本日 午前6時の気温17,5度
今朝は家の中、半袖では寒いでぇ~す。
開田の野にはもうススキが一杯穂を開き、
逆行の夕陽に照らされると、それはそれは綺麗です。
奈良県の南に、ススキで有名な「曽爾高原」と言う所があるのですが、
それを思い出します。
庭に、もともと自生しているススキもあるのですが、
他から持って来て植えた「タカノハススキ」が大株になりました。
環境が合ったのか、4~5倍位にはなったでしょうか・・・
葉に淡黄色の横縞が入っているのを「タカノハススキ」と言い、
別名、ヤハズススキ(矢筈薄)、トラノフススキ(虎斑薄)
ヤバネススキ(矢羽薄)、ゼブラススキ・・・とも言うそうです。
尾花、カヤとも言い秋の七草の一つです。
カヤといえば、曽爾高原では高原のススキを刈り取り、
それを貯蔵しておいて、カヤ葺きの屋根の葺き替えに使うそうです。
このススキ、春に芽が出てきて、どんどん背丈も高くなっても
中々斑が入りません。「ん? 斑が消えてしまったのかなぁ」と
最初の頃は心配しましたが、大体1メートルを超えた位から
ポツポツと、ホントにポツっとと言う程度に斑が入りだします。
そこで安心して、暫く見ていないといつの間にか斑がいっぱい
とても風情があって、生け花にもよく使われるとか・・・
穂はまだ出ていません。いつもは丁度お月見の頃に出るのですが。
今年は雪の降る前に株分けをしようと思っています。
株分けは中々大変で、いつもノコギキで切り分けるんですよ。
短い開田の夏が終われば、植物の冬越しのための勉強をしなくては・・・