北海道立近代美術館の「これくしょん・ぎゃらりい」展、静かな空間の中で版画の醍醐味を味わった。
アルブレヒト・デューラーの「小受難」、ジャック・カロの「戦争の惨禍」は、小作品ながらスケールの大きな版画集として、当時の宗教観や世界観を克明に写し出している。
デューラーの木版画、カロの銅版画は、いろいろな展覧会で何度でも目にする機会に恵まれていたものの、今日の展覧は、
描く事の力と版への確実な技を改めて魅せつけられた思いである。
西洋の画家で誰が好きだって、真っ先にデューラーを上げる。
鳥居のようなAの中に、Dがあるサインがとても好き。
宗教画もさることながら、自画像の変遷は、人生そのものの変遷となって、自分そのものを見つめ、自分を愛する如く表現されている。
「あんた、こんなことやっていて、いいの?」と、問われているようであった。
アルブレヒト・デューラーの「小受難」、ジャック・カロの「戦争の惨禍」は、小作品ながらスケールの大きな版画集として、当時の宗教観や世界観を克明に写し出している。
デューラーの木版画、カロの銅版画は、いろいろな展覧会で何度でも目にする機会に恵まれていたものの、今日の展覧は、
描く事の力と版への確実な技を改めて魅せつけられた思いである。
西洋の画家で誰が好きだって、真っ先にデューラーを上げる。
鳥居のようなAの中に、Dがあるサインがとても好き。
宗教画もさることながら、自画像の変遷は、人生そのものの変遷となって、自分そのものを見つめ、自分を愛する如く表現されている。
「あんた、こんなことやっていて、いいの?」と、問われているようであった。