風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

タカノハススキ

2006-08-24 09:06:07 | 開田の花

  本日 午前6時の気温17,5度

今朝は家の中、半袖では寒いでぇ~す。

開田の野にはもうススキが一杯穂を開き

逆行の夕陽に照らされると、それはそれは綺麗です。

奈良県の南に、ススキで有名な「曽爾高原」と言う所があるのですが、

それを思い出します。

庭に、もともと自生しているススキもあるのですが、

他から持って来て植えた「タカノハススキ」が大株になりました。

環境が合ったのか、4~5倍位にはなったでしょうか・・・

葉に淡黄色の横縞が入っているのを「タカノハススキ」と言い、

別名、ヤハズススキ(矢筈薄)、トラノフススキ(虎斑薄

      ヤバネススキ(矢羽薄)、ゼブラススキ・・・とも言うそうです

尾花、カヤとも言い秋の七草の一つです。

カヤといえば、曽爾高原では高原のススキを刈り取り、

それを貯蔵しておいて、カヤ葺きの屋根の葺き替えに使うそうです。

このススキ、春に芽が出てきて、どんどん背丈も高くなっても

中々斑が入りません。「ん? 斑が消えてしまったのかなぁ

最初の頃は心配しましたが、大体1メートルを超えた位から

ポツポツと、ホントにポツっとと言う程度に斑が入りだします。

そこで安心して、暫く見ていないといつの間にか斑がいっぱい

とても風情があって、生け花にもよく使われるとか・・・

穂はまだ出ていません。いつもは丁度お月見の頃に出るのですが。

今年は雪の降る前に株分けをしようと思っています。

株分けは中々大変で、いつもノコギキで切り分けるんですよ。

短い開田の夏が終われば、植物の冬越しのための勉強をしなくては・・・