荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

韓国を知る会

2015年10月31日 | 日記
友人の柿崎さんが書いた新聞記事「HOPE REPORT展に参加」から、縁あって札幌の「韓国を知る会」で講師を努めることになった。

元道新の青木さんを中心に集う「韓国を知る会」は、月1回程の勉強会を持ち、多方面から講師を呼んで勉強会を開催している。

日韓の美術交流ー北海道と韓国の美術交流とその特色について、お話をさせていただいた。

今年は日韓友好条約締結50周年から、個人的にも韓国とのつながりが一層増えた。

6月の光州国際現代美術展出品、7月には楊口・朴壽根美術館でのHOPE REPOR展、9月「日韓近代美術家のまなざし」展でのレクチャー、

11月光州作家との交流展等。

人前でしゃべる、久方ぶりの緊張感は忘れかけていたあの頃を思い出す。

すっかりボケジジイ化した思考回路は、少しでも活性化してくれると良いと思うけれど、固まった頭は簡単に戻らない。



旭川彫刻フェスタ15周年記念フォーラム

2015年10月30日 | 日記




旭川彫刻フェスタ15周年記念フォーラム「彫刻と街づくり」

2015年10月27日(火) p.m.6:30~8:30

旭川市市民活動交流センターCo Co De 旭川市宮前1-3

2000年から始まった旭川彫刻フェスタの15周年記念フォーラム。

旭川彫刻フェスタの特色は、現地制作した作品を市内に設置する。

パネラーからは米子彫刻シンポジウムに参加した作家の経験談、中原悌二郎賞や美術館などが持つ特性と意味、

次のフェスタを模索する提案など、継続する中から新たなものを生み出すこと、と興味深い将来像を見た。


フォーラム「文化芸術と新しい地域の創造」3

2015年10月29日 | 日記
フォーラム「文化芸術と新しい地域の創造」では、

基調講演やパネリストの発言から、人と人により地方の創造が始まる、と事例を聞きながら確信する。

基調講演の近藤誠一さんは、近藤文化・外交研究所代表、前文化庁長官、デンマーク駐大使の経験から、

地方都市こそ歴史や個性的な文化を内在し、日本を見詰め直すきっかけを提示する。

パネリストの徐榮振さんは、韓国光州文化財団代表理事として光州の「アジアの文化中心都市」についての取り組みを語る。
 
管野幸子さんは、ブリテッシュカウンシル東京の経験から、イギリスとの教育プログラムから人的な交流の幅を広めたことに触れ、

国際交流基金コミュニケーションセンタープログラム・コーディネーターとして、シンガポールと香港の都市型文化政策を紹介する。

磯田憲一さんは、北海道上川支庁長、北海道副知事の経験から、北海道文化財団理事長として、光州の取り組みに呼応し北海道との

交流の取り組みを紹介する。

四者の経歴と発言を聞きながら、デンマーク、イギリス、韓国、北海道のそれぞれの地との関係を、

自らの体験と共に改めて思い直す良い機会となった。

フォーラム「文化芸術と新しい地域の創造」2

2015年10月28日 | 日記
フォーラム「文化芸術と新しい地域の創造」

-アジア文化都市中心都市韓国光州との10年-

韓国・光州のアジア文化都市中心都市を掲げる取り組みを、光州文化財団代表理事の徐榮振(ソ ヨンジン)さんが熱く語る。

徐さんには、光州で二度お目にかかっていることから、嬉しい再会である。

2014年に光州-北海道美術交流に参加させてもらい、今年は札幌での交流展に参加する。

夏には、ユニバーシアード記念の光州国際現代美術展にも作品出品に併せ訪韓する機会にも恵まれた。

昨年の年末には、光州で念願のジャン サ・イクのライブに行くことが叶った。

ハルカヤマ藝術要塞展には、光州から二人の作家がアート イン レジデンスで来札した。

秋には、光州作家が交流展のため7名がやって来る。

光州にはすっかり顔なじみとなった作家が増え、ますます交流の幅が広がって行く。

フォーラム「文化芸術と新しい地域の創造」

2015年10月27日 | 日記


フォーラム
「文化芸術と新しい地域の創造」

-アジア文化都市中心都市韓国光州との10年-

2015年10月24日(土) p.m.13:00~16:15

札幌国際ビル 国際ホール

主催:公益法人北海道文化財団

韓国の光州は、アジア文化都市中心都市を国家政策として掲げ、この11月に「アジアの殿堂」がオープンする。

北海道文化財団は、光州の動きに連動し交流を深めて来た。

2006年から演劇の交流、2013年からは美術の交流を進めている。

講演者の経歴から、小さなつながりを見つけ親しみを感じながら講演を拝聴した。