とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

巨人の連敗

2006-07-14 23:42:53 | 阪神タイガース
 阪神タイガースは現在2位。1位の中日に3ゲーム差です。今日(金曜日)より中日との3連戦に入ります。オールスターゲーム前の山場にもなる大事な3連戦です。もうファンとしては気が気ではありません。テレビの前に座って、ガオラでの中継をじっと見ていました。

 先発は下柳です。この人は良いときと悪い時が極端に違う人で、フォアボールを連発すると、打たれてしまうという悪循環に入る人なので心配です。中日の先発はエースの川上憲伸ということでますます心配です。

 2回に鳥谷の先制ホームランで1点先行。これがまた不安の材料になります。いつ逆転されるかわらない。3回に1アウト2塁3塁のチャンスに、ひいきの浜中選手がバッターボックスに立ちます。「打ってくれ!」と願う反面、「こんなチャンスに打てないんだよな…」という嫌な考えも頭を持ち上げます。やっぱり三振です。次は金本。こういう時に打ったことないよな…。また悪い考えが…。でも金本は2点タイムリー。これで3点差…。でも安心できないのが阪神ファンの常です。

 そうこうしているうちに金本の犠牲フライ、町田のびっくり代打ホームランで5点差になった頃にやっと一息つけるのです。

 それは、そうとジャイアンツ何してるんだろ?9回には勝っていたのに…。9回裏で逆転サヨナラ…なんて悲しすぎますね。これで9連敗になったのかな?最下位横浜が勝ったので、ゲーム差は0.5ということになりますね。

 阪神ファンは勝っていても、いつか連敗していって昔のダメ阪神に戻ってしまうのではないかと、不安で不安で仕方ないという体質があるんだけど、常勝ジャイアンツがこのていたらくでは、ファンがついていかないだろうね。

 阪神はダメな時はダメで「男!川藤!」なんて、それなりの楽しみを知っていたけど、ジャイアンツは勝たなければその意味はないんでしょうね。広島も負けが込んでくると球場がガラガラになるけど、似たようなところがあるんだろうね。

 勝っても負けても、各地の阪神戦はほとんど超満員というのもどうかと思うけど、負けるチームを応援してこそ、プロ野球ファンなんだと思うけど。

 がんばれ!巨人ファン!プロ野球から離れるな!

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間宮兄弟

2006-07-14 00:15:50 | 映画
 「間宮兄弟」を観てきました。明日で最後ということで、しかも一日1回4時半という奇妙な時間帯にだけ上映される映画だけにちょっと迷いはあったのですが、やっぱり行ってきました。もちろん、職場は休暇を取って一時間早く出ました。

 森田芳光監督ということで、どうかな?という感じもありました。というのも、個人的には失楽園も含めてそれ以後の作品はあまり好きではなかったからです。特に「模倣犯」と「海猫」には裏切られたという感じでした。デビュー作の「の、ようなもの」はとても好きな作品だっただけにです。

 さて、「間宮兄弟」ですが、一言で言えば大人の童話かな?30過ぎの男の兄弟2人が肩を寄せ合って生きている家庭なんて、どこにあるんだ!「そんな奴おらんやろ!」と言いたくなるような映画です。

 場面、場面がすべてメルヘンだと片付けるなら、それはそれでいいかもしれない。例え百歩譲って、仲良く暮らしている兄弟がいたとして、普通お互いのプライバシーには踏み込まないのがお互いのルールでしょう。ところが、この兄弟は、一緒に暮らしているだけでなく、寝室も一緒、遊ぶのも一緒、ひいきの球団も一緒、反省会も一緒にやるという超越ぶりである。一緒に住んでいる親子、夫婦でさえ、お互いのことを理解し合っているとは言えない一般の家庭に比べて、この兄弟はお互いのことを理解しすぎている。まったくもってメルヘンなのです。

 でも、観ていると気持ちがよくなる何とも言えない気持ちの悪さがあるのです。オープニングの映像で弟がいる場所の手すりまでが右上がりの直線でできていて、向こうに並んでいる新幹線が全部右下がりの直線の構図に何とも言えないクールな感じを受けました。そこにちょっと太めの塚地が涙を流しながら立っている姿が、対照的な感じをにおわせました。ここらへんは、森田監督のらしさですね。

 常磐貴子や、沢尻えりかなどきれいどころの女優を揃えていて、観る方を飽きさせない設定になっているし、不倫の問題や他人の色恋沙汰、ぼったくりバーなど(大人の世界)とは、相容れない間宮兄弟ワールドが存在していて、そこにみんなが癒されに行くという映画になっているのかもしれない。もしかすると、観ている側も一緒に癒されたいと思ってしまうのかも。

 間宮兄弟の母親役で、中島みゆきが出演していることで、ますます「この映画は架空の物語です」と念を押されているような感じになりました。

 塚地と佐々木蔵之介のでこぼこコンビは観ようによっては「スターウォーズ」のでこぼこロボットコンビにも見えてきます。

 観ていやな気持ちはしないし、新しいジャンルの映画化もしれません。でも、テレビでシリーズものとしてやっていけばもっとはまるのかもしれないと思いました。その時は、もちろん、沢尻エリカはレギュラーで使ってほしいものです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする