99円ショップで薄切りチーズ8枚入り、内容量130gが99円で売られていたので買った。味は全然オッケーである。
近所のスーパーで、同じ薄切りタイプのチーズを見たら、10枚入り、内容量180gが398円だった。
なんだろう、この違いは。
食パンも99円ショップだと99円(当たり前だが)。コンビニだと190円近い。
さすがに99円の食パンはあまり美味しくないと思って、コンビニで倍近いのを買って食べてみたら、味は全然同じだった。まずい!
多分、今美味しいパンを食べようと思ったらベーカリーでないとだめなのだろうが、それはともかく、この値段の違いはなんなんだろう。
はっきり言って、便乗値上げが結構多いと思うのだが、マスコミは全然調べようともしない。ニュース番組自体が、バラエティー番組同様、下請に丸投げらしいから、報道らしい心構えがそもそもないのだろう。
三笠フーズ問題にしても、役人が数千円の接待(?)を受けていたということで、大喜びで叩きまくっているが、これは、「こっちは三笠に買ってもらう立場なので接待する理由がない」と役人が言っていることのほうが正しいだろう。大谷某が、「検査をゆるくしてもらうために接待した可能性がある」とか言っていたが、数千円で? 三笠の社長は商社出身だぞ。接待のプロだぞ。
この問題をつっつくなら、数千円の食事代を払わせて全然なんとも思わない、「本来なら、こちらが払うべきなんだが、あっちが払うから、ごちになった」とシレと言ってのける、役人の根性のほうが問題だろう。
結局、卑しいといえば卑しいのだろうが、要するに自分のほうが偉いと思っているので、食事代を払わせて当然と思っているのだ。額の問題じゃない。相手が払うのが当然と思っているのだ、役人というのは、
というのは、もうだいぶ前、旧月光が廃刊になるちょっと前だが、その役人の卵――東大の大学院生二人と、原稿依頼のため会ったことがある。場所は渋谷の喫茶店で、二人はどこかの雑誌に書いた「都市論」のコピーをもってきたが、おフランスのポストモダン評論の影響を露骨に受けた文章で、全然何を言っているのかわからない。何を言っているかわからないなりに魅力を感じたかというと、それもない。こっちの能力不足かも知れないが、いずれにせよ原稿依頼は無理だなと思ったが、「後でちゃんと読ませていただきたい」とだけ答えて、それをポケットにしまい、外に出た。
すると二人は、これからすぐ近くの中華料理屋に昼食を食べに行くところだが、一緒に来ないかという。こっちもお腹が空いていたので、じゃあ、ということで、二人の後についていった。
二人は桜ヶ丘の丘の上にある、中国家庭料理と看板に書かれた、代官山に近いこともあって、ちょっとお洒落なカフェ風でもある、そのお店に入った。
さて、食事が終り、代金を払おうとレジに向かうと、二人は私より早く席をたち、そのレジの前でポケットに手を突っ込んだまま、こちらに目配せしている。「金を払え」というサインだ。
びっくりした。打合せに入った喫茶店のコーヒー代はこちらが払った。払うべきものはそれで終り。なんでその後の食事代まで払わなければならないのか。そもそもそっちが誘ったんじゃないか。
そう思ったが、二人はそっくり反ったまま、払う素振りも見せないので、しょうがないので払った。二人分で3000円くらいだったと思う。
その後、二人にはまったく連絡はとらなかった。たぶん、あっちとしては、「仕事を頼んでおきながら、何も言ってこないとはなんて無礼なやつだ、マイナー雑誌のくせに」とか思っているだろうが、こっちとしては、もし「月光の件、どうなりました? 書きますか? 書かないでいいのですか?」とか言ってきたら、「あれは没です。没代金として、コーヒー代と中華料理屋の昼食代しめて4000円をお支払いしました。そういうことでよろしく~」と答えるつもりだったが、何も言ってはこなかった。
というわけで、「買ってもらっているのだから、本来ならこっちが三笠さんに食事代を払わなければならないのだが、向こうが払うっていうから、ゴチになった」という役人の言葉を聞いたとき、20年近く昔の、「東大大学院生に昼飯をおごらされてはらわた煮えくり返った事件」を思い出したのだった。
近所のスーパーで、同じ薄切りタイプのチーズを見たら、10枚入り、内容量180gが398円だった。
なんだろう、この違いは。
食パンも99円ショップだと99円(当たり前だが)。コンビニだと190円近い。
さすがに99円の食パンはあまり美味しくないと思って、コンビニで倍近いのを買って食べてみたら、味は全然同じだった。まずい!
