Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak11. 整理の基本

2016年03月28日 | Kyoto city
 最低気温0°、相変わらず寒の戻りの京都である。例年だと、この時期は秋に開催される建築学会大会への投稿論文のお手伝いをしている頃である。それはおもに学内規定で義務化されているので、いわば院生達の実績づくりを大いにサポートし、時には執筆までしてしまうというサービス振りである。今年は、その煩雑な作業がない分心静かだ。
 ここまで書いていたらソフトの立ち上げすぎで自宅のiMacがフリーズしてしまった。今のMacにしては珍しいが、最近しばしば起きる現象である。ディスクの空きがあと80GB、メモリーも4GBと今ではいささか低いあたりが原因だろうか。なんといっても画像ソフトが最も多くの容量を占めている。以前だったら1年毎に画像データを外部HDに移していたのだが、いまはずぼらを決め込んでそのままだ。今年は移さざるを得ないし、少しiMacの整理が必要だ。
 整理が必要なのは自宅のiMacだけではなく、大学のMacProに2台のノートに、それに幾つかのHDもいるだろうし、なんとロッカーにMOディスクが大量にある。いまでは読めないものもあるが、古いMacを持参してPDF位に落としておこうと考えた。
 論文なんかいつでもすぐに読むことが出来る紙ベースで保存しておいて良かった。かさばるが紙ベース保存というのもあるのかなと思った。そういいつ、先日5cmのA3ファィル50冊の資料をすべてデジタルデータ化してしまった。
 つまり紙ベースで保存する場合とデジタルデータ化する場合のより分けの論拠が重要なのだ。紙&データベースで保存する場合は自分で執筆した論文や制作である。
 他方ですべてデジタル化するのは、古くなりすぎた仕事や研究用にストックしておいたプロジェクトの報告書、それに撮影したスライド画像は創作とは言えないからこれもデジタル・デュープ化といった具合に。つまり自分で執筆&デザインしていないものはすててしまってもよいが、一応ポータブルHDやDVDに保存してある。
 つまり自分の創作には厚く、他人の創作や画像には冷たいというのが整理の基本である。
 さて京都六角堂の桜も咲き出した。ようやく長く寒い冬が終わったようだ。

京都市六角堂
NikonDf,Nikkor-SAuto35mm/F2.8
ISO400,露出補正-1/3,f8,1/125
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