ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

週末は男子ごはん~豚の角煮 & ユッケジャンスープ

2022年03月16日 | 男子ごはん
KIRINホームタップを申し込んで9ヵ月になりました。ホームタップの基本のビールは「一番搾りプレミアム」ですが、この他にもゲストタップと言って、期間限定でいろんなビールが頒布されますので、飲んでみたいものがあれば好みで追加や変更もできます。私もこれまでのところ、すべてのゲストタップをひと通り試してみました。
今回は、新たにヤッホーブルーイングの「よなよなエール」がゲストタップに加わったので、さっそく注文。グラスに注ぐと、華やかなホップの香りがふわっと広がるクラフトビールです。


《豚の角煮》Nadia「究極ふわとろジューシーな豚角煮#圧力鍋調理」
今週は、豚の角煮に再挑戦。「究極ふわとろジューシー」という謳い文句に惹かれて、前回とは違うレシピで作りました (^-^)ゞ
豚バラと長ねぎの青い部分、ニンニク、皮付きの生姜を電気圧力鍋に入れて20分加圧。この間に、フライパンにてんさい糖、醤油を炒め、みりん、酒、水を加えて煮立たせ、角煮のタレを作っておきます。加圧が終わった豚バラ肉は、大きめに切り分けてフライパンに並べ、タレを絡ませながらじっくり1時間ほど煮込んだら、ほろほろにやわらかい濃厚な角煮の完成です。前回同様、青梗菜と煮卵を添えました。


自然でやさしい甘みのてんさい糖は、多少焦げるくらいに炒めた方が、コクと苦みが出て風味が増します。胡麻祥酎紅乙女との相性もぴったり。ご飯にも合いますよ。


《鶏レバーの赤ワイン煮込み》今泉久美『早い!かんたん!おいしい圧力鍋レシピ』
先週の牛すね肉の赤ワイン煮込みに続いて、鶏レバーの赤ワイン煮込みにチャレンジしました。
下処理をした鶏レバーを塩水に10分漬け、何度か水を取り替えながら洗って水を切ります。レバー、しょうがの薄切り、赤ワイン、醤油、酒、砂糖、水を圧力鍋に入れ、10分加圧したらでき上りです。


《砂肝のあえもの》
圧力鍋で10分ほど加圧した砂肝を、醤油・酢・砂糖・ごま油で和えました。簡単なのにとっても美味しくて、ビールにぴったりのおつまみです。


《牡蠣のバター醬油ソテー》ズバうま!おつまみレシピ「牡蠣のバターしょうゆソテー」
フライパンでバターを熱しニンニクを炒めたら、よく洗って小麦粉を振りかけた牡蠣を入れて両面に焼き色をつけます。鍋肌から醤油を垂らし、さっと絡めたらでき上がり。バターと醤油、ニンニクの匂いが、牡蠣の濃厚な旨味を引き立てます。


《ユッケジャンスープ》Nadia「本格ユッケジャンスープ」
焼肉店などでよく見かける牛肉の辛口スープ、ユッケジャン。Nadiaのレシピどおりに作ってみたら、驚くほど簡単に本格的なユッケジャンスープができました。
牛肉をごま油で炒め、醤油・砂糖・すりごま・おろしニンニク・おろし生姜で味つけ。水、コチュジャン、豆板醤、醤油、鶏がらスープの素を加え、にんじんの細切りを入れて強火で煮込みます。煮立ったら長ねぎの薄切りとニラを加え、溶き卵を落とし入れ中火に。水溶き片栗粉を入れて混ぜ合わせたら火を止めて、ごま油を回しかけたらでき上りです。辛みは豆板醤や一味唐辛子で調整。濃厚で旨みのあるユッケジャンスープになりました。


