、それぞれの個性を際立たせてくれる。

ロゴスありき、人のコミュニケーションの第一歩として、言葉の意味は偉大である。

時間があれば、全ての表現を読み、理解し、深めたい。

展覧会情報ー加藤宏子展

加藤宏子展

第二回 本郷 新記念札幌彫刻賞受賞記念

2018年4月28日(土)〜6月17日(日)a.m.10:00〜p.m.5:00

本郷新記念札幌彫刻美術館

064-0954 札幌市中央区宮の森4条12丁目　Tel.011-642-5709

コンクリート打放しの空間に、パルプを素材にした白い造形が開花した

生物のように舞う。

壁面に、床に、広がる造形はフワフワ感のテクスチャーと共に、空気に

触れた生命感の存在を暖かく包む。