布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

環境に優しいエコ住宅って!

2009-02-26 | その他
今、この世界不況の中で環境に優しいエコ自動車の開発が急がれるとともに、環境に優しい住宅というものが、どういうものかということに関心が集まってきています。このエコ住宅をテーマとしたシンポジウムが、市内の柏の葉で開催されます。以下に、主催者である柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)のHPリリースより引用し、そのシンポジウムの概要を紹介します。
千葉県、柏市、千葉大学、東京大学は、柏の葉地区(千葉県柏市)の目指すべき将来像をまとめた「柏の葉国際キャンパスタウン構想」を2008年3月に策定しました。この構想の第一目標には「環境と共生する田園都市づくり」が掲げられており、環境負荷の少ない開発や建築によって2030年には2010年(推定値)比で35%以上のCO2削減を目指した取り組みが進められています。一方、柏市では環境や安心・安全に配慮した建築促進の具体策のひとつとして、柏版CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)*の策定・運用に向けた試案づくりが進められています。
柏版CASBEE案は、従来の自治体版CASBEEのように一定規模以上の建築物のみを対象とするのではなく、市域全体での低炭素型社会の実現に向けて、戸建て住宅までも対象とする特徴を持ちます。また、単に環境性能のみを評価するのではなく、「景観魅力創出」(水や緑の豊かな田園都市景観)や「安心・安全」(バリアフリー、防犯、防災、健康性能)を向上させる街づくりの総合評価システムとなるよう項目策定を行っています。UDCKでは柏版CASBEEの検討者や市内建築士と協力し、戸建て住宅を対象として実際に柏版CASBEE案を評価基準に使った試設計を行うなど、その実用性や有効性を検証する調査研究を進めてまいりました。
今回のシンポジウムでは、この研究結果について模型などを使って分りやすく発表するとともに、柏版CASBEE案の概要説明やパネルディスカッションなどを通じて、戸建て住宅における環境建築のあり方を探ります。建設や不動産関係の方をはじめ、一般の方においても、環境に配慮した住宅やその結果できる街並みを考える機会となるよう、参加無料で開催します。シンポジウムの後には、簡単な懇親会も行います。
で、以下にその概要を紹介します。
開催日時    2009年3月25日(水)17:00~19:10 (16:30開場)
開催場所    柏の葉アーバンデザインセンター
          ※所在地: 柏市若柴字元堂178-3柏の葉キャンパス駅前
                148街区3画地
演  題     シンポジウム「UDCK環境フォーラム」
           ~環境に優しい住宅建築のあり方を考えよう!~
内  容     「低炭素社会に向けた住宅建築」
         1.基調講演・・・三井所 清史 氏(建築家、㈱岩村アトリエ)
         2.柏版CASBEE案の概要・・・・清家 剛 氏(東京大学准教授)
         3.研究発表・・・・・・・前田 英寿(UDCK副センター長)
                     市内建築家、など
         4.パネルディスカッション・・・・北沢 猛(東京大学大学院教授、
                         UDCKセンター長)
                   奥澤 晋 氏(ステップチェンジ㈱代表取締役)
                   稲田 豊作 氏(千葉県建築士会柏支部長)、他
対  象     要事前申込、定員100名
費  用     無料
主  催     柏の葉アーバンデザインセンター
申し込み    参加希望者は「「氏名」「連絡先」「懇親会参加の有無」を記
          し、3月19日までにE-MAIL(info@udck.jp)で申込み下さい。
問い合せ    柏の葉アーバンデザインセンター
          TEL: 04-7140-9686
          E-mail: info@udck.jp
最後に、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)の説明を。
これは、住宅・建築物の環境性能を評価し格付けする手法。地球環境への負荷低減と居住性(室内環境)の向上等を、総合的な環境性能として評価する。2001年より国土交通省が主導し、(財)建築環境・省エネルギー機構内に設置された委員会において開発・改良が進められている。CASBEEの名称は、“Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency”の頭文字から成り立っている。
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