ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

保健所に送られたキャバリアについて

2010年04月26日 | お知らせ
警察から保健所に送られてしまったキャバリアちゃんですが、
数日後に飼い主が迎えに来られたそうです。
このわんちゃんは警察に2週間程保管されていたのに
警察、保健所の方にも飼い主さんからのお問い合わせも
無く、わんちゃんは不安な日々を送っていたと思います。
飼い主さんは、探し方を知らなかったのか、
探していなかったのか分かりませんが、
迷子札さえ付けていれば、と感じることが多々あります。
飼い主の連絡先さえ分かればいいという、簡単なことです。

行方不明になる要因は色々あると思います。
ちょっとした油断も原因の一つになります。
予期しないことも起こります。

それは、迷子札を装着する心がけ次第と考えています。
ドッグサルベーションは兼ねてから「迷子札を付けましょう」と
推進しております。


ふくちゃん家族決定のお知らせと・・・

2010年04月20日 | Weblog

ふくちゃんは2008年8月に保健所に送られる前に警察から引き出し、
一時シェルターで過しましたが、その後一時預かり先のご家庭にて
フォームステイに入り、最期は正式な家族として迎えられておりました。
3月末に預かり様よりふくちゃんを家族として迎えたいと申し出て下さったのです。
保護直後に判明した病は
握りコブシほどの会陰ヘルニアがお尻から飛び出し、
フィラリア強、心臓機能の低下など、健康状態は思わしくありませんでした。
そんな超リスク持ちのふくちゃんだっただけに、
幸せのご縁はほぼ絶望的でした。
保護直後の、ヘルニアの手術も無事乗り越え、ラッキーにも
ふくちゃんはとても運の強い子だったと思います。
預かり様もとても優しい方で、ふくちゃんの病気と真剣に向き合って
下さっていました。
預かり様とはふくちゃんの事でたくさんのお話を交わしました。

でも、もうふくちゃんはいません。
ふくちゃんは天国へ旅立ちました。
最後に家の子として看取られて逝きました。

ふくちゃん母より頂いたメールには、

「4月15日木曜日、午前10時45分。
ふくちゃんは逝ってしまいました。
最初に心不全で倒れてから約一ヶ月の闘病生活でした。
大好きな散歩もドクターストップ、食も受け付けず。。。
特に最期の数日はとても苦しみました。
 
本当に本当に可愛い子でした。
大好きでした。
帰って来て欲しくてたまりません。」

最後にふくちゃんを家族にして頂き
ありがとうございました。

ふくちゃんの笑顔がそういっているようです。


保健所に

2010年04月15日 | Weblog
先日保健所に行きました。
今回は助けてあげることが出来ませんでした。
こんなこと初めてです。
でも、私達は既に限界も超えて頑張っています。
一体何処の何方が捨てたのか?
もっと法規制が厳しくならないと、何も変わりません。


キャバリア、年齢5歳くらい。
藤井寺保健所です。
最後まで大切に飼える方、飼い主になって上げて下さい。


ブログの更新の遅れにお詫び

2010年04月11日 | Weblog

スタッフのハードスケジュールの為、ブログやご報告事項が遅れがちに
なっておりますことを、お詫びいたします。
応援して下さっている皆様には大変申し訳なく思っております。

昨日は、支援する会の会長ご夫妻にヘルプに来て頂き、
動物病院やら、わんのトリミングやらに走って頂きました。
又、収納庫整理整頓や新聞紙の整理などたくさんの雑用をこなして頂き
本当に助かりました。


トリミング後カットですきり綺麗になったごくうちゃん。
引き取った時から、皮膚の状態が悪く、毛もボサボサでしたが
今回で2度目のトリミングになります。
もっと、回数を増やし定期的なシャンプーが必要だと思いますが
なかなか時間が取れません。
プロにやってもらえばとても可愛くなります。
まだまだいます。トリミングカットして上げたいわん達が、
そろそろ気温も高くなり始めて体感温度が熱くなっているようです。



保護飼育費には何かと費用が必要になっています。

なるみの血液検査の為に、DSVの提携病院までなるみを連れて行ってもらい
ました。結果血液検査においては、正常値でした。
やはり、ストレスなんですね。
それと、なるみのことを何犬かのmixだと思っていて、これだと言い切れず
釈然としなかったのですが、会長がドーベルマンのような、・・・と表現してくれて、あ、そうだ、ドーベルマンに似ているとやっとピンときました。
ドーベルマンmixだとぴったりきます。

なるみの現在の体重は13kgです。
まだまだ、痩せていますが、ドッグランホテルで自由に遊ばせてもらい
食欲もあり、元気です。
なるみに家族が見つかるまでどうか応援して頂けないでしょうか?
なるみ基金にご支援を宜しくお願い致します。

先日のなるみの様子は支援する会のブログをご覧下さい。


太郎君幸せの赤い糸のご報告

2010年04月11日 | 譲渡犬里親決定のお知らせ

太郎君は3月末にシェルターを卒業し、新しい家族と共に
幸せに暮しています。
太郎を保護して4年以上の月日が経過しながらも、太郎にはご縁がないまま
長期の保護となっておりました。
しかしながら、赤い糸のご縁はいつ訪れるのか予測もできませんし
誰も分かりません。
ただ、いい子は諦めないで待つことができれば、「待っていて良かったね。」
と心から思える日が訪れると確信し、私達はお世話をしております。

太郎の里親様は、太郎を迎える数日前にお見合いに来られ
太郎を迎えることを決めて下さいました。
お届けの前日、シャンプーを済ませシェルターでの汚れを落とし
シャンプーの香るいい男になり、里親の待つご自宅へ・・・
太郎をご希望下さった理由を伺った時、動画が実を結んだ瞬間に感動を
覚えました。
里親募集の動画を見られ、亡くなられた愛犬によく似ていることで、
目に止まったそうです。太郎を家族に迎えて下さった里親様に感謝の
気持ちで一杯です。太郎も分かっていたようで、愛想をふりまくり
気に入って貰えるように、ひたすらけなげな態度でした。
犬と接する日々の中で、犬には直感力が働くと思える事が多々あります。
こんな笑顔シェルターでは見せてくれなかった。
シェルターは待つところだから、待つ日々は忍耐ですから、、、

 

オリジナル迷子札を付けて養子入りしました。

 

 

笑顔が満開な太郎、4年間家族を待ちわびていた太郎、
この笑顔が末永く、続きます様に、
末永く幸せに、太郎を宜しくお願いします。