今の私は嵐にもまれる柳のように
糸で踊らされている操り人形のように いつも落ち着かないの
まるで春のように熱っぽくて・・・今は春じゃないのにね
瞳が星のようにキラキラ なんだかもやもやソワソワしている
まるで歌うことを忘れてしまったナイチンゲールのよう
春でもないのに 春のように火照っているのはなぜ?
どこか他の場所に出かけたい・・・
新しい街の 知らない通りを歩いて
今まであったことのないような人から初めての言葉を
聞きたいなんて思っている
昼間の夢を紡ぎだす蜘蛛のように
ゆりかごの中の赤ん坊のように イソイソ動いている
クロッカスもバラの蕾もない 小鳥もいない 春じゃないんだもの
だのにドキドキワクワク まるで春みたいに浮かされている気分
前出"September In The Rain"の逆バージョン
この曲はお芝居(映画)の中で、収穫際の時期の恋人たちの
ために作られました。 英語圏では「春=恋の始まり」
「秋=恋の終わり」という等式が古来からあるようですね。
でも、日本の秋はオシャレして出かけたい季節、木々が色づく頃の
恋人たちも絵になると思うのですが・・・