《えびとはんぺんの大葉包み揚げ》Nadia「サクプリ食感♪ エビとはんぺんの大葉包み揚げ」
週末のおつまみシリーズは、ともすると肉に偏りがち。そこで、レシピサイトから探したのが、エビとはんぺんを細かくして揚げ焼きした大葉包み揚げです。
下処理をして包丁で粗めに叩いたえびと、小さめに切ったはんぺんをボウルに入れ、軽く塩・胡椒して捏ねていきます。適当な大きさに成形して大葉で包み、小麦粉・片栗粉・マヨネーズ・水を混ぜ合わせた衣をくぐらせたてフライパンで揚げ焼きに。両面に焼き色をつけたらでき上りです。
サクッ・プリッとした食感とはんぺんのふわふわ感。はんぺんの旨みが効いて美味しいです。


《かき玉うどん》Nadia「鶏肉とふわふわ卵のかき玉うどん」
麺つゆ・鶏がらスープの素・みりんの出汁に、鶏ももから出る旨みが加わってほっこりする味。水溶き片栗粉でとろみをつけ、卵を細くゆっくり垂らして、ふわっとしたらうどんにかけてでき上がりです。


佐賀のお土産、松露饅頭と松浦漬を戴きました。松露饅頭は唐津の銘菓。松浦漬は、鯨の蕪骨を酒粕漬けにした珍味。缶には、日本古来のクジラ漁の様子が描かれています。


蕪骨(かぶらこつ)って初めて知りましたが、クジラの頭部の軟骨だそうです。酒粕の甘みが日本酒にぴったり。酒の肴に最高です。


今週のデザートは、ホワイトデーのお返しを……。


妻が大好きなピスタチオ。私もご相伴に与りました (^-^)ゞ
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小倉街歩き

2022年03月13日 | 北九州
久しぶりに電車で小倉へ。駅を出ると、ちょうどモノレールが小倉駅に滑り込んでいきました。
小倉北区と南区をつなぐ北九州モノレールは1985年(昭和60年)に開通しましたが、当初は南側商店街の反対のため小倉駅に乗り入れられず、現在の「平和通駅」が「小倉駅」とされていました。ようやくJR小倉駅までの延伸が実現したのは1998年(平成10年)。それまでは、モノレールとJRの乗継は徒歩で10分近くかかっていたのですから、いま思えば信じられない話です。


紫川に架かる木製の常盤橋。この橋は江戸時代初期、古くからの城下町である西側(西曲輪:写真奥)と町人の街として開発した東側(東曲輪:写真手前)をと結ぶ重要な橋だったそうです。


「小倉の五街道」と呼ばれた長崎街道、中津街道、秋月街道、唐津街道、門司往還のすべてがこの常盤橋に繋がっており、ここが小倉から九州各地にのびる諸街道の起点であり終点でもありました。


その時代、常盤橋のすぐ北側には港があって、参勤交代の諸大名、 長崎奉行、 オランダ商館の行列などは、そこから船で本州・下関に渡り、また戻ってきていました。まさに、九州の玄関口だったんですね。


関が原の戦いの功によって初代小倉藩主となった細川忠興公が築いた小倉城。細川家が熊本に移封された後は、小笠原家が小倉城主の座を受け継ぎました。
この天守閣は「唐造り」と呼ばれ、4階と5階の間に屋根のひさしがなく、5階の方が4階よりも大きくなっているのが特徴です。江戸末期、天守閣は火事により消失しましたが、1959年(昭和34年)に再建されて現在に至っています。


小倉城の石垣は、切り石を使わず自然の石をそのまま組んだ「野面積み」。勇壮で野趣あふれる力強さが感じられますね。
今は枝しか見えない城壁の桜ですが、来月下旬にもなれば淡いピンク色に染まります。


理由は定かではありませんが、石垣の四隅には白い花崗岩が積み上げられました。その結果、偶然にもこんな姿ができ上がり、「小倉城を走る白い忍者」とも呼ばれています(笑)


隣接する北九州市役所の16階、屋上展望室から見下ろす小倉城。


その北側にはリバーウォーク北九州。このリバーウォークは、先日『キャッツ』を観た博多のキャナルシティと共通点があります。建物のデザインを担当したのは、どちらもアメリカ人建築家ジョン・ジャーディだったんです。ジャーディはこの他にも、六本木ヒルズや大阪のなんばパークスなどをデザインしたことでも知られています。


