荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

飴玉

2012年03月31日 | 日記
気が付くと、タブレットタイプやミント味の飴を口にする。

特に、運転中には気分転換になるし、眠気覚ましにもなる。

それ故、鞄の中にストックは欠かせない。

当然、コンビニでもこれらのコーナーは見逃せない。

実家では祖父や父、飴の缶をいつも部屋の片隅に置いていたことを思い出す。

缶から鞄に変わっただけのDNA、将来の吾が姿、見えたような気がする。

10年はやりたいことがあるし、飴玉で老人力を発揮。

惚け防止のブログだけはと思う、昨日も今日も、明日の僕。

啓蟄

2012年03月30日 | 日記
冬から春、季節の変わり目として、「啓蟄―冬ごもりの虫が這い出る事」が新聞やテレビで紹介される。

今頃になると、ワラジ虫、ゲジ、クモ、ゾウムシなど、どこからか這い出て来て、古くなった我が家の床を這う。

ワラジ虫は、ゆったりして捕まえやすい。四六時中の活動に、粘着テープで御用。今日の成果はと、家人と競い合う。

ゲジは、処かまわず這いずり回り、逃げ足が早い。追っかけても、押し入れやタンスの下に逃げ込まれ、悔しい思い。

こちらは、テープには着かないので、ティッシュかスリッパで御用。しかし、つぶれる恐れ有り。

朝のくも、夜のくもは、捕まえない、と子供の頃に祖母から言われた事を思い出す。

そう云えば、冬場に家の中に入れたプランターから飛び出す、と思われる小さな蜂には、まだお目にかからない。

窓の明かりを頼りに飛翔するが、プランターを西側から東側の窓側に移動した事が原因か、それとも昨年の秋、家に入れるのが早かったのか。今しばらく、待つことにしよう。

出没すれば御用だし、出無ければ心配の、我が家の啓蟄は忙しい。

台北四日目

2012年03月29日 | 日記
ホテル、朝7時10分出発。早くも、今日は帰国日。

月曜日のラッシュ時、片道4車線の高速道路を桃園国際空港まで、バスは約1時間で快走。

この間、高速道路の上部には、もう一つの高速道路を建設中。

中国本土からの観光客を招き、日本との友好を続けながら、発展途上国を目指す台湾は、好景気が続く。

統治時代の日本家屋やレンガ造りの総督府等の近代建築、戦後の5、6階建ての集合住宅が並び、そこに快走道路、そして高速道路と混然一体となった台北という都市。台湾の人口2300万人、内、約260万人が住まうという。

道路は、スクーターと車があふれ、市内の買い物エリアには、建築と一体化したアーケード付き歩道。そして、漢字ばかりの看板が並ぶ。

初めての台北、戦中戦後の歴史を改めて考えさせてくれる3泊4日の旅に感謝。

千歳空港、午後3時着。そして、旭川。

少しばかり雪は溶けていると思いきや、荒れ模様の現実は、厳しい。

台北三日目

2012年03月28日 | 日記
今日は、風があるものの好天。

私は台湾市立美術館、台北市立当代美術館を中心に、日本統治時代の酒工場や倉庫を利用した、華山1914の再開発エリアを巡る。

この間、中山市場でのランチを挿みながら、徒歩で4時間半を満喫。

母、妻、妻の姉女性3人組は、士林官邸(日本統治時代には士林園芸試験分所、蒋介石の官邸)と、圓山ホテル見学・ランチコースへと、夕方まで別行動。

台湾市立美術館では、日本統治時代、日本に居住し制作活動を続けた陳澄波(CHEN CHENG-PO 1895~1947)の回顧展、若手現代作家による「微小視點―點・點・點(展)、いくつかのブースでの個展、収蔵品展等を鑑賞。

市立美術館の横にある台北故事館は、1914年に建設された英国風の建物。世界の紙幣展開催中。

台北市立当代美術館は、1920年建成小学校として建設(設計・近藤十朗)されたものを再利用。オーストラリアの映像「魔境」展を鑑賞。

華山9014では、レンガ倉庫を改造したギャラリーでの若手作家による壁画の原画展。他に、レストラン、茶廊、ショッピングゾーン等、若者や家族連れで賑わっていた。

途中、骨董屋を巡りホテルへ。心地よい疲労の後、4人揃っての足裏マッサージと、人気レストラン「欣葉」で、母の米寿のお祝いの夕食会。

見て、歩いて、食べて、楽しい一日であった。

旅は、歩くに限ります。

台湾の旅ー台北二日目

2012年03月27日 | 日記
生憎の小雨。

母の米寿の祝いに、との台湾故、体調を考慮しなるべく負担がかからないような近隣のコースを選んだ。

ツアー会社が手配したバスは、それぞれのホテルを周り、私たちは8時に乗車、参加者は総勢15人。

ガイドさんは、道路状況と見学先の混雑状況を確認しながらコースを決める。

忠烈堂(中華民国戦死者の霊を祀る廟)、龍山寺(1738年建立)、中正紀念堂(蒋介石記念堂)、お茶セミナー。

ランチは、小籠包。それぞれの味を堪能。寒さのためか、旅行の楽しみの昼ビールはなし。

故宮博物院では、翠玉白菜・肉形石・毛公鼎(青銅鍋)を「白菜・角煮・鍋」と俗称する三点セットを鑑賞。

時間制限があるものの、7万点の収蔵と云われる作品の中のたった3点とは、少々贅沢な鑑賞時間。

バーゲンセール状態の人の群れ。中国人は、一日4500人の入場者とか。

それにしても、入場者の多いこと、多いこと。

みんな、そう思いながら、待って、待っての鑑賞だったんだろうねー。