ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

ラッシーのこと

2007年03月30日 | Weblog
里親募集中のラッシー
くるみと同じ鹿児島多頭飼育出身です。
ラッシーは物静かで殆どと言うほど吠えません。
大きな瞳でバッチリアイコンタクトしてきます。

実は先日までラッシーはDSVのホストファミリー宅にて
お預かり頂いておりました。
DSVの犬舎のお部屋とほぼ変わらないくらい、広いスペースの
サークルに入っておりました。
サークルの高さ1メートル、隙間は20cmほど
その20cm幅のサークルの隙間をこじ開け脱走をしたのです。
預かり宅では慌てて探しに・・約2時間後ラッシーを発見
ラッシーは2時間の冒険と散歩を満喫したのか
そうとうお疲れだったようで、預かりファミリーに御用となりました。
ラッシーにとって2時間の開放された冒険は
生まれて初めてだったのか、御用のあとはとても満足したようで
爆眠だったようです。

でも、見つかって良かった。というのが正直な感想です。
ラッシーはどうやら脱走くせがあります。
ホストファミリーさんも過去の経緯を知っているので
できれば繋ぎたくないという考えから、サークル内で自由にさせて
もらっていました。

一度脱走の手口を覚えてしまった以上、とても心配です。
DSVのシェルターに移動させるしかありませんでした。
ホストファミリー宅には別の犬と交代してもらうことになりました。

DSVの犬舎のお部屋は高さ1メートル80cm、低いところでも
1メートル50cmはあります。
脱走できる隙間はありませんので、ラッシーは里親が決まるまで
ここで仮宿してもらうことになりました。

吠えることも無くとても物静かなラッシー君
すぐにでも里親さんと暮らせるわんちゃんです。

ラッシーが脱走しない為には繋留も一つの方法かも知れません。




くるみちゃん

2007年03月30日 | Weblog
里親募集中の

くるみちゃんについてのおもしろエピソードです。
くるみちゃんはシェルターで一頭でお部屋に入っていました。
そこで、フードをいつも食べ残したり、時には殆ど口をつけず
フード食器ごとひっくり返し、ばら撒いたり
フードが気に入らないのかな?兎に角気が向いたら食べる有様でした。
本当に食が細いと言うかガツガツ食べないのです。
スタッフも不思議に思っていました。

ところが先日里親募集中のくろちびをルームメイトにと試みました。
どうやら相性はバッチリでした。


すぐさまじゃれ合い、打ち解けて行く様子でした。

そして、其の日の夕方のお食事タイム、くるみは食欲旺盛犬に豹変しました。

いつもだらだら残して気ままに食べていたのに
くろちびに負けてられないわ!と言わんばかりにあっという間に
平らげてしまったのです。

その光景を目の辺りにしたスタッフは大笑いでした。

くるみちゃん 面白過ぎる。
先住犬がいても相性さえ良ければきっと仲良くできるわんちゃんです。



サキさんにも幸せの赤い糸を

2007年03月30日 | 譲渡犬里親募集
サキさんを引き出したのは昨年の11月30日でした。
その日から病院へ入院し手術もしました。
麻酔に耐えれて、手術も無事成功そして日々回復して行く姿がありました。
胃腸も弱っており食べたものを吐き出すと言うことも繰り返したりで
本当に長くはないのではと、感じ取れるくらいでした。
サキさんの預かり先での様子を写真集でまとめてくれました。

サキさん保護の経緯関連記事其の①  其の②
其の③サキさんがここまで元気になったという事実から
以前飼われていた飼い主に、いかに劣悪な状況で飼われていたのか
想像がつきます。
きっと繋がれぱなしでお散歩も無く、餌もまともに与えられなかった。
のではないでしょうか。
溝にはまって横たわっていたと聞いていますので、
サキさんは自分で溝にはまったのでしょうか?
それとも、捨てた飼い主が自ら溝にはめたのでしょうか?
身動きが取れないように捨てて行ったのでしょうか?

でも、何よりここまで元気になり、お散歩も好きだし
歩くしぐさも保護した当初では想像もつかないくらいです。
確かに若くはないかも知れませんが、
ここで明らかに分かったことは、飼われていた環境が悪過ぎたのです。

いくら年齢不詳でも益々元気になっておりますので、まだまだ大丈夫と思います。
サキさんの里親募集中です。