北九州を南北に流れる紫川には、ユニークな形の橋が多く架けられています。「太陽の橋」北側の歩道に描かれたひまわり(北九州市の花)は、橋の袂から見る丸く見えるようにデザインされています。橋のむこうの建物は、妻の小説『キリコはお金持ちになりたいの』(幻冬舎文庫)のヒントになったタワーマンションです。


真ん中が膨らんだ手前の橋は「鴎外橋」。森鴎外は37歳の時、旧陸軍第12師団の軍医部長として赴任し、3年間を小倉で過ごした関係から、いくつかの足跡が残されています。


鴎外橋の中央には彫刻家 淀井敏夫の『鷗』。淀井敏夫の作品を見たのは、関門海峡を挟んでお隣り、下関市立美術館の『夏の海』が初めてでした。


これが、下関市立美術館にある『夏の海』。心棒に石膏を直付けする独特の技法が用いられており、ごつごつした岩のような質感が共通しています。どちらの作品も、空を舞うカモメがモチーフになっていますね。


この日は3~4時間、小倉市街をぶらぶら散策。その後、妻と合流して駅から三十歩横丁で遅めのランチにしました。


肉バルGOTCHA(ガッチャ)。ここにはコロナ禍の前、友人と何度か足を運んだことがあります。


私は、ボリューム満点の牛ハラミ丼を頼みました。


こちらは、牛すじ煮込みオムライスプレート。


この日は電車だったのでお酒もOK! たまにはいいですよね~ヽ(^o^)丿


雑穀焼酎「Ton den naka 倍」はロックで。雑穀焼酎は初体験でしたが、甘みが強くて美味しかったです。


家の近くの大学で、早咲きの河津桜が咲き始めました。






つぼみがたくさん残っていたので、しばらくは楽しませてくれそうです。


🍀

北九州市では今月4日の市議会本会議で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を非難する決議案が全会一致で可決されました。
これを受けて市は、小倉駅構内にある大型ビジョンと5つの電子看板にウクライナの国旗を映し出す取り組みを行っています(3月11日で終了しました)。


市議会との連名で、「ウクライナに一日も早く平和が訪れることを心から願う」というメッセージが添えていました。この理不尽な侵略戦争に終止符を打ち、一刻も早くウクライナに平和が戻ってほしいと思います。


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週末は男子ごはん~牛すね肉の赤ワイン煮込み

2022年03月10日 | 男子ごはん
朝晩はまだ肌寒いものの、日中はずいぶん暖かくなりました。虫ならずとも地面に這い出して、あちこち彷徨したくなるような季節ですね。(決して徘徊ではありません)
さて、今週の男子ごはんです。今回も煮込み料理などで、電気圧力鍋が大活躍。豆腐を使ったおつまみなども作りました。

《牛すね肉の赤ワイン煮込み》Nadia「牛すね肉の赤ワイン煮込み」
圧力鍋でタマネギの薄切りをじっくり炒めます。この間に別のフライパンで、ニンニクと塩胡椒した牛すね肉を炒めて焼き色をつける。これを圧力鍋のタマネギの上に載せ、赤ワイン、水、コンソメとマシュルーム、ローリエを加えて煮たたせたら、圧力鍋のふたをして25分加圧。自然放置後ふたを開け、ケチャップ・中濃ソース・醤油・はちみつ・クレイジーバジルなどを加えて、程よくとろみがつくまで煮詰めたらでき上りです。
すね肉なのにほろほろにやわらかく、マシュルームにもソースの味がしみ込んで美味しかったです。やはりこれには赤ワインですよね~🍷


今回使ったのは和牛のすね肉。週末だけ小売を行う「牛肉のふくなが」に前もって頼んでおきました。私にとっては初めて扱う部位ですが、想像していたよりずっとやわらかい肉でした。


