ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

まりちゃん病院へ

2011年02月28日 | Weblog

今日まりちゃんは病院へ行きました。
昨日書きました通り、やはり結果は腹水でした。
日に日に腹水により、お腹は膨らみ始めています。
保護直後の検査で既に心臓が肥大しており
今回の検査でも、心臓の肥大との診断結果でした。
前回の検査では陽性だったフィラリアについては、
今回のフィラリア検査では-になっていました。
ただ、抗体検査(抗原)で陰性の診断でも、
フィラリアが1,2匹程度ならば抗体検査にかからない場合があります。(検査では-になる場合もあります)
数ヶ月前まで持っていたフィラリアが死骸となって動脈に詰まり
心臓に大きなダメージを与える可能性もあります。
今回の検査ではバべシアの再発はありませんでした。
肝機能も正常値でした。
本日の検査は、レントゲン、血液検査、フィラリア抗体検査、等。
今後の治療法については、対処療法しかありません、
毎日の心臓のお薬と利尿剤、腹水でお腹が大きくなったら、腹水を抜くしかありません。
しかし、まりちゃんの体調はここ数日で急激に悪化しています。

それと、まりちゃんはとても人懐こくていい子なんですが、
性格的にストレスを受けやすい感受性があります。
そんな性格にも関わらず、あの酷い環境に置かれて相当なストレスを受け、過酷な環境を耐え抜いて来た
ことを思うと、本当に不憫でなりません。
そしてシェルターもまりちゃんにとっては×なのです。
もし、まりちゃんを最後までお預かり下さる方がいらっしゃいましたらと思います。
定期的にこちらの病院まで通院出来る方で、
ストレスを受けやすい性格だけに、騒がしいシェルターよりも静かなお家の方が最良だと思います。
そして今後腹水を定期的に抜き続けても、最長1年程度が限界だと思います。

病気の子には必要なお薬や医療費も高額になってしまいますが、
コマ君やまりちゃんへのご支援を宜しくお願い致します。

 


まりちゃんの健康状態不良

2011年02月26日 | Weblog

これまで、食欲も旺盛で少しずつ体重も増えつつありそうなくらいでした。
ところが、ここ最近元気がなくフードも食べたり残したり、まったく口を付けない時も目だって来て
気になり、心配です。
昨年12月5日退院後、シェルターに向かう道中にて明るい表情でうれしそうでした。

最近元気のないまりちゃん。なんだか辛そうな表情をしています。

そして、お腹のへんが膨らんでいる気配があります。
もしかして、腹水?かも知れません。
まりちゃんは、徳島多頭飼育で劣悪、虐待飼育と言っても過言ではないような環境で飼われていました。

保護が数日遅ければ現地で野垂れ死にしてしまうほど、ガリガリに痩せ細り、
まりのいた周辺は下痢でした。
このままでは、何日も持たない危険な状態でレスキューして、病院へ入院しました。
極度の貧血状態、バべシア陽性の治療、フィラリア+、心臓肥大、
そんな、深刻な健康状態でも、2ヶ月間の入院治療で少しずつ快復に向かい、シェルターに入りました。
望むところ、まりちゃんの行き先はシェルターではなく、
家族のいるお家の中が最良だったに違いありません。
週明けにでも、病院に行きます。
又、ご報告します。

 


コマ君の経過報告

2011年02月26日 | Weblog

今週の火曜日で手術から2週間経過したので、抜糸の為に病院に行ったコマちゃんでしたが、
診察で抜糸はあと一週間先延ばしになりました。
再度明日抜糸に行きます。
Eカラーにも大分慣れてきたかのようですが、コマちゃんはなかなか偉い!
そして現在もこれまでと至って変わらず、食欲もあり元気なコマです。

 
それと、既に免疫療法も開始しております。
これが又結構費用も嵩みますが、免疫療法で直りにくい病気を克服した話や、寿命年齢相当まで
延命した例も聞いていますので、けして悲観的に考えずに、対処してあげたいです。

コマがおかされている病気は悪性だけに、抗癌剤で強い副作用に苦しむ治療への選択は、
シェルターにおいて、24時間の完全看護への対応が不可能な為、
抗がん剤治療への選択は排除しました。
コマの家族募集については、
全ての事情を知った上で、コマ君を家族として受け入れて下さるご縁があれば
あと、数年でも一年でも長く寿命年齢まで生きれる望みを捨てずにいたいと思います。
なので、コマ君の家族募集は継続中です。


コマ君の病理検査結果

2011年02月17日 | Weblog

コマ君の病理検査の結果が出ました。
結果は最悪でした。
アポクリン腺癌(参照 ② )悪性癌です。
手術の際に腫瘍は切除しましたが、リンパ節、肺への転移が早く、
再発の可能性も高く、科学療法で完治は難しいとのことでした。

 


前の飼い主の時からいつも一緒で、手離される時も一緒だった仲良しの2頭ハニーちゃんと

 

犬舎でのコマはハウスの屋根で寛ぐのが好きで、ここにベットを置いてみると
そのベットの中に、すっぽりと入って寛ぐ姿が、いつもの光景です。
下の画像は手術前の1月に撮影した画像です。
この時はまだ、尻尾の下に隠れた腫瘍を確認できませんでした。
 

いつもと変わらず元気なコマ君でした。

異変に気付いた当日すぐに病院へ そして2日後に手術となりました。
 

この癌は大変な悪性の為抗がん剤などの、副作用の苦しみを伴わない方法で考えています。
現在免疫療法を検討しています。
苦痛が無く癌の進行を遅らせる効果くらいしか、期待できないかも知れませんが、
アガリクスやメシマコブをフードと一緒に与えて見ようかと思います。
これからコマにして上げれること、シェルターでは限られてしまいますが
出来ることからせー一杯・・・それしか今は(続く・・・)

一旦ご報告をさせて頂きます。


柴犬suguruの変化

2011年02月16日 | Weblog

一年前保護する前、某署にいたsuguru
痩せていて、表情はいかにも寂しそうで、悲しげな感じでした。
あまり、若くないのかな?そんな印象がありました。

ところが保護して、日々の経過と共に元気で走る姿は、まだまだ若く、
はつらつとした姿、動きも機敏でとても高齢には見えませんでしたので
suguruは若いと思いました。
とってもいい子なのに保護して一年、まだ家族が見つかりません。
賢くて、フレンドリーとても飼いやすいsuguru君です。
現在の画像ですが、体系的に少々丸くなりましたが、筋肉も付いて引き締まっています。
保護前と、現在と同犬とは思えないくらい若返っており変わりました。
suguruの飼育費にも資金的に厳しいですが、ご縁待ちです。

大切にして下さるsuguru君の家族募集中

室内フリー飼育を希望しております。
宜しくお願いします。