布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

「第8回なめがた新選組まつり」 (芹澤鴨・平間重助追善供養/他)

2012-07-09 | 歴史

幕末を震撼させた新選組の筆頭局長、芹澤鴨は、茨城県行方市芹沢の出身で、水戸天狗党の出身でもある。同志の新見錦・平山五郎・平間重助・野口健司とともに文久3年2月、幕府浪士組に参加し、その後、浪士組の清河八郎と袂を分かち、近藤勇・土方歳三らとともに京に残留。3月12日夜に会津藩お預かりが決定し、壬生浪士組を結成。近藤とともに局長になります。一説には近藤よりも上位の巨魁隊長と称していたといいます。

しかし、近藤派との対立が目立つようになり、その1ヶ月後の9月18日夜、屯所としていた八木邸で妾お梅・平山五郎とともに近藤派の土方歳三や沖田総司らによって斬殺されます。38歳でした。

色白で背が高く恰幅のいい人物で、常に「尽忠報国之士芹澤鴨」と刻んだ鉄扇を携えており、剣は、神道無念流の戸ヶ崎熊太郎に師事し、免許皆伝・師範役の腕前で、居合いでも免許皆伝の域に達していたといいます。芹澤については、豪胆で粗暴な性格のことなどが多く伝えられているが、屯所として借りていた八木家の子供が亡くなった時、葬儀において、近藤と共に受付や片づけなどを手伝っており、義理堅い性格であったこともうかがえます。

この新選組を創った男・芹澤鴨と側近の平間重助の供養祭および関連イベントが今年も秋の9月に開催され、流山からは新選組流山隊が2004年以来、毎年参加しています。では、以下にその概要を紹介しますが、まだ、正式にプログラムは確定していませんので、昨年内容を紹介します。写真は私が今年の春に訪れた玉造屯所と名乗っている霞ヶ浦ふれあいランドに飾ってありました。

開催日時     9月16日(日)10:00~15:30

開催場所     茨城県行方市 法眼寺

           霞ヶ浦ふれあいランド(道の駅)

プログラム    2012年の詳細は未定。以下は2011年の詳細です。

           10:00~芹沢鴨・平間重助追善供養

                 法眼寺(行方市芹沢505)にて。

           午後の部=霞ヶ浦ふれあいランド

                  (霞ヶ浦大橋そば、道の駅隣接)にて。

           13:00~14:10 隊士装束行軍

                       殺陣演武=新選組滝野川隊・新選組流山隊

           14:30~15:30 演劇公演=まちづくり市民劇団・玉造座

対   象     どなたでも

費   用     無料

主   催     行方市観光協会

           行方新選組まちおこし実行委員会

アクセス     鹿島鉄道は2007年3月で廃線→現在は代替バス運行

                   [石岡駅~小川駅~玉造町駅~鉾田駅]。

             石岡駅~玉造町は、片道710円ですが、土日祝限定の 

             フリー切符(終日乗降自由)がお得で、

             代替バスの車内でも買えます。

           車の場合は、土浦北I.C.から国道354号線へ、

                     霞ヶ浦大橋経由で約25km、約40分。

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