《牛ホルモンのピリ辛炒め》cookpad「プルプル♡牛ホルモンのピリ辛炒め」
次は、シマチョウ主体の牛ミックスホルモンのピリ辛炒めです。
ざく切りにしたキャベツともやしをごま油でさっと炒め、牛ホルモンを皮目を下にして焼きます。豆板醤・砂糖・ニンニクを加えて全体に絡めたらでき上り。
ビールの代わりに、サントリーのジン"翠”で爽やかにいただきました。


《砂肝ときゅうりのあえもの》今泉久美『おいしい!圧力鍋レシピ』
砂肝と長ねぎの青い部分、生姜の薄切り、酒を圧力鍋に入れて10分ほど加圧します。その砂肝ときゅうり、長ねぎの千切りをボウルに入れ、ごま油・ラー油・塩・醤油・ブラックペッパーで和えるだけ。お皿に盛って白髪ねぎを載せ、最後にラー油を追いがけしたらでき上がりです。ごま油の風味がお酒にぴったりです。


《豆腐と豚肉の黒胡椒炒め》LEE CREATIVE KITCHEN『豆腐二百珍』
水切りした豆腐をフライパンで炒め、両面に焼き色がついたらいったん取り出します。同じフライパンで豚肉を炒め、にんじん、長ねぎ、ニラを順番に加えて炒める。野菜がしんなりしたら豆腐を戻し、塩・醤油で味つけ。最後にブラックペッパーを振ったらでき上りです。


《豆腐とたこのプロヴァンス風》LEE CREATIVE KITCHEN『豆腐二百珍』
こちらも、豆腐はしっかり水を切っておきます。フライパンにオリーブオイルをひいて豆腐を色づくまで炒め、軽く塩胡椒して取り出す。たことエリンギを弱火で炒め、エリンギに油がなじんだらニンニクのみじん切りを加えます。ニンニクの香りが出たら豆腐を戻し入れ、塩・胡椒で調味したらでき上りです。


《しらすのせペペロンライス》Nadia「しらすのせペペロンライス」
オリーブオイルを熱し、ニンニク・唐辛子の輪切りの香りを出し、ご飯としらす・青ねぎの半量を加えて炒めます。塩・ブラックペッパーで味を調え、器に盛ってしらす・青ねぎをトッピング。韓国海苔を振りかけると風味がよくなります。


ジムの友だちに戴いた中華ちまき。ごま油の香りがよくて、かなりの大きさですが、ぺろりと食べられました (^-^)ゞ


こちらも戴きものの柚子茶。韓国高興産の柚子を皮ごと使っています。。


気持が落ち着く柚子の香り。皮の微かな苦みが甘さを引き立てていました。お茶にもいいし、朝のヨーグルトに入れても美味しいです。
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劇団四季ミュージカル『キャッツ』@キャナルシティ劇場

2022年03月08日 | 福岡
劇団四季が1983年、新宿のキャッツシアターで初演したミュージカル『キャッツ』。以後、日本各地で上演され続け、通算公演回数はなんと1万回、総入場者数は1000万人を越える記録的なロングランとなりました。
これは、1981年初演のロンドン(8950回)、1982年初演のニューヨーク(7485回)を上回る、まさに「伝説のミュージカル」です。


キャナルシティに展示されていたキャッツの衣装とごみのオブジェ。
キャッツには、呼び名も性格も風変わりで個性的な24匹の猫が登場します。左はクールでメス猫に人気のあまのじゃく猫、ラム・タム・タガー。右はオス猫をたぶらかす悪女猫、グリドルボーンです。


ミュージカル『キャッツ』の原作は、イギリスの詩人T.S.エリオットの詩集『Old Possum's Book of Practical Cats(ポッサムおじさんの猫とつき合う法)』(通称『キャッツ』)。エリオットがポッサムおじさんの目を通して観察した様々な個性あふれる猫たちの物語です。
躍動感に満ちた魅力的な猫たちを描いた詩集に魅了され曲をつけたのが、やはりイギリスのミュージカル作曲家ロイド=ウェバーでした。詩集『キャッツ』は15篇の詩から成り立っていますが、ウェバーはこのうちの14篇の詩をミュージカルの中で忠実に再現しています。


