の~んびり ゆっ~たり釣り遊び

 青い海で釣り糸を垂れる至福の時を大切にしたい。
釣果もそれなりに期待しつつ胸膨らませて船を出す、気ままな釣り日記

誘いのテクニックが効いて    

2013年11月03日 | 釣り

10尾の真鯛


2尾喰っちまった残り

11月2日(土)天気 晴れ 南東の風後南の風  

9時50分出港 帰港15時40分 気温16℃ 水温.℃

 釣果 真鯛 足の裏7、手の平3、計10尾
    釣友 53cm、35cm各1尾、足の裏~手の平4、
       カナガシラ3尾(リリース)計9尾

 次第に風が強い日が増え、釣行出来る日が少なくなってきた。

 そういう意味では今日はまたとない釣行日和で、釣り人なら考える

ことは同じと見えて周りは大賑わいの状況だ。

 こちらも満を持して出港すべく早めに出港準備をして釣友を待つことに

しようとしていたら釣友も予定の30分も前に到着した。

 これで予定より早く出港出来そうだ。

 気温が7度前後とあってかなり寒く、ディーゼルエンジンの予熱

スイッチを入れて始動に備える。

 しかしエンジンは始動するにはしたが、いつもとは違う変な音だ。

 もしかして3気筒のうち2気筒しか点火していないのではないか?

 一応動くが、加速が極めて鈍いしスピードも上がらない。

 走っているうちあったまってくれば点火するだろうと考えて、

はやる心を抑えきれずに出港してしまったが、結局は途中でさらに変な

エンジン音と船体の大きな揺れを感じて止むなく引き返すことにした。

 風が強いので桟橋に着けるのに苦労してモタモタしたり、ロープを

ドライブに巻きつけたりとアクシデントを連発しながらもなんとか桟橋に

着けた。

 帰港中に「HELP!」の電話を掛けておいたいつものメカニックが

来る直前、再始動を試みたら3気筒全部動いてるような音がする。

 やっぱりそうか!沖の方ではエンジンがかからない最悪を想定して

再始動を試みなかったけど動いた!

 えてして医者が来ると患者が急に元気が良くなるような具合で、

メカニックの手を煩わさずに回復したのは良かった。

 早速再出港をし、いつもよりスピードを上げてポイントを目指す。

 途中、最大のエンジン回転数まで噴き上げさせてMAXのスピード

が出ることを確認してほっとする。

 ポイントについて仕掛けを降ろす。

 餌盗りらしいアタリもあったが、20分程で真鯛の足の裏サイズを

釣り上げる。10分後には2枚目も来た。

 んーん、この調子だとそれなりに釣果が出そうだなと期待が膨らむ。

 お昼過ぎに釣友が「来た!来た!」と声を上げ、竿をしならせて

巻き上げている。

 手ごたえはかなり有りそうで、40cmは軽く超えそうだと言う。

 タモを準備していると私の竿にもアタリが来た。

 釣友の50cm以上ある大きな真鯛をタモにかけて上げ、今度は

自分のアタリをものにすべくアワセをくれる。掛かった!

 一人にアタリが出る時は他の仕掛けにもアタリが出る事が多いので、

油断は禁物だ。

 ああいう大物が俺にも来ないかと期待を膨らませて竿を握るが、

アタリはいつも小さめだ。

 リリースサイズを2枚も釣り上げ、サバフグを釣り上げ、ハリスを

二度も噛み切られ、餌を盗られての苦戦ではある。

 釣友も釣り上げてはいるが、いつものペースとは言い難く、

カナガシラ3尾、真鯛のリリースサイズ2尾、サバフグとそっちも

苦戦しているが、35cmくらいの真鯛を釣り上げ、足の裏、手の平と

合わせて6枚程釣り上げた頃そろそろ帰港時間が迫って来た。

 私はいつに無く調子が良くて、大物こそ無かったが師匠から教わった

誘いのテクニックが効いて、上に誘い上げると追って来て喰ってくる。

10枚ほど釣り上げて、少ない時間の割にはなんとかカッコもついた。

 帰港の船足と私の心は何とはなしに軽い感じがする。

 病気治療のため、これから10日程は釣りにも行けないが今年は

後何回行けるか?
コメント
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