ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

ボニー

2007年03月31日 | Weblog
里親募集中の
Mダックスフンドのボニーを保護して10ヵ月以上が経ちます。
未だにご縁がありません。


ボニーは3kgくらいの小さな身体のダックスちゃんです。
本当の年齢はわかりませんが4,5歳くらいと思われます。
彼は既にフィラリアに感染しておりました。
とても小さな身体に小さな心臓です。
フィラリアは通常のフィラリア予防のお薬で完治できます。
私がこれまで里親に出したわん達の大半がフィラリアに感染しておりましたが
殆どのわん達が完治したり、5年以上経った現在でも
元気に暮らしております。
里親様からはフィラリアが完治しましたとの嬉しいご報告も
数多く頂戴しております。

ボニーは前の飼い主からたくさん怒られていたと思われます。
何故かといいますと、ボニーは叱られている事がすぐわかります。
いけない!を教えるとひっくり返りごろんとなってお腹を見せます。

ボニーは寂しがりやさんなので先住犬がいた方が
いいのではないかと思います。
先住犬から学習できることがプラスになればいいのにと思うからです。

現在ボニーの預かりさんが旅行中につき、
本日より4日間ドッグホテルにお預けしております。
ホテル代はDSVで負担しました。(一泊3千円)

保護している犬達には色んなことで出費が重なっております。

一日も早くボニーの本当のおうちを見つけて上げたいと思います。
ボニーの全てを理解して頂き
大きな気持ちで受け入れて下さる方どうぞ宜しくお願い致します。



ラッシーのこと

2007年03月30日 | Weblog
里親募集中のラッシー
くるみと同じ鹿児島多頭飼育出身です。
ラッシーは物静かで殆どと言うほど吠えません。
大きな瞳でバッチリアイコンタクトしてきます。

実は先日までラッシーはDSVのホストファミリー宅にて
お預かり頂いておりました。
DSVの犬舎のお部屋とほぼ変わらないくらい、広いスペースの
サークルに入っておりました。
サークルの高さ1メートル、隙間は20cmほど
その20cm幅のサークルの隙間をこじ開け脱走をしたのです。
預かり宅では慌てて探しに・・約2時間後ラッシーを発見
ラッシーは2時間の冒険と散歩を満喫したのか
そうとうお疲れだったようで、預かりファミリーに御用となりました。
ラッシーにとって2時間の開放された冒険は
生まれて初めてだったのか、御用のあとはとても満足したようで
爆眠だったようです。

でも、見つかって良かった。というのが正直な感想です。
ラッシーはどうやら脱走くせがあります。
ホストファミリーさんも過去の経緯を知っているので
できれば繋ぎたくないという考えから、サークル内で自由にさせて
もらっていました。

一度脱走の手口を覚えてしまった以上、とても心配です。
DSVのシェルターに移動させるしかありませんでした。
ホストファミリー宅には別の犬と交代してもらうことになりました。

DSVの犬舎のお部屋は高さ1メートル80cm、低いところでも
1メートル50cmはあります。
脱走できる隙間はありませんので、ラッシーは里親が決まるまで
ここで仮宿してもらうことになりました。

吠えることも無くとても物静かなラッシー君
すぐにでも里親さんと暮らせるわんちゃんです。

ラッシーが脱走しない為には繋留も一つの方法かも知れません。




くるみちゃん

2007年03月30日 | Weblog
里親募集中の

くるみちゃんについてのおもしろエピソードです。
くるみちゃんはシェルターで一頭でお部屋に入っていました。
そこで、フードをいつも食べ残したり、時には殆ど口をつけず
フード食器ごとひっくり返し、ばら撒いたり
フードが気に入らないのかな?兎に角気が向いたら食べる有様でした。
本当に食が細いと言うかガツガツ食べないのです。
スタッフも不思議に思っていました。

ところが先日里親募集中のくろちびをルームメイトにと試みました。
どうやら相性はバッチリでした。


すぐさまじゃれ合い、打ち解けて行く様子でした。

そして、其の日の夕方のお食事タイム、くるみは食欲旺盛犬に豹変しました。

いつもだらだら残して気ままに食べていたのに
くろちびに負けてられないわ!と言わんばかりにあっという間に
平らげてしまったのです。

その光景を目の辺りにしたスタッフは大笑いでした。

くるみちゃん 面白過ぎる。
先住犬がいても相性さえ良ければきっと仲良くできるわんちゃんです。



サキさんにも幸せの赤い糸を

2007年03月30日 | 譲渡犬里親募集
サキさんを引き出したのは昨年の11月30日でした。
その日から病院へ入院し手術もしました。
麻酔に耐えれて、手術も無事成功そして日々回復して行く姿がありました。
胃腸も弱っており食べたものを吐き出すと言うことも繰り返したりで
本当に長くはないのではと、感じ取れるくらいでした。
サキさんの預かり先での様子を写真集でまとめてくれました。

サキさん保護の経緯関連記事其の①  其の②
其の③サキさんがここまで元気になったという事実から
以前飼われていた飼い主に、いかに劣悪な状況で飼われていたのか
想像がつきます。
きっと繋がれぱなしでお散歩も無く、餌もまともに与えられなかった。
のではないでしょうか。
溝にはまって横たわっていたと聞いていますので、
サキさんは自分で溝にはまったのでしょうか?
それとも、捨てた飼い主が自ら溝にはめたのでしょうか?
身動きが取れないように捨てて行ったのでしょうか?

でも、何よりここまで元気になり、お散歩も好きだし
歩くしぐさも保護した当初では想像もつかないくらいです。
確かに若くはないかも知れませんが、
ここで明らかに分かったことは、飼われていた環境が悪過ぎたのです。

いくら年齢不詳でも益々元気になっておりますので、まだまだ大丈夫と思います。
サキさんの里親募集中です。





仔犬譲渡先募集

2007年03月29日 | 譲渡犬里親募集
生後3ヵ月 男の子

とある山に住み付いている野犬の産んだ仔犬です。

トイレシートでのおトイレも覚えました。
とても頭のいい、お利口な子です。





一緒にいる成犬の2頭も母犬は一緒です。
この子達の母犬の保護を試みていますが、人間の側には寄って来ません。
毎年仔犬を産んでるのですが、父犬は近隣に住む去勢をしていない飼い犬だと
思われます。どこの犬なのかは不明です。
飼い主の中には男の子は去勢しなくてもいいのではと、
お考えの方も未だ少なくありませんが、去勢をしていない飼い犬が
不幸な犬を生み出している原因の一つにもなります。



この子も心ある人間に取り上げられなければ、カラスに食べられてしまうか
母犬と同じように野犬となっていたでしょう。
無邪気に遊ぶ仔犬ちゃん、幸せになって欲しいです。