荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

ハルカヤマ藝術要塞展

2015年08月31日 | 日記
第3回目となるハルカヤマ藝術要塞展が、29日に前日祭が行われ本格的なスタートを切った。

頂いた地元野菜を使ったバーベキュー、オリジナルピザ釜や薫製器から作られたピザやベーコン、

道東の取れ立て秋刀魚やカキが振る舞われ、山全体が作品と食の香りによるコラボレーションの様相。

好天に恵まれた30日のワークショップ「基地を作る」には、約40人近い子どもたちが集い、楽しい一時を持った。

この日も特性ピザや焼きおにぎり、チーズの薫製が参加者を喜ばせた。

第一回目となるアーティストトークでは、20数人の作家による解説も有り、約90分のツアーが行われ、一汗かいた。

ハルカヤマ藝術要塞展

2015年08月27日 | 日記
ハルカヤマ藝術要塞展
-山を遊ぶ、アートで遊ぶ-

札幌から小樽に向かう途中、ハルカヤマ一体で約70作品が展示される。

2015年8月30日(日)~9月27日(日) a.m.10:00~p.m.6:00

8月29 日(日)、オープニング前日祭り12:30~15:00(雨天決行)、小樽でハルカヤマ藝術要塞展が始まる。

韓国の光州から2人の作家が来札し、現地での作品制作も作動開始。

特設ギャラリー:光州作家作品展示。

28日から現地での制作に入るが、オープニング、アーティストトーク、送別会と飲み会、忙しい日々が続く。

アーティスト・トーク:8月30日(日)、9月6日(日)、13日(日) 各14:00~16:00

HOPE REPORT展・共同作業2、3、4

2015年08月26日 | 日記





HOPE REPORT展・共同作業2
下沢さんは、子どもたちと軍人さんが作った鳥を野焼きして、会場のエントランスに展示した。


HOPE REPORT展・共同作業3
朴さんと崔さんと私の共同作業では、金属とパルプで白樺のようなモニュメントを、入口のガラスを挟んだ場所に設置した。






HOPE REPORT展・共同作業4
尹さんは園芸用の棒に白いテープを付け、庭一面に設置した。

HOPE REPORT展・共同作業1

2015年08月25日 | 日記






今回の展覧会の大きな特色は、HOPE REPORTに添った個人の作品はもとより、

両国作家による共同作業が含まれていた。

藤井さんは、丸太をスパイラルのように半分にしてモニュメントとして立ち上げた。

ドリルで数センチおきに対面から穴を空け、クサビを入れながらまっぷたつにした。

慣れない土地での作業は、環境、工具、材料などを駆使しながら、両国作家と若い軍人さんのアシストを得ながら、見事に完成した。

DMZ(非武装地帯)

2015年08月24日 | 日記






朴壽根美術館がある楊口は、韓国と北の境界線・DMZ(非武装地帯)に近い町。

「希望のレポート・HOPE REPORT」展のおり、美術館の学芸員からこの地を案内され、1990年に発見された第4トンネルを見学した。

周辺には軍事基地が点在し、出入りする車と人のチェックをおこたらない。

緊張感が漂う中、ヘルメットかぶりトロッコで5分程走行体験をした。

頭蛇淵は金剛山につながる玄関口にあり、戦争が激しかった頃以来2004年に解放され、景勝地として観光コースとなっている。

山中には、未だに数多くの地雷が埋まり、DMZ近くの一見平和な観光地のように見えるが、停戦そのままの状態が続いている。

今年、日本は戦後70年、韓国は停戦70年、解放70年という中で、この地を訪れた意味は大きい。