ドリーマー(学級通信)好きのレオくんが月曜日の朝に、近寄ってきて「Dylanちゃん。明日はレオくんのドリーマーでお願いします!」と言って来ました。ついに編集方針まで口を出してきたか…と思いながら、そこまで言う子もいないのでリクエストに応えてあげようと思いました。
レオくんとタラちゃんの2時間目の『ことば・かず』は、同じような課題を繰り返しやっっています。本当にしつこいくらい同じ課題に取りくんでいます。繰り返しているといろんな発見があるものです。少しそのへんを紹介したいと思います。
レオくんは、ひらがなパズル、数字のマッチング、絵カードのマッチング、ひらがなカード読み、絵本の一人読み、ひらがな文字による単語作り、色の分類、数概念つくりなどいくつかの課題をやっています。新しい課題をする時にはそばについて指導していますが、理解できたら少し離れたところで見ています。「できたら教えてね!」と言うと一人で頑張ってやっています。
「できたー!」の声に必ず「えー!もうできたの!びっくりした!」と返すようにしています。得意そうな顔が必ず現れます。給食の時の「一人で食べていいですか?」「食べさせてくださいの時は教えてね」と同じような流れかもしれません。
「やらされているんじゃない!」「一人でやっているんだ!」という気持ちが長続きさせているコツかもしれません。40分の授業が毎日継続しているのですからすごいことです。
タラちゃんは、ひらがなパズルを中心の課題にすえて、色の弁別や、数字カードのマッチングなどに取り組んでいます。タラちゃんは集中できることが少なかったので、そこもねらいにしていたので、一つのことに長く取り組めるようにしました。
ひらがなパズルは、なかなかできなくて、パズルの形ばかりに気が取られて、それでも違うところに何度もつっこんでいました。ドリーマー上で何度か書いたように、1行だけ残して後は紙を覆ってやらせていました。できると次の行に移るようにしながら、1行が2行になりだんだん紙で覆うスペースを少なくしていきました。
次第に、ひらがなを見てマッチングしていることも多くなって、先週の後半くらいからア行~マ行まで一度にできるようになっていました。月曜日にそれをやるとア行~マ行までを10分くらいでやりあげることができました。
「これならば!」と思い、タラちゃんに「紙なしで初めからやってみる?」ここまでやったのに初めからやるの?と抵抗があるかもしれないと思ったのですが、タラちゃんの返事は「紙なしで?やる!やる!」でした。
全ピースを15分くらいで仕上げてしまいました。こちらの方がびっくりしました。
ひらがなのマッチングをしようとしても、他の文字の刺激が同時に入ってしまってなかなかできない状態だと思っていました。それが次第に課題が整理できるようになって、課題そのものに集中できるようになってきたことに感動すら覚えました。
オセロの白黒を『全部白』『全部黒』から白黒半分ずつ並べる課題をやっています。半分の列が白で半分の列が黒という課題で、上から下まで一列ずつ黒を並べています。後二つでその列が完成するころになると、白を置いてしまうようなタラちゃんなのです。
題材そのものに引きずられて、今やっている課題が、わからなくなってしまうのです。他にも、縦に白を二列くらい並べると、3列めくらいの中盤にかかると白が横に伸びていってしまうこともあります。
縦に伸びていく課題が、横からくる刺激に影響されてわからなくなってしまうようです。 タラちゃんが廊下で知り合いの人に出会うとすごく愛想良く「○○のおばちゃん今日は○○ちゃん誰がお迎え?」とあいさつしていくのは、目の前の刺激に影響されることと無意味ではないのだと思います。
「よう!○○先生!」「○○のおばちゃん!」と声をかけるタラちゃんに「何か用事あるの?用事がないのに声をかけません!」と「元気なあいさつをしよう!」という当然なような指導とは矛盾しているようにも思えますが、タラちゃんの場合は、気持ちを向けることを持続させることの方が学習課題なので、お願いだから廊下でタラちゃんに声をかけないでと思うこともあります。
レオくんとタラちゃんの2時間目の『ことば・かず』は、同じような課題を繰り返しやっっています。本当にしつこいくらい同じ課題に取りくんでいます。繰り返しているといろんな発見があるものです。少しそのへんを紹介したいと思います。
レオくんは、ひらがなパズル、数字のマッチング、絵カードのマッチング、ひらがなカード読み、絵本の一人読み、ひらがな文字による単語作り、色の分類、数概念つくりなどいくつかの課題をやっています。新しい課題をする時にはそばについて指導していますが、理解できたら少し離れたところで見ています。「できたら教えてね!」と言うと一人で頑張ってやっています。
「できたー!」の声に必ず「えー!もうできたの!びっくりした!」と返すようにしています。得意そうな顔が必ず現れます。給食の時の「一人で食べていいですか?」「食べさせてくださいの時は教えてね」と同じような流れかもしれません。
「やらされているんじゃない!」「一人でやっているんだ!」という気持ちが長続きさせているコツかもしれません。40分の授業が毎日継続しているのですからすごいことです。
タラちゃんは、ひらがなパズルを中心の課題にすえて、色の弁別や、数字カードのマッチングなどに取り組んでいます。タラちゃんは集中できることが少なかったので、そこもねらいにしていたので、一つのことに長く取り組めるようにしました。
ひらがなパズルは、なかなかできなくて、パズルの形ばかりに気が取られて、それでも違うところに何度もつっこんでいました。ドリーマー上で何度か書いたように、1行だけ残して後は紙を覆ってやらせていました。できると次の行に移るようにしながら、1行が2行になりだんだん紙で覆うスペースを少なくしていきました。
次第に、ひらがなを見てマッチングしていることも多くなって、先週の後半くらいからア行~マ行まで一度にできるようになっていました。月曜日にそれをやるとア行~マ行までを10分くらいでやりあげることができました。
「これならば!」と思い、タラちゃんに「紙なしで初めからやってみる?」ここまでやったのに初めからやるの?と抵抗があるかもしれないと思ったのですが、タラちゃんの返事は「紙なしで?やる!やる!」でした。
全ピースを15分くらいで仕上げてしまいました。こちらの方がびっくりしました。
ひらがなのマッチングをしようとしても、他の文字の刺激が同時に入ってしまってなかなかできない状態だと思っていました。それが次第に課題が整理できるようになって、課題そのものに集中できるようになってきたことに感動すら覚えました。
オセロの白黒を『全部白』『全部黒』から白黒半分ずつ並べる課題をやっています。半分の列が白で半分の列が黒という課題で、上から下まで一列ずつ黒を並べています。後二つでその列が完成するころになると、白を置いてしまうようなタラちゃんなのです。
題材そのものに引きずられて、今やっている課題が、わからなくなってしまうのです。他にも、縦に白を二列くらい並べると、3列めくらいの中盤にかかると白が横に伸びていってしまうこともあります。
縦に伸びていく課題が、横からくる刺激に影響されてわからなくなってしまうようです。 タラちゃんが廊下で知り合いの人に出会うとすごく愛想良く「○○のおばちゃん今日は○○ちゃん誰がお迎え?」とあいさつしていくのは、目の前の刺激に影響されることと無意味ではないのだと思います。
「よう!○○先生!」「○○のおばちゃん!」と声をかけるタラちゃんに「何か用事あるの?用事がないのに声をかけません!」と「元気なあいさつをしよう!」という当然なような指導とは矛盾しているようにも思えますが、タラちゃんの場合は、気持ちを向けることを持続させることの方が学習課題なので、お願いだから廊下でタラちゃんに声をかけないでと思うこともあります。