布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

みこしも熱かった只見の雪祭り

2007-02-14 | その他
柏近辺では10日は夜半から天気がくずれ,雨,そして,なかんずく雷が轟きわたったのはいまだに恐怖(雷嫌いなんです。)とともに記憶に残っている。この日福島県の只見町では,9日から降り始めた雨が,10日の夜半まで降り続け,時々強い雨も交ざって横殴りに雪像たちに降り注いでいたとのこと。そんな思わぬ悪環境の中で,第35回只見ふるさと雪まつりが開催されたのでした。積雪1メートル30センチ,といっても例年より約3メートル雪が少ないそうで,この雨には勝てず,布施弁天東海寺の大雪像前の屋根の先端の一部が崩れ落ちたり,横殴りの雨で雪像のあちこちに穴があき,混ざっていた土がところどころ黒ずんで噴出してしまったらしい。こんな悪環境にもかかわらず,傘をさし,雨にも負けない大勢の観光客がつめかけた。10日の夜,大雪像の前の舞台では,裸の男たちが,威勢良くみこし(1トン)を担ぎ,雪祭りを盛り上げた。彼らは,この瞬間のために,わざわざ水戸からやってきたせいか,ヒートアップしすぎ,一髪で触発寸前のシーンもみかけら,みている方は,肝をつぶしたそうである。(写真)
只見町は柏市との間で姉妹都市を提携している関係から,柏市の助役さんをはじめ,柏市国際交流協会(約40人),永楽台地域ふるさと協議会(約30人),そして布施弁天の地元,富勢地域ふるさと協議会(5人)等々が只見町を訪問し,熱烈歓迎されたとのこと。もちろん,この他にも個人的に多くの人が訪れていると思われますが。
大雪像が布施弁天に,なぜ決まったか,雪祭り実行委員会に尋ねたところ,どうも只見の関係者も確かなことはわからないらしい。ただ,関東三弁天ということが決め手らしいとのことでした。そして,なによりも布施弁天の地元の人たちを感激させたのは,布施弁天正面の4本の柱に,天皇の勅願所の明かしてとしての菊の御紋もくっきりと彫られていたことだったそうです。
以上は,実際に只見町へ行って帰ってきた関係者からの聞きかじりですが,自分は,10日の8時からの花火大会はパソコンでLIVEで見させていただきました。布施弁天の大雪像の後ろから,次々に夜空に打ちあがる花火は,只見町の人たちの願い(家内安全,子宝祈願等)を込めたおめでた祈願花火大会といわれているそうです。一寸玉3,500円からスターマイン100,000円までかかるそうで,1月末には締め切ったそうです。しかけ花火もあるよと聞いていたので,目を開いて見ていたつもりですが,見逃してしまったのかな。感動しているうちにあっという間に,8時45分ごろには終わってしまいました。まだ,雪祭りなるものを一回も見ていない自分としては,いつかは行かないかと家内に誘いをかけたが,実現するかどうかは今のところ不明。なお,皮肉なことには,次の日(11日)は只見はすごい大雪だったそうです。
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