ルイガノ旅日記

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夏の花、百日紅

2022年08月18日 | 北九州
百日紅は、夏を象徴する花のひとつですね。木肌が滑らかでつるつるしていることから、和名は「さるすべり(猿滑)」。開花時期が7月から10月にかけてと長く、100日間も咲き続けるという意味で、漢字では「百日紅」と表記されます。


学研都市の西端、ひびきの南公園に隣接する通りには、街路樹として百日紅が植えられています。わずか300mくらいの短い通りですからあまり目立たないのですが、夏の間たわわに花を咲かせて、通りがかりの人々の目を楽しませてくれます。今年は開花が遅れていたようですが、8月になってようやく、ぽつりぽつりと咲き始めました。


くしゅくしゅっと縮れたような花びらが印象的な百日紅。きれいで可愛らしい花です。
桐花さんのブログ "beauty and harmony" で知ったのですが、英語名は "Crape myrtle" だそうです。『crapeは「クレープ織り」 ひだがある薄いガーゼのような織物 ちりめんのこと』と紹介されていました。"クレープ マートル"……響きもよく、花の特徴をよく表しているように思います。


この通りには、ピンクと紫色の2色のクレープ マートルが咲いています。白や赤の百日紅もあれば……というのは贅沢でしょうか(笑)


最高気温が40℃を越える日が各地で相次ぐなど、今年の夏も厳しい暑さが続きました。気象庁では、最高気温が30℃以上の日を「真夏日」、35℃以上の日を「猛暑日」と呼んでいますが、40℃以上については定まっていません。しかし、これほど40℃を越える日が多くなってくると、暑さへの注意喚起などのためにも分かりやすい呼び方があった方がいいように思えます。
そこでネットで検索してみると、日本気象協会(気象庁ではありません)が、所属気象予報士へのアンケートの結果、「酷暑日」を採用したそうです。ちなみに、夕方以降の最低気温が30℃以上の夜は「超熱帯夜」が選ばれたとか……。今後は、「酷暑日」や「超熱帯夜」という用語を頻繁に耳にするようになるかもしれませんね。
コメント (6)
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