本日 午前6時の気温17,6度
昨日は一日中御岳山が見えていました。
お盆で沢山の観光客の人達が来られていますが、
「御岳山が見える時」 「御岳山が見えない時」 のように、
開田に来られた時の満足感が、少しは違ってくるかも知れません。
写真は昨日午後6時半頃の映像です。
今の季節、太陽は御岳山の右の裾野に沈むので、
夕焼けの写真も全体が真っ赤・・・というのは中々撮れません。
それでも「久しぶりの夕焼け・・・」とカメラを向けていると、
写真の様な太陽の光の筋が撮れました。
こういう雲間から漏れる光の筋を
宮沢賢治は、「光のパイプオルガン」と呼んだそうです。
又、旧約聖書に由来する名前で、「ヤコブの梯子」とか
「天使の梯子」とも・・・
まるで空から天使が降りて来そうな感じを誰しも受けると思います。
この筋のような光の輝きを、「光芒」と言うそうです。
大抵はまだ太陽が空の上にあり、雲の間から下に向かって
光が降りているのをみかけるのですが、
このように、太陽が沈んでから下から伸びる光の筋を、
それも3本の光が御岳山の稜線から出ているかのようなのを見たのは
初めてでした。あまり宗教心の無い私ですが、
あまりの神々しさに、手を合わせたくなりました。