多分、今美味しいパンを食べようと思ったらベーカリーでないとだめなのだろうが、それはともかく、この値段の違いはなんなんだろう。
はっきり言って、便乗値上げが結構多いと思うのだが、マスコミは全然調べようともしない。ニュース番組自体が、バラエティー番組同様、下請に丸投げらしいから、報道らしい心構えがそもそもないのだろう。
三笠フーズ問題にしても、役人が数千円の接待(?)を受けていたということで、大喜びで叩きまくっているが、これは、「こっちは三笠に買ってもらう立場なので接待する理由がない」と役人が言っていることのほうが正しいだろう。大谷某が、「検査をゆるくしてもらうために接待した可能性がある」とか言っていたが、数千円で? 三笠の社長は商社出身だぞ。接待のプロだぞ。
この問題をつっつくなら、数千円の食事代を払わせて全然なんとも思わない、「本来なら、こちらが払うべきなんだが、あっちが払うから、ごちになった」とシレと言ってのける、役人の根性のほうが問題だろう。
結局、卑しいといえば卑しいのだろうが、要するに自分のほうが偉いと思っているので、食事代を払わせて当然と思っているのだ。額の問題じゃない。相手が払うのが当然と思っているのだ、役人というのは、
というのは、もうだいぶ前、旧月光が廃刊になるちょっと前だが、その役人の卵――東大の大学院生二人と、原稿依頼のため会ったことがある。場所は渋谷の喫茶店で、二人はどこかの雑誌に書いた「都市論」のコピーをもってきたが、おフランスのポストモダン評論の影響を露骨に受けた文章で、全然何を言っているのかわからない。何を言っているかわからないなりに魅力を感じたかというと、それもない。こっちの能力不足かも知れないが、いずれにせよ原稿依頼は無理だなと思ったが、「後でちゃんと読ませていただきたい」とだけ答えて、それをポケットにしまい、外に出た。
すると二人は、これからすぐ近くの中華料理屋に昼食を食べに行くところだが、一緒に来ないかという。こっちもお腹が空いていたので、じゃあ、ということで、二人の後についていった。
二人は桜ヶ丘の丘の上にある、中国家庭料理と看板に書かれた、代官山に近いこともあって、ちょっとお洒落なカフェ風でもある、そのお店に入った。
さて、食事が終り、代金を払おうとレジに向かうと、二人は私より早く席をたち、そのレジの前でポケットに手を突っ込んだまま、こちらに目配せしている。「金を払え」というサインだ。
びっくりした。打合せに入った喫茶店のコーヒー代はこちらが払った。払うべきものはそれで終り。なんでその後の食事代まで払わなければならないのか。そもそもそっちが誘ったんじゃないか。
そう思ったが、二人はそっくり反ったまま、払う素振りも見せないので、しょうがないので払った。二人分で3000円くらいだったと思う。
その後、二人にはまったく連絡はとらなかった。たぶん、あっちとしては、「仕事を頼んでおきながら、何も言ってこないとはなんて無礼なやつだ、マイナー雑誌のくせに」とか思っているだろうが、こっちとしては、もし「月光の件、どうなりました? 書きますか? 書かないでいいのですか?」とか言ってきたら、「あれは没です。没代金として、コーヒー代と中華料理屋の昼食代しめて4000円をお支払いしました。そういうことでよろしく~」と答えるつもりだったが、何も言ってはこなかった。
というわけで、「買ってもらっているのだから、本来ならこっちが三笠さんに食事代を払わなければならないのだが、向こうが払うっていうから、ゴチになった」という役人の言葉を聞いたとき、20年近く昔の、「東大大学院生に昼飯をおごらされてはらわた煮えくり返った事件」を思い出したのだった。
「どついたるねん」が赤井自伝とは知らなかった。私は見てないので。
ちょっと痺れてます。
……世間の時事ネタは疲れぎみ
ところで坂本、赤井コンビ絶好調は
赤井自伝『どついたるねん』
赤井別物『トカレフ』の事は先回コメントしました。
という程思い入れないですが。
酔っている時でないとコメントできない
小心者の私…
さて南様って小物か大物か???…が魅力