とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

やっと帰ってきました。

2007-01-08 23:23:18 | 写真日記
 5日からの京都の研修会からやっと帰ってきました。ホテル生活はやっぱり疲れるような気がします。自分の部屋に戻りパソコンの前に座るとやっぱり落ち着きます。
 今回の京都は大変忙しかったので外に出歩くこともなかなかままならない日程でした。写真も思うように撮れていないのですが、少し紹介していきます。

 会が始まるのが6日の午後からだったので、前の日から打ち合わせや諸準備が始まります。午後集合だったので午前中に京都に着けるようにして少しだけ京都を楽しもうと思っていました。年末に沖縄に行って市場を楽しんだので、京都も市場を観察しようと思っていました。よくテレビで年末の風景を映し出す時に使われる錦市場です。四条通りを少し北に行ったところにあります。

 大きな荷物を四条の地下鉄の駅に置こうと思いました。ところが、地下鉄のコインロッカーは小さいものしかなくて、カバンが入りません。もう一つ別の所にもあると書いてあるのでそこを探しにいきますが、なかなか遠くてたどり着けません。やとのことで見つけてカバンとダウンのマウンテンパーカーをロッカーに押し込みました。この日の京都は大変穏やかな天気で少し動くと汗ばむほどでした。

 身軽になって市場に向かいました。市場は本当に狭い路地で、昼間でも薄暗い感じです。カメラのASA感度を上げて撮影を開始しました。

 

 売っているものは魚、野菜、乾物何でもありですが、京都らしいのは漬け物やさんが多いのと、豆腐や湯葉を売っている店が目につきました。

 

 しばらく行くと、変わったものを見つけました。おからです。その売り方が変わっていてびっくりしました。山口だと袋に入って安く売ってたり、袋詰めタダで持っていってもいい店などがありますが、この形は初めてでした。

 

 いろんな路地が入り込みながら前に進みます。その間も車が横切るのだから、京都の町ものんびりしていません。「どうどす?」の優しいことばとこの車の往来はすごいギャップを感じます。田舎の人間では暮らしていけません。しばらく行くと突き当たりました。提灯の風景と若者が京都らしいかなと感じました。

  

 もう少し歩くと突然レトロな映画館が登場してきました。昔こんな映画館あったと思いました。見ると成人映画専門の映画館で3本立てをやっていました。カメラを向けながら、周囲の人の目が少し気になりました。
 次の日一緒に飲んでいた、ユーロ氏にこの画像を見せると、「えーまだあったんだ。八千代館にはオールナイトで見にいったことあるよ。その頃は成人映画だけでなくて、人間の条件を一挙放映ということもあったんだ」と30年前の京都の話をしてくれました。さらに「この映画館はパッチギにも出てるよ。」と教えてくれました。帰ってDVDをチェックしてみると、「女体の神秘」の映画を見に行った紀夫と康介が映画館から出た時に向かいのストリップ小屋から出てきた担任の先生がバッタリ出会うシーンの後ろにこの八千代劇場がちゃんと映っていました。
 でも今の八千代劇場の向かいは公園になっていました。

  

 路地を抜けようとすると、面白そうなカレー屋さんを見つけました。こういう路地が本当に好きです。見ると絶対カメラを向けたくなります。

 

 カレー屋さんは小さなカレー屋さんなのですが、こだわりをかなり持ってそうな感じの店でした。カレーのメニューもいろいろあったのですが、牛ほほ肉のカレーを注文しました。思ったより辛くてとてもおいしかったです。肉はとろとろだけど、野菜(にんじん、じゃがいも)はしっかり歯ごたえがあって好きな人はすきだろうなと思わせる味でした。個人的にはじゃがいもの固いのは、あまり好きではないのです。

  

一日目の仕事を終えて、ホテルに帰り、食事にでも行こうかとロビーに下りると一緒の仲間たちがすでにスタンバイしています。「食事行くなら一緒に行くよ」とばかりスタンバイしています。結局一緒に行くことになりました。駅方向に向かって歩いて行って、一軒目をスルーして二軒めに入りました。カウンターばかりの変わった店でしたが、京都のおばんざいとジャズの店でなかなか落ち着いて飲むことができました。
 その店でおからを頼んで、卯の花は丸い形で売っているのが普通なのか?と聞いたところ、そうだと答えていました。

 

 最初に出てきたのは、おせちの感じでした。やっぱりまだ正月なんだと思いました。出てきたお酒には金粉が乗っていました。



 次の日の集会のオープニングは、雅楽でスタートです。これまた京都らしくていいなと思いました。集会自体は千人規模の集会で盛会でした。

  


  
    
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