福岡では、キャナルシティ劇場(旧福岡シティ劇場)が劇団四季の専用劇場として長く親しまれてきましたが、今回の『キャッツ』でその歴史に幕を閉じることになりました。


それでは、ノースビル4階のキャナルシティ劇場に向かいましょう。


キャナルシティ劇場は1996年、劇団四季初の専用常設劇場「福岡シティ劇場」として開館。『オペラ座の怪人』や『キャッツ』、『ライオンキング』、『美女と野獣』など、数々の四季作品が上演されました。2010年、『エビータ』の千秋楽をもっていったん劇団四季の常設公演を終了。以後、「キャナルシティ劇場」としてリニューアルし、四季以外の様々な舞台やコンサートが上演されましたが、2017年から再び四季の通年公演が行われていました。残念ながらこれも、4月17日の『キャッツ』千秋楽をもって終了となります。


ロビーの扉を開けて劇場に足を踏み入れると、舞台と客席が混然一体となった『キャッツ』の世界。猫たちが住み着く都会のゴミ捨て場が広がっています。まるで、猫の世界に迷い込んでしまったかのようです。これらのゴミのオブジェは、観客を猫になった感覚に誘うため、実際の3~5倍の大きさで作られています。


開場から上演5分前までは、自席での撮影が特別に許可されています。福岡のキャナルシティ劇場だけではなく、多くの四季劇場で同じ対応となっているとのことでした。(『アナと雪の女王』東京公演、『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』全国公演は対象外)


舞台のいたるところからジェリクルキャッツが姿を現し、ステージ狭しと歌い踊ります。そのための出入口が、なんと50ヵ所も設けられているそうです。(コロナ禍で演出が変更されている部分があり、現在はこれらの出入り口全てが使用されているわけではありません)


人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強い心と無限の個性、行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツ(劇団四季HP)
『キャッツ』の舞台となるのは都会の古い路地裏。そこに、24匹のジェリクルキャッツが集まり、満月の晩に舞踏会が開かれます。この夜、「天上にのぼる猫」が決定され、その猫は新たな命を得て、理想の自分に生まれ変わることができる......というストーリー。
全てのジェリクルキャッツの尊敬を集める「長老猫オールド・デュトロミー」、「猫の魔術師ミストフェリーズ」、「鉄道猫スキンブルシャンクス」など、奇妙で風変わりな呼び名の個性的で躍動感あふれる猫たちが、生き生きと描き出されています。「メモリー」の透き通った歌声も印象的。世界で驚異的なロングランとなったのがわかる気がしました。(写真は公式HPより)


過去に上演された舞台のポスター。


九州出身の俳優さんから、キャナルシティ劇場や福岡のファンに向けたメッセージが寄せられていました。


ジェリクルキャッツを演じた俳優の皆さんのサイン。


1996年(平成8年)にオープンしたキャナルシティ。こんな運河が施設内を流れています。


暗い過去を背負いながらも再生を願う「娼婦猫グリザベラ」が歌い上げる「メモリー」は、ミュージカル『キャッツ』を体現する曲とも言えます。ところが、原作の詩集『キャッツ』には、グリザベラが登場しないのだそうです。かと言って「娼婦猫グリザベラ」は、ロイド・ウェバーやこのミュージカルに関わった人たちの創作ではありません。
「娼婦猫グリザベラ」は、エリオットが最初の部分だけ書いたものの、子供向けの詩集だった『キャッツ』に収録することなく、未完のまま放置したものなのです。エリオットの死後、未亡人ヴァレリーがその書きかけの詩を見つけ、ミュージカルの根底を流れるテーマをいかにすべきか悩んでいたロイド・ウェバーに手渡しました。この「娼婦猫グリザベラ」の存在によりドラマ性が付加され、初めてロイド・ウェバーが求めるミュージカルとして完成したのだそうです。(公式HPから要約)
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週末は男子ごはん~麻婆豆腐

2022年03月03日 | 男子ごはん
先週末から寒さもひと段落。まさにここ数日で、水ぬるんできた感がありますね。
わが家の玄関にも、この時期恒例のひな飾り。ささやかながら、桃の節句の気分を味わっています。前に飾ったのは、友だちから戴いた日本橋長門ときねやの手づくり雛あられです。


