パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

イチャモン2 スポーツ中継編

2013-01-21 00:40:07 | Weblog
 町を歩いていたら、後ろから数人のおばさんが話をしながら歩いている、その話し声が聞こえてきた。」

 「サントリーと東芝で、最後にサントリーが逆転したのよ」とか「帝京がどうした」とかなんとか。

 ラグビーの話だ。

 ここのところ、ラグビーがけっこう面白いとは書いたことだが、ラグビーなんかに縁のなさそうなおばさんたちが……。

 卓球の全日本も面白かったし、ボクシングの内山の強さには仰天したし、オーストラリアオープンのテニス、錦織も強い。

 今、スペインの世界ナンバ-5、フェレーとやっている。

 結果はフェレーの勝利だったが、プレイの魅力は明らかに錦織の方が上で、観客の態度がそれを示している。

 四大大会で優勝するのも……まあ、これは「運」もあるので、なんとも言えないが、観客を沸かせるプレイをするという意味ではトップに伍していることはまちがいない。

 テニスで、日本選手が(というかアジア選手が)ここまでやるなんて本当に信じ難いことなのだが、日本のマスコミは「信じ難い」と思う感性を失っているとしか言えない。

 ラグビーの話をしながら歩いていたおばちゃん三人組にすっかり後れを取っているのだ。

 ……じゃあ、スポーツチャンネルと契約すればいいと言われるかもしれないが、私はスポーツ専門チャンネルで見たいとは思わない。

 一般テレビで一般大衆と一緒に楽しみたいのであって、マニアックなファンにはなりたくないのだ。

 まあ、これまで何度も言っていることだが。

 しかし、やってると言えば、絆で結ぶ「駅伝」とか、そんなのばかり。

 高校サッカーの決勝も、実況アナウンスは、監督の賞賛、応援団の賞賛ばかり。

 優勝監督は、いかにも「体罰指導」を日常的にやってそうな監督なのに。

 何故そう思うのか。

 この監督は、準決勝だったと思うが、フリーキックで、ゴールキーパーの視界を遮るように選手を座らせて並ばせるという、汚い手をやらせていた。

なんで「汚い」と思ったのかというと、ゴールキーパーは、前に並んでいる選手の「脚の間」からキッカー、およびボールを見て判断しているのだそうで、それをさせないように、敵チームの選手の脚の前に座rせたのだ。

 フリーキック自体は素晴らしいもので、決めた選手は小原とか言ったが、相当才能があると思ったが、「勝ち負け」にだけこだわった非常に後味の悪い光景で、以来、この高校、名前を言うと、宮崎の鵬翔という高校だが、「負けろ!」と思ってみていたら、残念、ペナルティーキック戦で優勝してしまった。
 
 またイチャモンに終始してしまった。