野田市では、江川地区のビオトープ（生物生息空間）化や、環境に優しい農業に取り組んだ結果、多くの生き物が戻ったことから、この取り組みが後世に引き継がれるよう、昨年１２月、自然再生、生物多様性の充実のシンボルとして、多摩動物公園から譲り受けたコウノトリ２羽の飼育を江川地区で開始しました。このことは、先般の本ブログでも紹介しました。名前も一般公募により、オスが「こうくん」、メスが「こうちゃん」と決まり、さらに、この飼育施設名も「こうのとりの里」に決定しています。
そして、本年２月から一般公開を始め、４月１７日までに延べ２千人の見学者が訪れているとのこと。
私が行った４月には、２羽とも仲良く、巣作り等の繁殖活動を始めており、一日も早い産卵が待たれていました。その時、担当の方から、コウノトリは繁殖活動の中で平均４個ぐらいの卵を産むと説明を受けました。
すると、まさに、その通りとなったのです。５月に。まず、５月９日朝、ついに待望の初産卵を確認することができました。
続いて、５月１１日（２卵目）、５月１３日（３卵目）に続き、５月１５日に４卵目の産卵が確認されたのです。先般の本ブログで書きましたが、メスのこうちゃんが高齢のため、どうなるかと不安視する向きもありましたが、それを今回も完全に払しょくしてくれたわけです。問題は、この卵が有精卵かどうかですが、有精卵としたら、順調なら、６月上旬には待望の２世が誕生することになるのですよね。上野のパンダの２世は６月中旬らしいので、しばらくは、楽しめますね。
今は、産卵直後のため、しばらくの間、一般公開を中止（平成２５年５月１０日から）していますが、いつ再開するか楽しみですね。その時に、すべての卵が孵化されていれば、万々歳ですが。
【問い合せ】
野田市役所のみどりと水のまちづくり課（内線2693、2694）
電話番号 04-7125-1111(代表) 〒278-8550 千葉県野田市鶴奉7番地の1
受付時間：月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(祝日除く)
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