さて、前回からあまり日が経っていませんが、今週の男子ごはんです。
《麻婆豆腐》LEE CREATIVE KITCHEN『豆腐二百珍』
豆腐料理の中でも麻婆豆腐はとりわけ大好きで、これまで自分でも何度か作ったことがあります。麻婆豆腐は、痺れる辛さの黒麻婆(麻辣)と赤唐辛子の辛みの赤麻婆(香辣)があるそうですが、今回参考にした『豆腐二百珍』でも、なんと10種類の麻婆豆腐が紹介されています。その中から「豆鼓入り麻婆豆腐」を選んで、少しアレンジしました。
豚のひき肉、長ねぎのみじん切り、ニンニク・生姜のみじん切り、赤唐辛子を炒め、香りが出てきたら豆板醤・豆鼓・酒・甜麺醤を加えて炒め合わせます。鶏がらスープと醤油を順に加え、豆腐を入れて煮込んだら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油で香りづけ。器に盛って、最後に花椒をたっぷり振りかけたらでき上りです。麻辣系の黒麻婆と香辣系の赤麻婆を合わせたような、スパイシーな麻婆豆腐になりました。


《れんこん団子のあんかけ》牛尾理恵『春・夏・秋・冬 我が家の一年中圧力鍋レシピ』
次は、電気圧力鍋を使ったれんこん団子です。
ボウルに豚のひき肉、れんこん(半分はすりおろし、半分は5㎜幅くらいに切ったもの)、長ねぎと生姜みじん切りを入れて練り合わせ、軽く塩・胡椒。それを丸めて団子状にし、圧力鍋にセットした蒸し器に並べます。圧力鍋の蒸し器、初使用しました (^-^)ゞ


6分ほど加圧したら団子を取り出し、鍋に張ったお湯に、鶏がらスープの素、塩・胡椒、薄口醬油で味つけ。水溶き片栗粉でとろみをつけて、これを団子にかけて完成です。


《肉じゃが》T-fal 内蔵レシピ「肉じゃが」
T-falの内蔵レシピで、肉じゃがに初挑戦です。圧力鍋で牛肉を炒め、じゃがいも、タマネギを加え、だし汁、砂糖、酒、しょうゆ、みりんなどを入れてスイッチオン。5分くらいの加圧ででき上がりました。


《えびとレタスの卵白炒め》松田美智子『たまごの本』
鍋に水と鶏ガラスープの素、生姜のみじん切りを煮立て、下処理したえびを加えてさっと火を通します。オイスターソース、ホワイトペッパーを加え、水溶き片栗粉でとろみをつけたらレタスを投入。最後に、卵白をまわし入れてさっとひと混ぜ。熱をあまり通しすぎないことで、えぴのプリプリ感、レタスのシャキシャキ感を楽しめます。


《鶏と卵のチリソース》日本テレビ版『3分クッキング』
溶き卵を半熟状態まで炒めていったん取り出しておきます。酒・塩・片栗粉を揉みこんだ鶏肉、斜め切りにした長ねぎを炒め、ニンニクのみじん切り・豆板醤・合わせ調味料(水・鶏がらスープの素、ケチャップ、砂糖)で調味。水溶き片栗粉でとろみをつけたら、ごま油を加え、半熟の卵を戻してひと混ぜしてでき上りです。


《卵の塩焼きそば》松田美智子『たまごの本』
溶き卵をごま油で炒めた卵焼き……に見えますが、実はこれ、あんかけ焼きそばなんです。


卵焼きを開くと、ごま油や胡椒の香りがフワッと漂います。


今週は、甥が準備してくれた日本酒をじっくりと味わいました。手取川のあらばしり大吟醸と能登の宗玄濁り酒です。


デザートは、きねやのさくら餅。この時期ならばこその美味しさですね〜♪


こちらは、四国・愛媛の伊予柑。徐々に甘みを増しています。
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