とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

イクラの醤油漬けその後…

2006-08-30 22:54:07 | 男の料理
 昨日のブログで紹介したイクラの醤油漬けですが、朝ご飯に味わってみました。自分で言うのは変ですが、実に「おいしい!」今までのいくらのイメージが変わりました。

 口に入れるだけでプチプチとはじける感じで、いくら本来の味が口いっぱいに広がってきます。今まで食べてきたいくらは何だったのだろう?という感じです。

 おいしい原因はいくつか考えられますが、まず新鮮だったということでしょう。考えたら1年中いくらはスーパーで売っています。あのスポンジの上に乗っているイクラです。季節外れのものは冷凍のいくらだろうから、味は押して知るべしというとろでしょうか。今回初めて知った当たり前の事実はイクラは秋のものだということです。

 もう一つ自分で作ってみて気づいたのは、スーパーで買ったイクラは妙にしょっぱいということです。長く保存させるためかもしれないけど、あれでは本来の味が出てこないと思います。ひどい所では、防腐剤の臭いがぷーんとしてくることがあります。あんなものはイクラではありません。

 イクラを作ってみて、卵に付着している白い膜のようなもの(卵のう)が、味を決めているようで、何度も何度も水洗いしないとなかなか取れません。そこまで手間ひまかけてやっとできるのです。本当は栄養があるのかもしれませんが、独特の雑味につながるのでこれは、必ず洗い落とさなければいけません。たらこのスパゲティーを作っても薄皮を取り除かなくては、苦みが出ます。そう言えば数の子も白い薄皮が苦みのもとですよね。

 今まで「これが…」と思っていたら全然違っていたなんて経験は何かうれしいですよね。「何だそんなことも知らなかったのか…」と思われる向きもあるかと思いますが、今回のイクラは私にとって新たな事件でした。

 これから、筋子は本格的な季節の到来です。今度はもち網を買ってきて、挑戦しようと思います。編み目1㎝四方のものがやりやすいそうです。
 もう一つ、イカの塩辛にも挑戦しようと思います。秋はイカのわたが一番成長する時期だそうです。

 これについても、また報告します。
コメント (1)
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