荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

蟻の大群

2014年05月31日 | 日記
家のコンクリートの土台の上から、細かい木屑が落ちている。

毎年のことながら、蟻が巣食っている様子。

このところの暖かさで、蟻の動きが活発になって来た。

蟻の動きが新たな土台に移動し、木製デッキの一面が黒く蠢いていた。

ラジオの知識から胡椒が良いと購入したが、あまりの数に粉末とスプレーの蟻退治を登場させた。

連日、蟻を追っかけていたことから、危険を感じた大群がやって来たようだ。

恨みから私を巣食い、手のヒラから出てこないで。

シュールレアリズムのダリとの共同制作映画、「アンダルシアの犬」(ルイス・ブニュエル監督)を思い出す。

事故の傷ましさ

2014年05月30日 | 日記
韓国の大型客船沈没の事件は、多くの若者の犠牲者が出た。

高校生の修学旅行ということもあり、悲惨さはこの上ない。

しかも、船長以下乗務員全員が脱出するという非常識さに、韓国国民の怒りは治まらない。

事故から約一月を経た捜索にもかかわらず、未だ行方不明者が船内に取り残されている。

事故から、国家を揺さぶるような勢いで、「根が深い」ものに変わって行く。

そして、北海道の海岸では、土佐犬をリードから離したことから、女性が大型犬に噛まれ、溺れて亡くなった。

飼い主の対応は、犬を自宅に連れて帰り、後になってから女性の事故を通報するという無責任極まりない。

二つの事件はあまりにも悲惨で、事故に遭った人が気の毒で言葉がない。

事故を未然に防ぐ、しかし起こった時の対応こそが一番大切なこと、と自己の戒めとして心に記憶する。

菜の花

2014年05月29日 | 日記


滝川の江部乙丘陵地に、菜の花を見に行って来た。

31日、1日と菜の花祭りがあるとのこと、混む前に午後からのドライブ。

テレビのニュースを見たのかも知れない、私たちのようなヒマジンが多数。

見頃の中、菜の花の香りは黄色の花とハーモニーを奏でる。

こんな場所があったなんて、北海道は広い。

蜻蛉

2014年05月28日 | 日記
伸びて来た芝から、丸いものが見えた。

ギザギザの葉っぱはないが、タンポポのつぼみのように見える。

長野でも旭川でも、タンポポだけは見付けたら根から抜く。

一日経つと、花が咲き綿毛となって飛んで行く。

ほったらかしの空地のタンポポは、数年後にはひざ丈となりどんどん縄張りを増やす。

タンポポが一面に咲く黄色の絨毯は、奇麗だがくせ者。

アスファルトの道路と縁石の角にも、この綿毛は花を咲かせるだけの強さを持つ。

芝生の中の丸いものは、蜻蛉の目玉。

まさか、越冬?夏が待てない慌て者、少しばかり動いている。

蜻蛉のシーズンには、まだまだ早い。

急いでカメラを撮りに、同時に家人と見に戻ったが、陰も形も無い。

一足早い蜻蛉の出現は、綿毛のように空に舞い上がったのだろう。

もうすぐ、体と羽の色が変わり群れを成して戻って来る。

遠藤 享個展

2014年05月27日 | 日記




遠藤 享個展

ギャラリーシーズ
2014年5月16日(金)~6月1日(日) a.m.11:00~p.m.6:30
旭川市旭町2条3丁目 Tel.0166-53-8886

自然の風景を、デジタル処理しながら別世界へと誘う。

甲府生まれ、旭川で育った遠藤 享氏のグラフィック表現は、現代の幽玄を描く。

40年近く前に初めて見た遠藤氏の作品は、描写から写真を越えデジタルの要素を取り入れながら、

常に変貌を遂げている。

いつ見ても、自然の美しさの中にあるニッポンの優しさを憶う。