の~んびり ゆっ~たり釣り遊び

 青い海で釣り糸を垂れる至福の時を大切にしたい。
釣果もそれなりに期待しつつ胸膨らませて船を出す、気ままな釣り日記

下手でもいい?

2015年10月24日 | 釣り
久しぶりの大物揃い



鯛ラバ使用前の釣果



使用した鯛ラバ


10月23日(金)天気 晴れ 気温19℃ 南東後南西の風 

        若潮 波高 1.0m後0.5m  水温 ℃

9時00分出港 帰港16時10分 

釣果 鯛60cm(2.6kg)、52cm、41cm、手の平3尾、鯵1、サバ小1、計8尾 
   
 前回に引き続き絶好の釣行日和に近い好いお天気。

 少し風が強いけどお昼頃には弱くなってのんびりした釣りが出来そう。

 9時に出港して30分後にはポイントに着いて仕掛けを降ろしたのだが、

風が強くて60号の錘でもすぐ流される状況だ。

 アタリは餌盗りみたいなのばっかりで、本命の鯛のアタリらしいものは

さっぱり無い。

 フグのアタリらしいゴッゴッ!というアタリにアワセのタイミングを

図っているうちにアタリが遠のく。

 さては餌が無くなったか?それとも・・・・。

 案の定ハリスを切られてしまった。

 それでも1時間半位してアタリが出て針掛かりさせることが出来て、

巻き上げにかかった。

 重くないし引きも弱いのだが手の平サイズか?などと思っているうちに

バレてしまった。

 惜しくもなんともないが腹立たしい気分だけが残る。

 11時頃になってまた餌盗りらしきアタリがあり、針掛かりさせることが

出来たがこれも軽いし引きも弱い。

 上げて見ると手の平サイズのチダイだ。

 12時近くなって風も弱くなってきたところで今度は鯛らしい

アタリが出た。

 時折見せる引き込みは鯛特有の鋭さがある。

 重くないからこれもせいぜいあっても足の裏、ま、手の平サイズかと

思って上げてみたらやっぱり手の平クラスだ。

 そんなこんなでまたハリスを切られたり、餌盗りにあって餌の交換を

したり、サビキ仕掛けの竿の面倒をみたりで忙しいのだが、さっぱり大きな

釣果に結び付かない。

 サビキでも大きな鯵、サバの小さなのが各1尾づつ釣れたが、こっちも

枝針の付いたハリスを3本も切られたりで散々だ。

 大物で切れたのか、フグの奴が切ったのか?

 12時過ぎになって風もかなり弱くなり流れも無くなってきた。

 ここで少し遊ぼうかと鯛ラバを取り出しセッテングして降ろす。

 ゆっくり巻き上げていると早速大きな強い引き込みが出た。

 あせらずゆっくり巻き上げているうち軽くなってしまった。

 バレたらしい。う~む、残念。

 だが反応が出たことは可能性があることだと思って何度も降ろしては巻き、

巻いては降ろすを繰り返す。

 1時頃やっと鯛ラバにがっちり針掛かりしてきた。

 8月以来の心地よい感触が手に伝わって来る。

 リールを逆転させる鋭い引き込み。これこれ、この感触が堪らない。

 上がって来たのは40cm位の真鯛だ。

 ほう、鯛ラバも捨てたもんじゃないなぁ。
 
 またひたすら巻き上げては降ろし、降ろしては巻き上げる動作を繰り返す。

 2時、鋭い引き込みで糸がザッーと出ていく。

 来たッー、やっと大物らしい引きが出た。

 ドラグを緩めているから巻き上げる長さと出て行く長さがあまり

変わらない。

 慎重に徐々にドラグを締めながら巻き上げて上がって来たのは60cm

位の真鯛だ。

 やっー、久しぶりだぜ。このクラスは一昨年以来の大きさだ。ひゃっほう。

 その後15分後にまた鯛ラバに喰い付いてきた。

 これも慎重にドラグを調整しながら巻き上げる。
 
 これは50cm位だ。

 いやいや3連チャンで来るとは・・・・鯛ラバ恐るべし!!

 何だか信じられない光景を見ているようだが、間違いなく現実だ。

 これ以上釣っても後始末にも困るし「お腹一杯」みたいな感覚だしもう

納竿して帰港しようかなとも思ったが、「いやいや待てよ、この鯛ラバで

どこまで行けるかやって見ようじゃないか」という気持ちもあって続行

することに。

 こういう迷いが原因でもあるまいがアタリもその後はピタリと止まって

しまった。

 3時半に納竿し帰港することになったが、ルンルン気分である。

 4年前の平成23年に61cm、43cm、41cm、40cm、尺1、24cmの6尾

釣って以来の釣果だ。

 この頃さっぱり釣れず、漁船の巻き網漁や底引き網のせいで鯛が根こそぎ

浚われて、魚影が薄くなっていたと思っていたが、実際はいたのだ。

 考えてみるにこれほど単純な操作も無いし、餌釣りのような誘いや錘を

考慮した底取り、アタリに対しての糸送り、アワセのタイミングなど鯛との

駆け引きも全く必要が無い。

 餌盗り対策も無いしハリスをカミカミされてハリス交換や針の結び直しも

必要無い。

 今までのテクニックが必要無いばかりか大物が簡単に釣れるのだ。

 船を置いている近くのボートオーナーも、鯛ラバは絶対釣れると断言し、

強く勧めてくれたのだが半信半疑だった。

 ネットや釣り雑誌でも鯛ラバ絶賛の記事が圧倒的に多いのだがなるほど

と納得せざるを得ない。


 釣れるポイントさえ知っていれば初心者でも釣れるのだからいいこと

なのか????。

 今まで腕が悪くて釣れなかったことがチャラになり「下手でもいい、

下手でも釣れる!」はかなり複雑な心境になるな、こりゃ!

 俺のような下手くそ向きの釣り?かな?
コメント
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